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明治時代や江戸時代、室町時代、鎌倉時代、平安時代、飛鳥時代、古墳時代、弥生時代などで、麻薬は社会的にどんな存在だったのでしょうか?

地域によって違うと思いますが、人間が麻薬の効能を発見したのはいつ頃の事なのでしょうか?

海外の国での麻薬の禁止が始まった時代や、麻薬の歴史にまつわる話にも興味があります。

よろしければ何か情報をお願いします。m(__)m

A 回答 (5件)

まず、太古における麻薬のあり方について考えなければなりません。



古来麻薬とはシャーマニズム信仰とは切っても切れないもので、おおくのそういった信仰で麻薬はアルコールとともに多用されていました。
ただし、興奮剤などといったものとしての使用が先か、信仰での使用が先かは有史以前なのでわかりません。
麻薬とかそれに順ずる代物というのは世界中にあり、日本にも自生しています。よって、不思議な感覚を引き起こす効果がある麻薬をシャーマニズムに結びつけたのは、世界的にな傾向であるといえます。

中国では大麻については4500年ほど前から栽培されているなど、古いつながりがあります。
麻薬は漢末期に麻酔としても使用されました。もっとも実際には含有物が不明な麻酔ですので、おそらく麻薬系統が使われていた、と考えられる程度ですが・・・

なお、大麻については日本でも密接なかかわりがあり、実は大麻の実は七味唐辛子の材料のひとつであったりします(一応公的には陶酔成分はないとしています。七味はともかくとして、鳥のえさの麻は怪しいという見方もあります)。

法的に、となれば取り締まられるようになったのは近世になってからです。昔は、いわゆる自生品をそのまま使うだけだったのですが、いわゆる抽出したものは効力を意図的に強くしているため、非常に強いものとなります。このあたりからですね。法整備が絡んでくるのは。
少なくとも18世紀までは法的な意識はあまりみられません。アヘンをめぐるイギリス、中国のやりあいがそれを象徴しています。中国の場合は、財政的危機もあったため、禁止に踏み切りました。

19世紀にはいると、意図的に成分が強化されたものが登場します。このころから危機意識が高まってきたようです。法整備が開始されます。
19世紀末から20世紀はじめにかけて、いわゆる覚せい剤という、人工麻薬が登場します。じつはこれ、日本でつくられたものが元で、日本においては1951年までは合法でした。ヒロポンという名前で製薬会社が作っていました。

世界で見ると、オランダなど法規制が緩い国や、インド、ジャマイカのように大麻については肯定的な国もあるなど、国によって対処はさまざまですが、法整備という点については、19世紀からですね。それ以前にもあったかもしれませんが・・・先進国ではそのころまではほったらかしでした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

大変参考になりました。<(_ _)>
昔は、ヒロポンも合法だったのですね。
昔の事を知っていくと、驚く事が結構あると感じます。

お礼日時:2006/05/02 04:09

No1の人とNo3の方のいっていることについて補足です(直接的回答ではありません)


http://ja.wikipedia.org/wiki/麻薬
参考URLとしてでているこれなのですが
/麻薬
もURLに含まれるのです。ウィキの麻薬のページに飛ぶのですが、後ろはこのサイトではURLとして認知してくれないのです。なので、こういったUTLを見つけた場合、コピーして張り付ければ、すぐに飛べます。
なお、メインページに飛んで、左側にある検索欄で麻薬、とうっても同じページに飛べます
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この回答へのお礼

koon1600様、ありがとうございます。<(_ _)>

このサイトの仕組みも分かって良かったです。

お礼日時:2006/05/02 04:11

>どんな単語を入力して検索すれば良いでしょうか?



#1の方は「麻薬」と入力する事をアドバイスしていますね。

私なら、「麻薬」の「麻」の語源となった「大麻」と入力することをおすすめします。人類最古の作物が大麻だ!と言う人もいる位に、人の歴史と関係の深い植物です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

両方見てみる事にします。<(_ _)>

お礼日時:2006/05/02 04:02

まず大学図書館か神保町の古書店街に行く。


古い六法を幾つかの年代て集め、
それぞれ刑法だの「麻薬および……法律」だのを年代比較する。
こうやって調べられます。

ネットに載ってる情報なんざ世の中の文献の5%くらいの情報しかないんだから、
まあ、詳しく知りたいなら本を探すくらいの手間は惜しまないほうがいいかな。


ざっぱな流れ

古代……コカの葉やケシの分泌物といった一部の植物を服用すると精神作用があることが発見され、興奮剤や鎮痛剤として利用が始まる(有史以前のため時期の確認不可能)
茶、コーヒー、たばこなども同様で、嗜好品か薬草くらいの扱い。しかもタバコかコーヒー程度の効き目しかない時代である。

18世紀……アヘンの商業的生産はじまる。標的にされた清で廃人が激増、アヘンが規制対象になる。

19世紀ころ……化学の発展により有効成分の抽出・生成が可能になる。このころはコカイン鎮痛薬といったものが売られている。
精製薬は「効く」分だけ禁断症状がきつく、廃人が増加する。

20世紀……相次ぐ戦争でストレス解消の方法として麻薬が普及する。日本でも麻薬が存在を認知される。大口の需要に対し無法地帯などでコカなどの商業生産はじまる。廃人が激増し、麻薬を手に入れるための犯罪が多発。ほとんどの国で規制対象となる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。<(_ _)>

19世紀ころ「精製」の技術が開発されてから、麻薬の危険度が上がったのですね。

参考になりました。ありがとうございます。<(_ _)>

お礼日時:2006/05/02 03:57

http://ja.wikipedia.org/wiki/麻薬
法律は、刑法などの(法改正の)歴史を調べれば判るよ。

この回答への補足

済みません、調べ方が分かりません。

どんな単語を入力して検索すれば良いでしょうか?

補足日時:2006/05/01 05:52
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