プロが教えるわが家の防犯対策術!

躁鬱性神経症、不安性パニック障害を持ってます。
原因は、自分の家庭にあると思っています。
今学生ですが、親にはできれば自宅で治して欲しい、といわれました。
しかし、私はもう家、特に父親に付随するものを見るだけで
息苦しくて、呼吸も笑顔を作ることも苦痛です。
カウンセリングの方は、『話を聴くだけだ』とよく言われてますが、
具体的なアドバイス(環境を変えることを勧めてくれるなど)はしてもらえるのでしょうか。

少し怖いので、カウンセリング経験のある方、アドバイスください。宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

 


  現在はどうなっているのか不確実で、頼りないのですが、日本で、カウンセリングという時、普通に考えられているのは、ロジャースを源とするノン・ダイレクティヴ法(非指示型)カウンセリングのはずです。
 
  このカウンセリングでは、クライエントの悩みを聞きつつ、クライエントの積極的美点を評価し、ネガティヴな場合も、それを批判するのではなく、良い方へと進むように、話を進めます。結果的に、「話を聞いているだけ」ということになりかねないというか、そういう印象をクライエントは持ちます。
 
  非指示型というのは、「こうしなさい・ああしなさい」という指示を、カウンセラーがクライエントに対し出さないから、こういう風に呼びます。フロイト派の精神分析だと、患者に対し、「こうしなさい」という指示を出します。非指示型では、指示を出さないので、「話を聞いているだけ」という印象になります。
 
  カウンセラーの人にもよりますが、基本的にクライエントとの関係は、カウンセリング室の内部だけの関係です。「基本的に話を聞く以外に何もできない」ということを明言するカウンセラーもいるはずです。心理療法家の立場からは、できないことをクライエントが求めると、はっきりそう述べないと、問題が起こる可能性があるからだと思います。
 
  これは心理療法家が行うカウンセリングです。他にカウンセリングがあるのかというと、資格を持った精神科の医者が行うカウンセリングがあります。心理療法家と精神科医では、何が違うかと言うと、後者は「医者」だということです。精神科医は治療方針を立てるため、また治療の一環としてカウンセリングを行うので、「指示」が出てきます。出さない場合もありますが、場合場合によります。
 
  精神科医のカウンセリングの場合、必要と判断すれば、両親を呼んで、個別的カウンセリングし(貴方ではなく、両親をカウンセリングするのです)、状況次第では、例えば、貴方が、一人で生活した方が、治療に有効だと判断すれば、そういう風に両親を説得乃至指示します。医者は、患者やその家族に、治療のために、色々と、あれをしなさい、これをしてはいけません、と指示を出します。カウンセリングの場面でも、心理療法家と、この部分で違いが出てきます。
 
  心理療法家は、個人の活動ですが(無論、所属機関はありますが、カウンセリングの場は、個人で維持します)、しかし医師は、看護婦とか、色々と補助者やその指示に従って動くスタッフを持っていて、診断次第では、強制入院という処置も行う権限を持っています。勿論、本人が極度の鬱状態で、放置すると、自殺しかねないという判断を行った場合、保護目的で、強制入院させ、病状が回復して、安全になるまで、発作的にも自殺などできないような環境に置くなどが目的です(乱用すると、人権侵害になります。過去、その弊害がありました。現在でもある可能性があります)。
 
  アドヴァイスとしては、心理療法家のカウンセリングでは、心理療法家には、貴方が独立して個人で生活するなどのアドヴァイスを御両親に告げることができたとしても、強制力や権限がありません。精神科医がそう両親に告げても、それに従わねばならない訳ではありませんが、精神科医の方が、法的にも権限を持ち、また責任を持っています。
 
  心理療法家がその機関において行うカウンセリングと、精神科医が行う、あるいは精神科医が指示して行われるカウンセリングでは、少し意味が違ってきます。前者の場合であっても、精神科医の介入を求めるようにアドヴァイスを求めれば、それなりに助言や紹介があると思います。
 
  ただ、精神科医は、診断や治療方針に責任が伴いますから、貴方の思い通りにはならないこともありえます。鬱性の神経症で、不安性パニックだと、一人で住むということに危惧を精神科医が抱く可能性もあります。
  
  わたしも無責任なことを言っているかも知れません。カウンセンリグの場で、率直に考えを述べ、「希望」を述べて、精神科医の判断へと移行するように希望されるのがよいかも知れません。
 
  貴方の年齢が分かりませんので、どうなるのか分かりませんが、貴方が、希望を述べて、どうでしょうか、と尋ねれば、それに関する「情報」を語ってくれるはずです。決定は、カウンセラーは、貴方の意志に最終的にまかせます。何をするのが最善とは、カウンセラーは言わないはずです。無論、自殺したいとか言っている人の場合は、説得し、そういう行為を避けるようにとは積極的に言いますが。
 
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 臨床心理士からカウンセリングを受けている者です。

先の方が答えられているロジャースという心理療法家のクライアント中心療法と夢分析などを受けており、5年目になります。同時に、精神科医からも治療を受けておりました。
 私の経験をお話します。
 カウンセリングはクライアントの心的成長を促すことの手助けをしてくれているように思います。おっしゃるように、話を主に聞かれていますが、最後は、具体的なアドバイスがあります。自分でいうのも変ですが、時間はかかっていますが、成長したように感じます。腑に落ちたことも多くありました。また、悩みは解決しましたが、また、新たに悩みも増えました。悩みが尽きないのが人生ですものね。
 詳しいことは、それ以上お知りにならない方がいいように思います。と申しますのは、治療を進める上で、カウンセリングに関する知識が「抵抗」となる場合があるからです。
 決して、怖いものではありません。
 各都道府県にある精神保険福祉センターで臨床心理士の方に相談されることをお勧めします。きっと、あなたにあった、良いカウンセラーを紹介してくれますよ。
 カウンセリングの相談はそこですべきだと思います。
 先にも書きましたが、カウンセリングに関する知識は、あなたの治療にとって、必ずしもプラスに働きません。いろいろ不安がおありかもしれませんが、ここで相談せず、センターで相談されることをお勧めします。
 無料ですし、電話でも相談に乗ってくれます。
 まず、電話をされてみてはどうですか。

参考URL:http://www.pref.nagano.jp/xeisei/withyou/list/li …
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私はカウンセラーとは何度か合いましたが、


うんうん聞いているだけだなと感じます。
もちろん、相手の事情などもそれなりにわからないわけでもないですが、
カウンセラーでありながら、安易にこれこれこうした方がいいよとか、君の意見は違うよとかいう人もいますから、
とても対応が十分とは思えません。

ただ、カウンセラー以外に話し相手としてふさわしい人がいるかどうかということを考えてみると、やはりカウンセラーを頼るしかないのかも知れません。

あなたが女性で、女性ならではの悩みを聞いてほしいのであれば多分女性に相談された方がいいと思われます。
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うつ病治療歴もうすぐ7年のburanといいます。



昨年の秋までは、心療内科と精神神経科のお医者さんにかかり、主に薬による治療で通院していました。しかし、自殺企図など症状が悪化したため、精神科病棟に1ヵ月半ほど入院し、その際にカウンセリングを勧められました。(薬物療法では限界があるとの判断でした。)
ところが、その病院のカウンセリングはカウンセラーの数が少ないことにもより半年待ちと言われたため、精神科と連携してカウンセリングのできるところをその病院から紹介していただき、現在に至ります。

すでに他の方の回答でいろいろ上げられていますが、実際に私が会っているカウンセラーも「まずは話を聞く」ところから始まっています。
カウンセラー側が患者(クライエント)側の情報を取るためには、まずこころに影響を及ぼした(及ぼしている)出来事を探るのは当然だと思います。
で、あなたがおっしゃるような「アドバイス」ですが、やはり基本的には「自分で気づかせる、語らさせる」形を採ろうとします。具体的にどうこうというのはあまり出てきません。
しかし、自分の中に溜まっているものをはき出すということは、決して無駄にはならないと思います。

ですから、カウンセリングを受けられるのは構わないとは思いますが、過度な期待はしないこと、そしてできれば精神科での治療を並行することが望ましいです。
また、カウンセリングは医療行為では無いので、原則健康保険が効きません。私の場合は週1回50分で6,300円払っています。もちろん決まった額ではないので、もっと取る施設もあるでしょうし、カウンセラーの力量や相性も医者以上にさまざまだと思ってください。特に経済的負担も大きいです。

話は変わりますが、親と一緒にいるのが苦痛なのは私も同じでした。
病気に取り組むとともに、家を合理的・効率的に出るにはどうすればいいかを考えてください。
進学・就職、いろんな方法があると思います。家をいつか出るためにと考えれば目的意識がはっきりして集中力も出るのではないでしょうか。勉強だけが選択肢ではありませんが、このご時世のことを考えてリサーチすることを強くおすすめします。
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 出産前の不安から過換気症候群などに苦しみ、カウンセリングを勧められ、半年間カウンセリングを受けたものです。

私の経験談が参考になるかわかりませんが、書いてみます。
 前の方がおっしゃっている通り、カウンセラーは「医師」ではないので、どちらかというとクライアントの話を聞く場所を提供するサービスだと考えて支障ないと思いました。
 私の印象では、「カウンセリングを受ける」という受動的なものではなく、「誰にも言えない事を吐き出す」という、能動的な作業に思えます。ですから、アドバイスを下さい、とお願いすれば「こうしたらいかがですか?」といった形で話して下さるのですが、悪までもこちらからの、アドバイスを欲しいという積極的な働きかけがあった時だけだったと思います。
 私の場合、カウンセラーからは「精神科へかかった方がいいでしょう」と言われたら専門医にかかろう、と受身の体勢でいたため、何ヶ月も私がうつ病だということに気づきませんでした。
 今思い返すと、カウンセラーはそう言った提言・進言を控え悪までも患者が自分の意思で動くのを促す力になるのだと思います。
 また、カウンセリングをするということは、自分を吐き出す作業ですから、多少の体力と気力の消耗があります。経験者からのアドバイスですが、まずはその消耗に耐えるだけの自分の精神が安定している時期を自分で選んでからいかれるか、また、途中で話すことによって楽にならないのなら、落着いてからまた来ます、という風に中断してもいいのではないかと、思います。なぜなら、私はカウンセリングを受ければ受けるほど、うつの症状が重くなっていってしまったからです。
 人にもよると思いますが、医師とカウンセラーの連携のとれている「リエゾン」的なクリニックを探すと、とても安心だと思いますよ。もちろん、医師がカウンセリングもしてくれる場合もあるので、かかりつけの医師に相談されるのもいいかもしれません。
 こういう事は信頼できる家族の理解があると不安が解消されやすいのに、大変ですね。いい方法が必ずあると思います。
 
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私も学生の頃、パニック障害にかかりました。


原因は、子供の頃から人間関係に神経をすり減らし、綱渡りをするように生きてきたこと。それと、二十歳頃に恋愛につまづいたことです。友人だったひとや先生方のウワサ話の対象になり、学内での居場所をなくしてしまいました。一学生としての私の気持ちや立場を心配してくださっていた教授が、私をかばい過ぎたために、後に退職に追い込まれました。

お父様から、しばらく物理的に距離を置いてみるべきではないでしょうか。ご親戚の家から大学に通われるとか。精神障害・気分障害を抱えていらっしゃる方に、一人暮らしはお勧めできません。

お父様にご自身の希望や考えをお伝えする際、(今は格好だけでも構わないので)出来るだけ丁寧なことばで、相手を敬う工夫をしてみてください。感情や意見の衝突があっても、いずれまた向き合う親子としてであるとの前提の上で、「しばらく離れて暮らしたい」旨をお伝えしてみては。お父様の気持ちやご意見(それがどんなに間違ったものであっても)を蔑ろにして発言、行動すると、後々、そのこともまたご自身の心のシコリや暗がりの原因になってしまうかもしれません。

プロのカウンセラーの仕事は「話を聴くだけ」にとどまりません。
「聴くプロ」というだけでなく、「質問のプロ」でもあります。有機的、人間的な会話を通して、クライアントが自身の状態を理解し、受け入れ、対処する力を見出せるよう促します。カウンセラー、クライアントという立場の違いはあっても、人間同士の会話に誠実であるひとがプロです。
断言的な意見やアドバイスを与えたがるのはカウンセラーとしての仕事が下手な人です。

私は今33歳、女性、仕事のため海外で一人で生活しています。
精神の病気は今は患っていませんが、ときどきお化けのような不安にかられることがあります。そこで、ごく最近ですが、自分の不安を「持病」ととらえる工夫をするようになりました。スポーツ選手は、足腰の故障からくる持病を抱えながらも、だからこそ自分を労わり、鍛え、信頼の置き所を探りながら活躍していますよね。「あの人にはこんな持病がある。私にはこんな持病(不安の発作)がある。だから、私はこんな治療、こんな工夫をしてみる」と考えることで、無駄に人や自分を非難することがなくなりました。

長文になりました。Rurutyiaさんの状況が改善されるとよいですね。まだ学生さんであるとのこと、その若さは財産です。ご自身とご家族のかたを大事にされてください。
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医師とは違い、具体的なアドバイスはありませんでした。


どちらかといえば「聞き」主体です。

ただ5分とかでなく週1回で毎回1時間程度ならば、
前回話したことについて、自分なりに結論が出ており、
それをまた話して、次回にまた掘り下げて…という感じでした。

映画なんかで、幼児期に戻る催眠術を掛けられ、
本人も忘れていたトラウマの原因を思い出す…なんてありますよね。
あれを時間を掛けてやったような感じでした。

自分と家族を「分けて」考えられるようになりました。
・親にも欠陥があることを認める
・それを嫌う自分への自己嫌悪をやめる
・変えられない他人と過去を前向きに諦める
まとめるとこんなところですかね…。

家を出たいのであれば、医師に相談して、入院をされたほうが。
その状態で独り暮らしは不安です。
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