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現在、アメリカの平均的なレベルの4年制州立大学に在籍しています。(経済学部専攻)

最近、日本では一般的に海外に留学している人の評価が非常に低いことを実感してショックを受けることが多々あります。

当初は私も日本で「英文学部」等に進学しようと考えていましたが、海外の大学に入れば英語は習得できるのは勿論、専攻の勉強もできるだろうと思いアメリカの大学に進学を決めました。

しかし世間の評価はどうやら違うようです。

そこで大いに疑問なのですが、
どうして日本の大学卒(ここでは文系に限るとします。)よりもアメリカの大学卒のほうが評価が低いのでしょうか?

TOEICの点数も日本の学生よりも当然上ですし、留学生は中国語・韓国語など英語以外の言語を習得していることも多いと思います。それに専攻の知識が加わり(専攻の知識習得が海外大生の留学の目的です)、海外経験もプラスされます。
そして何より、「アメリカの大学は入るのが簡単で~」などとよく言いますが、それはアメリカ人に関しての話。アメリカの大学に入るだけの英語能力(例えばTOEFL550点~600点)があれば、日本の大学には簡単に入れると思うのです。
上智大学や青山学院大学のTOEIC平均スコアが700点そこいらのはずですが、それ以上なければアメリカの上位大学に入ることすらできません。これでなぜ「日本の大学に入れない人が~」という発想になるのか疑問です。

アメリカの大学卒を低く評価する方は、アメリカの大学生を何も知らずに、噂だけで判断する方だと思えて仕方がないのです。
なぜアメリカの大学卒は評価が低いのでしょうか?
日本の大学生が取得するような日本の資格を取得すれば、評価は上がるものなのでしょうか?

長くなってしまいましたが、
よろしければ皆様のご意見をお聞かせください。

A 回答 (6件)

他の方が良いアドバイスをされているので私なりに書かせて下さい。

アメリカで修士課程を修了し、20年以上あちらに住み、今は日本で外人相手の仕事をして、毎日英語の世界に生きています。会話もメールも殆ど英語です。

最低でもアメリカで大学を卒業し、できれば修士まで取られたら良いと思います。職種によっては修士でも最低の仕事しか貰えないこともありますが、学士よりは良いはずです。

先日、東京在住のアイルランド人弁護士と、北欧での英語教育についてのディスカッションをしました。そのとき彼は「北欧では英語教育にかける国家予算が莫大なので、北欧では英語の話せない人はいない。」と。私はなるほどと思いました。確かに北部ヨーロッパ、北欧に行ってみますと全ての人が英語を話します。

やはり東京在住のアメリカ人の英語教師に「日本で流ちょうに英語を喋る日本人は何%くらいだと感じてる?」と聞きましたら、彼女は「less than 1%」と言っていました。

アメリカからならヨーロッパはそれほど遠くないので、そちらにも行ってみたらいいかと思います。ニューヨーク→ロンドンは5時間でしたっけ?できるだけ多くの国を訪れたら良いと思います。そのうちに、「だれでも日本語を話す国は世界中で日本島だけだった」ということに気付くでしょう。

もう一例。やはり東京在住のカナダ人、会社社長と話したときの彼の話。「東大卒の日本人が仕事を求めて来たのでインタビューしたけど採用しなかった。学歴は高くてプライドも高いのだが、仕事の内容を理解しているようには思わなかったし、英語力も足りない。いくら東大卒でも役に立たない連中を雇うわけにはいかない。」

いかがでしょうか?

辛いこともあるかと思いますが、自信をもって異国での勉強を続けて頂きたいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
北欧の英語教育のお話などとても興味深いものでした。
回答者さまのおっしゃる通り、大学生のうちにたくさんの国を周るべきですね。
院まで行くのは経済的にも難しいかもしれませんが、お話の1% に入れるようにはなりたいものです。

ありがとうございました!

お礼日時:2006/06/21 23:57

採用するサイドです。

アメリカの大学卒を低く評価していません。逆に、日本でも有名大学だからといって高く評価していません。
ただし、あくまで一般論ですが、海外の大学を出た人は語学能力が平均以上であることに満足してしまい、本来のプロフェッショナルとしての仕事のスキルや能力を活かせていない人が多いと思います。これは当社、または当社の取引先の方を見ていてもそう思うことが多々あります。
ご質問者の方がどういう方かわかりませんので、質問だけではなんとも申し上げられませんが、質問文でも「TOEICが…」というような文言でアピールされている一方で、アメリカで経済学を学んだ結果、日本で経済学を学んだときよりこんなことを多く学べた、それなのに評価が低いというアピールなどがないことを見ると、無意識のうちにそうした傾向があるか、面接でも出てしまっているのではないかと思いました。
大学の所在地は重要ではありませんから、もし就活中でしたら、応募しようとしている業種・職種に対して、どれだけの熱意と専門性があるかということを考えてみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

大卒の採用をされている方ということで、貴重なご意見ありがとうございました。

語学能力を売りにしてしまう=語学以外の能力に乏しいというのは大学の先輩などを見ていても感じることですし、ごもっともだと思います。
海外大生は日本語能力が乏しい・敬語が使えないなどのイメージを払拭するためにも私も日頃から経済やビジネスマナーに関する新書等を読んで専攻の知識を深めるよう努めているのですが、
一方で「アメリカにいるなら日本の本なんて読まずに、そこでしかできない経験をしろ」という意見があるのも事実。どちらも正しいと思いますが、板挟みに悩むことも多々あります。

就職活動はまだですが、アピールするのは上記のようなことではなく、まず志望業界に対する熱意ですね!
大切なことを忘れていました(^^;
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/21 23:45

私も元留学生です。

質問者様のお気持ちもわかりますが、ここは冷静になってみてください。

>どうして日本の大学卒よりもアメリカの大学卒のほうが評価が低いのでしょうか?

問題点として、見る角度の違いがあります。
初めから、海外で働くこと及び外資で働くことを目的とした場合と海外で得た特別なスキル(海外でなければ習得できないスキル)を活かしたい場合のみアメリカ大卒が有利な場合がありますが、日本で日本の企業に働くことを目的とした場合はやはり日本の大学の方が有利です。

企業のイメージとして、コロンビアやハーバードのような有名大ならまだしも、それ以外の大学はランクが高くても日本での知名度が低いために、高く評価されにくいとおもいますよ。ですので、日本の日東駒専レベルより上、法政程度の扱いになるのではないでしょうか?

あと、遊学生が多いのも事実ですし、日本の一流大学に入れないのでアメリカに留学するというケースが存在するのも確かなので、一概に「アメリカの大学卒=日本の学生よりも努力したor優秀である」とは言えないような気もします。

>TOEICの点数も日本の学生よりも当然上ですし、留学生は中国語・韓国語など英語以外の言語を習得していることも多いと思います。それに専攻の知識が加わり(専攻の知識習得が海外大生の留学の目的です)、海外経験もプラスされます。

強みを強調されておられますが、弱みはどうですか?
・敬語が使えない
・日本の習慣に馴染めない(規律、規則、人間関係等)
・日本語能力が低い(漢字が読めない書けない。私もですが)
等が上げられると思います。それに、英語の語学力は日本の大学生よりも上ですが、果たして専攻までも上でしょうか?英語で勉強するよりも、母国語で同じ内容を勉強した方が効率面ではずっと良いと思いますよ?(日本でも勉強できる科目であれば)

>「アメリカの大学は入るのが簡単で~」などとよく言いますが、それはアメリカ人に関しての話。アメリカの大学に入るだけの英語能力(例えばTOEFL550点~600点)があれば、日本の大学には簡単に入れると思うのです。

私は日本の大学受験を経験しましたが、実際比べてみるとアメリカの方が入学するのは簡単だと思います。
TOEFL550はそこそこ英語が得意な人が1ヶ月必死でTOEFL対策の勉強すれば取れるレベルです。しかし、マーチ以上のレベルの大学に1ヶ月勉強したからといって入れるか?といえば入れません。
アメリカの大学は卒業までは大変ですが、入ること自体は難しいとは思いません。(転入という手もありますし)

一部途中で書きましたが、留学という名目の遊学生が多いのも事実で、遊んでいるというイメージをもたれてもしょうがないと思います。
それよりも、留学したのだから、自分の勉強してきたこと経験を活かすことを第一に考えられた方がいいのではないでしょうか?
日本企業での評価が低く、ハンデを感じるのであれば、それを覆すほどがんばれば良い訳で。

私個人的にはアメリカの大学院を卒業したからえらいとは思いませんが、今の会社に入って、それらの経験を活かして、他の人が出来ないような新商品を開発しているということには誇りを持っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「ハンデを覆す努力をしなくてはいけない」こと、改めて身にしみました。。。
敬語が使えない・日本の習慣に馴染めない・日本語能力が低い、というイメージを払拭するのに(面接などで)余分な時間を割いてしまうことは否めない気もしますが、自分が選んだ道と思って頑張るしかないのですね。

海外経験がおありということで、貴重なアドバイス有難うございました!

お礼日時:2006/06/21 23:28

それは、語学ができないからといって、語学を習得するために留学を1年か2年だけして、何の資格もとらずに帰ってきて、「海外留学した」と言っている「遊学」組が多いからじゃないでしょうか。

そういう類のやつらが周りにたくさんいるせいで、留学して卒業した人たちまで被害をうけているように思います。本来、留学って、語学を習得するためじゃなくて、語学を使ってその国の何かを学んできてほしいと私などは思うんですけどね。留学でも遊学でも語学ができるのは当たり前なので、語学以外のちゃんと何らかの資格を得て帰ってきたら評価は違うと思いますよ。
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この回答へのお礼

はい。その通りだとおもいます。

悪質な留学斡旋業者が増えたせいで、大した目的もなく語学留学してしまう方が増えてしまったのでしょうね。。
留学とひとくくりにせず、語学留学と正規留学の間に明確な線引きが欲しいものです。

ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2006/06/21 10:46

そんなことないですよー


評価する人や組織で変わってくるとは思いますが、
就職でも、同じ四大卒なのに海外の大学卒してるということで給料など全然待遇が違う会社もありますし・・
経験は生かし次第ですし、周りの評価がどうでもご自分の意志でどうにでもできると思いますよ。
私の周りでアメリカの大学卒の人はびっくりするくらいなかなか入れないようなところに就職してる人も多いですよ。
CFNの就職フォーラムはアメリカでも開催されてますので、たまに企業の社長さんや役員クラスの人が直々でいい人材を探しに来たりしてますので是非参加してみて下さい。

参考URL:http://www.careerforum.net/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^

やはり希望する職種(国内か、外資かetc)等によっても評価は多少なりとも変わるものなのですね。
はい、CFNの就職フォーラムは今年行ってみようと思います。
参考になりました!ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/21 10:38

日本は縦割り社会で、社会の頂点は各省庁になります。


教育であれば文部科学省が日本の頂点ですね。
文部科学省の息がかかっていないところは、価値を認めないということですので、アメリカに限らず、日本以外の教育機関は評価は低い(というか評価基準がない)という事です。
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この回答へのお礼

ごもっともな意見だと思います。
公務員に海外大生がなりにくいのは、こういった理由からきているのでしょうね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/21 10:35

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