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たぶんかなり基本的な質問になってしまいますが、教えていただきますでしょうか。

私は、果物からエタノールで抽出をし、エバポレーターで濃縮したエキスを蒸留水に溶解して実験動物に与えて糖負荷試験を行い、血糖が降下するかを見る実験を行おうとしているのですが、その際用いるエタノールを、
・100%エタノール
・70%などの含水エタノール

のどちらにするのかがわからなくなっております。
一応、この実験をするにあたりモデルとなった実験(サンプルが果物ではなく、月見草の種子を使った同様の実験)では、70%エタノールを用いているのですが、これは種子の糖質含量が少ない為、より糖質を抽出する為だと思われます。
一方、私の実験の場合元々糖質含量の多い果物を用いるので、100%エタノールの方が糖質をあまり抽出しないので、良いような気がします。
ただこの場合、私が100%と含水の違いを「糖質をも抽出するか」という点でしか理解出来ていない為、思ったことなのです。

どなたか食品化学・農学に詳しい方、この2種類のエタノール抽出の違いについて、またこのような抽出について詳しく記載されている書物などがあれば教えていただけますでしょうか。

知識が乏しくて申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

こんにちは



目的物質は水とエタノールのどちらに溶けやすいのですか?
それとも他の溶媒を試す方がいいのかもしれませんよ。
抽出溶媒の選定は目的物質ができるだけ多く取れて、不要な物はできるだけ
出てこないような物を探すことが大前提ですよね。精製の手順もいくつか省
略できるような溶媒が見つかれば理想的です。

分析のための標準抽出法というのもなくはないのですが、基本的に抽出操作
というのは、操作マニュアルがあってそれに従うというものではなく、自分
の研究に適した方法を開発するものです。先人の知恵にまねてみることは大
切ですが、それを権威的マニュアルとして見るのではなく「尊敬を持って自
分の知識や技術の肥料にする」くらいでいいのではないでしょうか。

こういう考えで、再度「70%エタノール水溶液」と「ほぼ100%エタ
ノール」のどちらが適しているのか、どちらも適していないのかを見直して
みるといいのではないかと思います。

ダイレクトな回答ではなくてごめんなさい。
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    • 2
この回答へのお礼

非常に回答が遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。

ある物質から、エタノールで抽出して、その抽出物を水に溶かして実験に用いようとしていました。

だから、結果的に抽出する際に水溶性の物質も抽出する必要があったので、70%のエタノールを使う必要があったということがわかりました。

確かに、過去の文献とかに囚われているフシが強かったと自分でも反省しております。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/18 15:01

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