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決算整理事項について
期末になって未払いの利息が○○○円あったという場合
借方 支払利息○○○円   貸方 未払利息○○○円
という整理仕訳をすると思うのですが、

よく分からないのは、この後再整理仕訳で
借方 未払利息○○○円   貸方 支払利息○○○円
と反対仕訳をして消してしまうことです。

この仕訳消す必要なんてあるのですか?
未払利息のまま計上しとけばいいと思うのですが。 

A 回答 (5件)

例:)


当社は前期7月1日にA銀行より期間5年、利率年4%で1,000,000借入れた。
利息の支払は毎年6月30日(後払い)であり、元金は5年後の6月30日に一括して返済する。
《当社の会計期間4月1日~3月31日》
---------------------------------------
前期、7月1日の仕訳:
現金預金1,000,000 / 長期借入金1,000,000

1)前期末3月31日の仕訳:(見越計上)
支払利息30,000 / 未払利息30,000

2)当期首4月1日の仕訳:(再振替仕訳)
未払利息30,000 / 支払利息30,000

3)当期、6月30日の仕訳:
支払利息40,000 / 現金預金40,000
---------------------------------------
*もし、2)の再振替仕訳をおこなっていなかったら、
6月30日の仕訳は次のようになります。

4)当期、6月30日の仕訳:
支払利息10,000 / 現金預金40,000
未払利息30,000
---------------------------------------
2)と3)の代わりに、この4)の仕訳を6月30日にしても
各勘定残高とも全く同じになるのですが、
4)の仕訳をするためには、前期末の決算整理の経理担当者が
A銀行に対する支払利息の見越計上をしたことを、
当期6月30日現在の経理担当者が把握していなければ出来ません。

経理担当者が1人または少人数の企業であるならば、
前期の処理を覚えていられるのでしょうが、

大きな企業では、期間、利率、取引先の違う
複数の借入金があるのが当たり前で、
期中の取引を日々記帳する複数の経理担当者がいて、
その人達と決算整理する経理担当者が異なることが多いので、

『間違った記帳を行うことが考えられるため、
上記2)および3)の記帳方法を使うことにしましょう。』
という理由です。
(簿記検定でもこの2)および3)の方法を基に作問されています)
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この回答へのお礼

なるほどよーーく分かりました。
(4)の方法では確かに担当者が分かっていなければできない仕訳ですね。
再振替仕訳は前期の整理仕訳を消すためのものっていう印象が強かったのですが、単にそうではなくて必要な仕訳なのですね

ありがとうございました!

お礼日時:2006/12/06 18:49

間違えました。

6行目あたりにある「時期」というのは
「次期」の間違いでした。
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>未払利息のまま計上しとけばいいと思うのですが。


何故ですか?
未払費用(未払利息や未払家賃等の総称)の意味を分かっていますか?
未払費用というのは、未払金とはまったく性質が異なるものです。

質問に答えます。
当期を5期、時期を6期としましょう。
まず、分かっているとは思いますが、何故
借方 支払利息○○○円   貸方 未払利息○○○円
の仕訳をするかの説明をしましょう。

損益計算書には、当期に発生した全ての費用を載せる必要があります。そして
借方 支払利息○○○円   貸方 未払利息○○○円
の「○○○円」というのは、当期に発生した利息のことです。
ですので、たとえその利息を払っていなくても(支払い期日がきてなくても)
仕訳で無理矢理「支払利息」の勘定を使って○○○円を当期の損益計算書に載せます。


そして、何故再整理仕訳をするか。

○○○円というのは、5期に発生した利息で、まだ払っていないものです。
ですのでこのまま何もしないと、6期にその○○○円の利息を払った場合、その支払ったときに
借方 支払利息○○○円   貸方 現金預金○○○円
の仕訳をすることになるので、5期の利息である「○○○円」が6期の損益計算書に載ってしまいます。
基本的に6期に作る損益計算書には6期の費用しか載せてはいけないので、これはマズイです。
そこで、6期首に
借方 未払利息○○○円   貸方 支払利息○○○円
の仕訳をするのです。
そうすると、借方貸方で支払利息が出るので、6期に載る支払利息の金額はゼロになり
結果として5期の利息は6期の損益計算書に載らず、めでたしめでたしとなります。

分かりにくい説明で申し訳ありませんが、
少しでも理解して頂ければ幸いです。
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この回答へのお礼

よ~~く分かりました!
(1)再整理仕訳と(2)次期の実際支払い時点の仕訳を合わせると
(1)借方 未払利息○○○円  貸方 支払利息○○○円
(2)借方 支払利息○○○円  貸方 現預金 ○○○円

 借方 未払利息○○○円  貸方 現預金 ○○○円
    支払利息○○○円
と思っていた通りの仕訳になるのですね。。
僕は支払時点でこの仕訳をすればいいと思っていました。
 
相殺すると次期分の支払利息の額をちゃんと計算できるのですね。
再整理仕訳+再整理後仕訳/支払時点の仕訳
じゃなくて
再整理仕訳/再整理後仕訳+支払時点の仕訳と考えると分かりやすいです。
ありがとうございました。 

お礼日時:2006/12/06 12:05

>この後再整理仕訳で


>借方 未払利息○○○円   貸方 支払利息○○○円
>と反対仕訳をして消してしまうことです。
翌期の話ですよね?

それならば翌期(例えば6期とします)になり、前期(例だと5期)に計上した未払利息を反対仕訳で消す為に
借方 未払利息○○○円   貸方 支払利息○○○円→(1)
とやり、利息支払時に
借方 支払利息△△△円   貸方 現金預金△△△円→(2)
とやることで、6期の利息計上額が正しく計上されることになります。

(1)の時点では6期の支払利息は貸方残ですが、(2)で支払の仕訳を入れることで借方残になり6期(2)入力時点での対応分の金額が残る事になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
が、やはり納得できません。
ならば 実際に未払利息が支払われた時点で
借方 未払利息○○○円  貸方 現預金○○○円
という仕訳をすればいいわけではないですか?

問題文には期末に未払利息があったことが判明すると書いてあります。
もし反対仕訳をするとその情報が消えちゃうこととなるのです。

前払保険料などの整理後(次期)の反対仕訳については理解しているのですが、この未払利息についてはどうも上記の理由で納得いきません。

お礼日時:2006/12/06 11:52

支払利息が小額であるので、決算に重大な影響を及ぼさないためにいったん計上した支払利息を訂正したということが考えられます。


毎期同じことをしているならば無駄なことです。
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