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実は同様の質問が検索した結果あるにはあったのですが、もっと詳しく知りたいと思い質問します。
さて、葉緑体を脱色する際、熱したエタノールで行いますが、なぜアルコールで脱色ができるのでしょうか。
「アルコールには脱色作用がある」ではなく、なぜそのような作用があるのかを知りたいのです。
わざわざ加熱する理由も分かりません。
わずかながら極性を示すことが関係しているのでしょか?
でもそれなら、水でもできることになりますし・・・
御手数ですが、なるべく化学的な解説をお願いします(専門的な内容でも、多少なら話についていけますので・・・)。

A 回答 (2件)

クロロフィルがアルコールによく溶けるからではないでしょうか。


どういった溶媒で洗うかによって、洗い流される物質の種類は変化するはずです。
たとえば、水で抽出すれば水溶性の成分も溶け出すでしょうが、アルコールであれば、それをおさえることもできるでしょう。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>クロロフィルがアルコールによく溶けるからではないでしょうか。
すいません、その理由が知りたいのですが・・・

>どういった溶媒で洗うかによって、洗い流される物質の種類は変化するはずです。
確かにそういった要素もあるかもしれません。ただ、水ではクロロフィルをほとんど抽出できません。
ですのでこの件では、「水溶性の成分の溶出」について考える必要もないと思われます。

反論するようで申し訳ありません。でも、考え方は勉強になります。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/22 17:03

「光合成色素について」


  Q:光合成色素の抽出にはなぜ有機溶媒を使うのか?

「光合成に関する中学生・高校生向けの実験について」
  Q:ヨウ素デンプン反応の実験で葉をお湯につける理由は?

参考URLの、このあたりのQ&Aが参考になるかと思います。

クロロフィルは脂溶性の分子であること。
細胞に傷をつけることで光合成色素が溶け出しやすくすること、でしょう。

脱色ではなく漂白する方法もあります。
http://www.gifu-net.ed.jp/kyoka/rika/syo-rika/h1 …

また、ペーパークロマトグラフィーで光合成色素を抽出するときもアセトンやメタノールの混合液などを使います。

参考URL:http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/sonoike/fa …
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
教えていただいたURL先、とても参考になりました。
そうです、こういうのを知りたかった!
そうか、クロロフィルは脂質で覆われているのか。
それなら、有機溶媒を使わないと溶出できないですね。
溶出するにしても、細胞壁・細胞膜を壊してからじゃないと上手く溶出できないから、まず熱湯につける・・・
こんな感じでしょうか。
すっきりしました!
どうも、ありがとうございました!!!

お礼日時:2006/06/22 17:16

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