限定しりとり

rossignol 「よなきうぐいす、ナイチンゲール」は「声がいい」

alouette 「ひばり」は「声が悪い」

これはフランス人の固定観念ですか?日本人なら「うぐいす」はほとんどの人が「いい声」を意識しますが「雲雀」に関してはあまりコンセンサスがないようです。そもそもフランス人には上のような統一イメージがあるのでしょうか?

A 回答 (1件)

変遷を調べて見ました。



フランスアカデミーが編纂した最初の辞書(1694年版)には、

ALOUETTE. s. f. Petit oiseau bon a manger, qui chante agreablement, du genre de ceux qui vivent de grain~
と最初に食用の小鳥、上手に歌うとあります。

この食用であった名残で Alouettes sans tete
(直訳:頭の無い雲雀)が Paupiettes de viande (肉の詰め物料理)の意味で利用され、今でもメニュに見かけます。

時代が下って同辞書の1877年版では、

歌(CHANT)の項目で、小鳥のさえずりとして
se dit egalement Du ramage des oiseaux. Le chant du rossignol, du serin, de l'alouette, etc
鶯、カナリアそして雲雀と名称が例示されています。

最近の大きな辞書でも、さえずりを評価しております。

その他、現在のフランスの子供達は、Alouette, gentille Alouette といる同様を歌います。学校ではこの歌で、子供に鳥の身体の各部分の名称を覚えて貰ったり、また子守唄にもします。(何しろ雲雀の羽を順番に毟って行く歌です)
Alouette, gentille Alouette
http://www.e-atlantide.com/thematiques/Comptines …
(メロディは、一番下のマークをクリックしてお聞き下さい、歌詞とは違い、優しさがあります)

その他

Quatuor Alouette (1930-vers 1965)
アカペラでフランス・カナダのフォークソングを
専門に歌うケベックの男性ヴォーカルブループ
http://www.collectionscanada.ca/gramophone/m2-10 …

がおりました。雲雀とその名称をつけて幾十年のも間
活躍していましたから、雲雀は声が良いと推測されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
その歌(ひばり)、残酷ですねー。
頭を引っ張り取ってやろう、くちばしをとってやろう、ですか!?

お礼日時:2006/09/10 17:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!