これ何て呼びますか

床の間の床柱について質問です。

当初、赤松の柱を指定して「筍面(たけのこづら)で」とお願いしていたのですが、指定したときにはすでに床柱が組み上がっており、「筍面の加工をするには床の間を再度解体する必要がある、床柱や床框に傷が付く可能性がある」と工務店から言われたため、やむを得ず、筍面の加工をあきらめました。

ところが、実際にできあがった床の間を見ると床柱が畳の縁にのめり込むようになっていました。畳替えもできないこんな加工は見たことがなかったので、すぐにクレームを付けたところ「これは”首切り”という加工で丸い床柱では一般的な物だ」と開き直られてしまいました。
確かに後で設計士から「首切り」の建築例の写真も送られてきましたが、私から設計士に見せた床の間の写真で「首切り」の物は一枚もなく、納得がいきません。

床柱が丸い場合、「首切り」の加工をするのは一般常識なんでしょうか?

A 回答 (5件)

通常の木造在来の柱は105mmか125mmの正方形です。

土台や敷居などの幅はこれに合うような幅になります。
もしここでこれらの幅より直径の大きい丸い床柱をもってくると畳の方へはみ出るようになります。このような場合「畳寄せ」という角材を一本かましてこの畳寄せの幅で床柱のはみ出る部分を吸収し、それでもはみ出る場合は筍面の加工を行います。
しかし、柱を丸いまま残したい場合などは例の首切りを行うこともあります。
もし畳の部分にはみ出ても畳の反対側から先に持ち上げるなどすれば交換には支障がないと思います。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。また、お礼が遅くなり申し訳有りません(遅れた理由はこの床柱の問題などで多忙だったためです)

結局、床柱をはずすと壁や床框、対柱にも支障が出てくるため、後から付け足しと言うことになりましたが、床柱に筍面の加工をすることになりました。

蛇足ですが、設計士の回答では「柱は畳縁にかからないよう収める」となっていたので、こんなに紛糾する原因になりました。

お礼日時:2006/07/09 23:10

私も興味があり調べてみましたが


「床柱 首切」で検索すると一番最初にヒットしたのが
No.1さんの参考URLでしたが、あのURLに出てる写真は首切ではなくあれが筍面ですよね??
首切りは柱の根元を切って畳をのみ込ませるために行う加工じゃないのでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳有りません。
poppaiさんの指摘のように、No.1さんの事例は経年変化でわかりにくいですが、筍面の加工がされていますね。

お礼日時:2006/07/09 23:12

>畳替えもできないこんな加工



畳は切り欠いた柱の下に潜り込んでいるだけで、柱が畳の上に乗っている訳ではないので畳替えの心配はないですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ここで質問した後、知り合いにも聴いてみたのですが、確かにこういう床柱になった場合はこの部分に来る畳を先に押し込むように入れてしまうそうですね。

もっとも私はそれがいやだったので設計士にも念押しして、回答ももらっていた(No.5のお礼参照)のですが…。

お礼日時:2006/07/09 23:21

No.1の物です。

補足、
床柱が丸い場合、「首切り」の加工をするのは一般常識なんでしょうか?
丸い床柱ではなく、太い床柱の処理方法として一般的です。在来工法の場合、柱は同じ太さで、縦と横方向に一列に並んでいます。その途中に太い柱(床柱)があればそこだけ飛び出てしまいます。畳にかかるように…。そのためこんな処理が昔から行われています。初めから指示しておけば、骨組み工事の際、床柱の太さ分、奥にずらしておけばよかったのですが、大工さんも見栄えなどを、考慮してそのように昔からある処理方法をされたのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

偶然なのでしょうが、担当工務店の社長にも全く同じ説明をされました。

お礼日時:2006/07/09 23:16

「首切り」はこんな感じですよ


http://www4.plala.or.jp/isaotakahashi/takamatu.htm
何か、おっしゃってるのとは違うような気がしますけど、太い床柱を使用する際に、昔からある処理方法です。

参考URL:http://www4.plala.or.jp/isaotakahashi/takamatu.htm
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