最新閲覧日:

逆相HPLCの質問なのですが、金属不純物の為に起こる
テーリングや再現性が失ってしまう事から緩衝溶液として
アセトニトリル水に燐酸カリウムを混ぜた溶媒を使って
分離を試みたいと思っています。
しかし、分離後の各画分に含まれている塩の除去法がよく
わからなくて困っています。
TFAならば揮発性が高いので濃縮乾固すれば問題ないと
思いますが、燐酸や硫酸等はどう後処理を行なえば良いのか
わかりません。初歩的な質問ですみません。
カラムはODSを使っています。

A 回答 (1件)

まづ,天然物分離の基本的なところから。



 分析の場合は何を使っても構いません。目的の分析対象が分離され定量性が確保されれば OK です。しかし,分取の場合はそうは行きません。後の事まで考えて条件を選ばないとダメです(お解りですよね)。

 ですので,分取の場合は後処理で除きにくいものは使用しないのがベストです。今の場合であれば,リン酸カリウムを使わない条件を探すわけです。例えば,酢酸,トリフルオロ酢酸,ギ酸などの揮発性の酸を使用する条件はダメでしょうか?

 とは言っても,どうしてもリン酸カリウムを使用しないとダメな場合もあると思います。その場合の対処法として直ぐに思い付くのは次のようなものです。

・水(アルカリ)と有機溶媒で分配する
 化合物が有機溶媒に溶けるのであれば,これでリン酸カリウムは除けます。

・イオン交換樹脂で処理する
 イオン交換樹脂で化合物だけをくっつけてリン酸カリウムを溶出させる。あるいは逆に,化合物だけを溶出させる。


 天然物の分取の点から 参考になりそうな成書を2つ御紹介しておきます。

「高速液体クロマトグラフィーの実際」
 L.R. Snyder, J.L. Glajch, J.J. Kirklamd 著
 高橋 昭,荒木 峻 訳
 東京化学同人,1992年

「分取クロマトグラフィーの実際 -天然物を中心に-」
 K. Hostettmann, M. Hostettmann, A. Marston 著
 小村 啓,橘 和夫 訳
 東京化学同人,1990年

 以上,「天然物化学の専門家」としての回答です。ただ,私自身は分取でその様な条件を使用した事がない(使用しない)ため,gousan_2000 さんの目的に合うかどうかは「自信なし」です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は,先の質問に関してですが。

> このアミノ酸がLかDかの決定だけを行なったら
 アミノ酸の D, L の決定は混合物のままで行なえます。光学活性カラムを使用する方法と誘導体化して通常のカラムを使用する方法があります(経験者です)。具体的にはペプチド性の天然物(例えばペプタイボール)を単離・構造決定している文献をご覧下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧に回答していただき有難う御座いました。
緩衝剤について大変参考になりました。
アミノ酸についてはマーフィー法で誘導体化して
L、Dの決定を行おうと思っています。

お礼日時:2002/04/09 09:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード


このカテゴリの人気Q&Aランキング

おすすめ情報

カテゴリ