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Nothing is fixed in Italian cooking, let alone any other aspect of the culture of Italy, be it art, music, architecture or whatever.
この文の主節は"Nothing is…cooking"だという事は分かったのですが、2つ目コンマ以下の"be it art…whatever"の部分がどのような構文となっているのか分かりませんでした。
倒置が行われているのでその前に副詞を補うとして、何を補ったら良いのでしょうか?解答お願い致します。

A 回答 (3件)

 この形は命令法による譲歩構文です。

倒置ではありません。有名な表現で、
Be it ever so humble, there is no place like home.(どんなに粗末でもわが家ほどいい場所はない)
というのがあります。これと同じです。
 命令法に仮定と譲歩の意味があります。例えばSuppose ~という表現は動詞の原形が先頭に来ていますが、「仮に~ならば」という意味で仮定です。またrain or shineやbelieive it or notなどは命令文の形をしていますが、意味は譲歩です。
 命令文だとしても納得いかないのはitという主語が入っていることですが、命令文に特に主語を明示する場合があり、その場合動詞の前に置く場合と後ろに置く場合があります。従いましてこの形は命令文に主語が添えられている形です。
 他に例えばcome what may(何が来ようとも)とかtry as she does(いかにやってみても)なども、一見倒置に見えますが、命令法です。故にお尋ねの英文は倒置ではありません。 
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類型と言えるかどうか分かりませんが



Whether it be art, music, architecture or whatever

のような仮定法現在を使うこともかつてはあったようで19世紀ごろの小説などで見かけることはあります。現在では全く行われません。これを if の省略のように「接続詞を省略して倒置」と見なすことも可能でしょう。
そもそもなぜ倒置するかについては、はっきりした理由は分かっていないようです。「~なのか、それなら/それにはかかわらず」のように疑問文からの発展と見る向きもありますが、仮定法の動詞が本来持つ(つまり接続詞の機能も併せ持つということです)「仮定、譲歩」の機能のため倒置されるという解釈もあります。もっともこういうことは使う側の意識には表れないでしょう。
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これは仮定法の特殊用法です。

普通に書けば

whether it may be art, music, architecture or whatever
それが芸術、音楽、建築、何であろうとも

倒置したままで副詞を補うことはできません。

この構文はやや硬い感じの文体ですが、意外に目にする割にあまり取り上げられません。

この回答への補足

解答ありがとうございます。

確かに文法書で仮定法を引いてみてもこの構文に関して言及されていませんでした。

ところでこの構文は、
"If it were not for"="Were it not for"
などの類型と捉えて差し支えないのでしょうか?

補足日時:2007/01/27 22:54
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