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監査している方、されている方ともお忙しいころかと思います。
当方ではあとは監査報告書をもらうだけになりました。

ところでふと思ったのですが、監査法人の監査の結果は、なぜ紙1枚しかないのでしょうか。
例えば裁判の判決なら長々とした理由がつきます。監査でも実際には内部的な書類を作られているとのことですが、それについては会社側は渡されませんし、見ることもありません。
もっとも争うものではないし、適正意見がつけば問題ないので見なくていいのですが、そういえばなぜ中身なしで紙1枚だけなんだろうなあと思いました。
これについて、なにか理由はあるのでしょうか。

また、監査の基準は米国を参考にしているようですが(英語直訳風の違和感のある表現の言葉が多いですね)、米国も同様に紙1枚なのでしょうか。

A 回答 (2件)

監査報告書はおおむね異常なし、ということを監査報告書読者に分かってもらえればよいのです。



なにかいっぱい書かなければならないとしたら、そもそも決算書自体を直したり、追加開示を会社自ら行わなければならないのです。

その意味で、監査報告書は別に短くてかまわないのです。定型文以外に何か書いてあるとすれば、それは何らかの警告や異常があるということなのです。読者にしたって、長々と書いてある文章を読んだ挙句に、結局特に問題ありません、ではずっこけますよね。

それとは別に、通常監査を行った場合には、最後に監査講評や監査結果報告と呼ばれるものを提出し、本来の処理がなされていない事項や内部統制上の欠陥などを報告します。来年度に向けて問題を解消しなければならないからです。

まともに監査を行ったら、報告上の欠陥や重要事項が見当たらないことはまずありえないので(見つけられないとしたらよほど経験が浅いか、知識不足か)、普通そのくらいはやりますね。これが、監査の実質的な成果物です。あと、指摘されて修正した事項もです。結果報告をしてくださいと監査役が頼めば、してくれるはずですよ。してくれないとしたら、ちょっとやばめな監査法人ですね。

アメリカも国際監査基準も同じです。
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この回答へのお礼

監査法人の方はいつも大量の書類を持ってきます。
多くは当社の証憑のコピーのようですが、
それとは別に時間をかけて大量の書類を作っているようです。
その作っているものはなにかな・・と思った次第です。

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2006/05/19 17:35

決算書類を精査してその結果を書類にしたものが監査報告書です。

決算処理に問題があれば当然その理由も附すため長い書類となりますが、何も問題がなければ当然短くなり、内容も一枚で収まります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2006/05/19 17:19

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