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建築士や設計事務所に設計を依頼し、工務店での施工の監理をお願いするという話しをよく耳にします。

「設計士の方に設計を依頼し、そのつながりでの工務店・・・」などという話しもよく聞くのですがひとつ不安に感じることがあります。

例えば同じ市内の業者や、つながりの工務店などという場合に顔なじみであることや、普段から付き合いのある関係であることから馴れ合いになったりしないものなのでしょうか?

そもそも市内などになったら狭い業界内でのことでしょうし、ましてや設計士の方の紹介の工務店などとなったら、それこそ「同じ穴のむじな」なんてことになってても全然不思議ではないような気がするのですが・・・

A 回答 (7件)

建設会社 営業やってます。


癒着という言葉が、どの範囲かというのが疑問ですが、
設計事務所が、業者を推薦するのは、基本的な考えとしては、

『自分が使い易い』

という事かと思います。

これにも、いろいろあるかと思いますが、
 
 ・自分が線を引いたモノをしっかり形にしてくれる。
 ・対応がしっかりしている。
 ・自分のイメージを形にでき、お客さんの予算に合わせられる。
 ・お金の調達(キックバック)ができる。等々

癒着とはっきり言えるのは、最後のお金の融通ですかねぇ。
つまり請負金に乗せて、設計料をカバーできなかった分を施工者からキックバックさせる
というパターンが多いかと思います。

設計者と施工者は、独立した立場ではありますが、数ヶ月にわたり、ひとつのモノ
を造るチームみないなものなので、自然と仲間意識的なものは芽生るものです。
その中で、増額の交渉において、施工者からいうよりも、設計者から説明して
貰った方が、承認されやすいので、お願いしたりということはあります。
これが、癒着かというと、どうなのでしょうか?
法外な金額を請求するわけではなく、正当な金額であれば、問題ないかと思うのですが。
施工者と設計者とが、近づくということは、一概に偽造や、手抜きや不利益なことを
生み出すとも言いきれないのではないかと思います。

つまり、
イイ場合もあるし、ワルイ場合もあるということです。

なんか、回答になってなくてスミマセン。
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この回答へのお礼

業界内部の方の意見なので大変参考になります

廉価でシンプルな家を建築したいので、やはり建築家を依頼し費用をかけるよりも、第三者機関の監理を依頼しようという考えに落ち着いてきました。

回答ありがとうございました

お礼日時:2006/04/18 11:02

建築関係で仕事してます。



どんな業界でもでしょうが、癒着する人はします。
しない人はしません。

以前、複数の飲食店をもっているお施主さんに仕事を頼まれたとき、「うちはずっとここにやってもらってるから業者はここを使ってくれ」と業者を紹介されたのですが、そこの担当者から後日、「先生(設計者)のところの分はいくらくらい(見積に)乗せさせてもらったらいいですか」ときかれたことがあります。

最初に入った会社では業者の見積を自分のところで清書し直して、いくらかのせていました。
店舗にアンティークの家具や装飾品(絵やオブジェなど)を入れる時は、それを社長が自分で買い付けて、2~3倍の値段で売ってました。

友人は、業者の担当者が「今度の仕事担当することになりました。~工務店の○○です」とお菓子を持って挨拶にきたので、玄関先で「どーも」と受け取って、おやつの時間に紙袋から箱を取り出したら、その下に封筒に入った現金が入っていたそうです。
「時代劇かと思った(笑)」(友人談)
(後日返却に行ったらしい...)

うちの会社の場合は
1.お施主さん指定(希望)の業者がないかきく。
2.なければ、こちらのお勧めの業者を紹介する。
数社紹介して相見積をとることもありますし、一社しか紹介しないときもあります。
こちらのお勧めの業者とお施主さんお勧めの業者とで相見積を取ることもあります。

○気心の知れた工務店を使うメリット
・ちょっとの変更なら「しゃあないな~」と気分よくやってくれる。
・設計側の癖(デザインや納まり、材料、仕事の進め方など)を把握してくれているので、仕事がスムーズ。
・設計者自身が工務店のレベルや得意分野をわかっているので、安心して任せられる。

時間や予算がない仕事の時は、できるだけ気心の知れたところを使わせてもらいます。
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この回答へのお礼

建築士さんの知己の工務店さんに頼むののメリットとデメリット。

本当に痛し痒しですね。

う~ん、もうわかんなくなってきました。

回答ありがとうございました

お礼日時:2006/04/13 00:42

全てはその人のモラルにあると思います。


設計事務所に設計を依頼し施工業者を決定する場合、特名、指名、公募等があります。
特名とは設計士と付き合いがある会社や施主との付き合いがある会社など、こちらから業者に話しを持ちかける形です。
指名とは数社(3~4社)に呼びかけ、競争により適正な業者を選択する形です。
公募とはコンペ形式で一定条件を与え、不特定多数の業者による競争で選択する形です。
通常は、指名または特名が多いようです。
公募型は不特定の業者でも参加を認めることで、業者間の談合等は少なく出来るというメリットもありますが、参加者が集まらないとか、各業者の会社体制、施工能力
等が不透明になりやすいと言うリスクもあります。
一方指名・特名に関しては、設計者又は、施主による業者選定なので、会社体制、能力はある程度わかります。
しかし、公募とは逆に談合しやすい状態である事は事実です。
設計士から請負金額を教えてもらい、受注出来た際はお礼金を......。なんて事もありえます。

この状態は防ぎようがないと私は思います。
ただ言える事は、仮に設計者と業者間で不正があったとしても、きちんとした設計であり、正規の工事金額であれば問題は無いと思います。それには、施主の方も任せきりではなく、常に設計、施工に絡んでいく事だと思います。
『ここの施主はうるさい』と思われるくらいが、ちょうど良いと思います。
家を建てるとは、お施主さんにとって生涯の買い物です。自分の一生をそこに注ぎ込んでいると言ってもいいでしょう。その事を念頭に置いて私は設計をしています。設計者・施工者ともに、自分の利益の為だけでなくモラルと自覚と優しさをもって仕事をしていくべきではないでしょうか。
長くなって申し訳ありません。
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この回答へのお礼

親身な回答ありがとうございます。

あなたのような方にこそ依頼をしたいのですが、このサイトでは回答者の方とのコンタクトを取れないのが歯がゆいところです。

お礼日時:2006/04/13 00:38

こんにちは、



癒着による手抜きやキックバックなどの問題よりも
馴れ合いによる手抜き(?)のほうが心配ですね。

言い方は悪いですが、「建設業」には大なり小なり馴れ合いが存在します。
もちろん、各職方が複雑に絡み合いながら工程は進行しますので、
お互い気心の知れあうほうが進行もスムーズです。
が、反面馴れ合いが発生するのも事実です。

工務店・職方は地元業者からあい見積もりの上選定するのは仕方ないのですが、建築士はそんなこともありません。
実際、私は200km離れた設計事務所に設計・施工監理を依頼しました。

この場合、建築士と工務店は初めて仕事をするので進行が遅くなると言うデメリットはありますが、ご心配の「癒着」に関しては皆無です。
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この回答へのお礼

やはり同地区内での選定には不安が残ります。

とはいえ、建築士さんを選定するだけでも大変そうなのに、それとは別にまた工務店さんも探すとなると・・・

なんか気が遠くなりそうです

回答感謝します

お礼日時:2006/04/13 00:35

設計事務所です。


設計事務所仲間(?)からの風の便りなんかもありますが、
設計事務所としては、評判のいい工務店を選ぶ傾向はあります。
つまり、黙っていても丁寧で、きちんと施工をしてくれるところ。
下請けさんがみな良心的で、
いい家を作ることに一生懸命な職人さんが多いところ。
施工不良や手抜きなどされたら、
こちらの手間もかかるし、
いちいちやり直しさせるのも心理的に辛いです。
そういうところに当たったら、
二度と見積もりは出しませんね。
また、建売やハウスメーカーの下請けばかりやっている工務店も、
決まった工法以外やり方を知らない(?)ので、
一から十まで図面や書面で指示をしなければならず、
そういうところともやりたくないのは本音です。

設計事務所の薦めるところは、
ベテラン職人のいる、いい工務店が多いと思います。
アトリエ系の知り合いの設計事務所仲間は、
みんなそんなこと言ってます。
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この回答へのお礼

若手の建築士さんに依頼するということに、興味をひかれています。

丸っきりの新人では不安ですが、脂の乗り始めた(乗りきったではなく)くらいの、建築士さんなどとめぐり合いたいなどと考えているところです。

ありがとうございました

お礼日時:2006/04/13 00:31

こんばんは。

建築家に設計監理を依頼して2004年の9月に自宅を新築した者です。

工務店を決定する際の手続きとして、2社以上から見積りをとり比較するという方法を行います。この際、見積を徴する工務店をどこにするかは建築家の裁量で判断される場合もあるし、施主が希望する工務店を参加させる場合もあります。
建築家が工務店の候補を選出する場合、過去の実績や技術力などを踏まえているはずです。外部の設計及び監理には応じないといういわゆる設計施工一体型の工務店は、こういう候補には挙がり難いと思います。

ということで、このあたりは実際に建築家に依頼することを考えたときに、その建築家が工務店をどのように選定するかを確認してみることが一番かと思います。
施工監理については(建築家がその職能を全うしているのであれば、ですが)、施主の代理人として充分機能するはずだと思います。
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この回答へのお礼

たびたび回答を下さって本当にありがとうございます。

家の建築の「先輩」の方の意見なので大変参考になります。

>建築家がその職能を全うしているのであれば、ですが

この点職能を全うしない輩による癒着が「まずはありえない」のか「たまにある」のか「この業界ではザラ」なのかが気になっているところです

お礼日時:2006/04/12 19:37

お金が動いて、「同じ穴の狢」ということは、通常ありません。


そんな人がいるとしたら、顔を見ればわかるでしょう。
姉歯も妙な顔つきだったでしょう?

施工を誤魔化して、金を浮かそうとしたとしたら、当然図面と現実が違うことになります。
仕上げが違えば見ればわかりますし、躯体が違えば、後々監理責任を問われます。

数十億の公共事業で、監理者が目をつぶれば数百万浮くという現場ならいざ知らず、住宅レベルで施工会社と一緒に悪いことをしても、リスクが大きくなるばかりでメリットはありません。

お金を払う人が、雇い主ですから、建築業界にかぎらず、日本の商習慣は信用してもいいと思いますよ。

姉歯の事件も、姉歯にお金を払ったのはヒューザーですから、姉歯は雇い主に忠実だったわけです。
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この回答へのお礼

>そんな人がいるとしたら、顔を見ればわかるでしょう

残念ながらそこまでの洞察力は私にはありません。詐欺師の顔をした詐欺師は居ないと言いますし。

>住宅レベルで施工会社と一緒に悪いことをしても、リスクが大きくなるばかりでメリットはありません

なるほどこれは説得力があります

ありがとうございました

お礼日時:2006/04/12 19:30

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