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It is not only the lessons that history has to teach, valuable though they are, that this claim lies. It is rather because history, by making us aware how we arrived where we are today, gives us our bearings so that, like any traveller, we may venture into the unknown confident at least of our direction.

『歴史が教えてくれるのはその教訓だけではない。その教訓は最も価値のあるものだが、この主張はうそをつく。私たちがどのように今日に至ったか私たちに気づかせてくれることで、歴史は旅行者のように私たちをそのように方向づけて、少なくとも、私たちはわからない自身のある方向に足を踏み入れるかもしれない。』

うまく訳せませんでした。

この英文の熟語・構文等の解説(できれば文の構造、〔S〕〔V〕など)をお願いします。

A 回答 (4件)

>It is not only the lessons that history has to teach, valuable though they are, that this claim lies



一見すると、この文は、it is ~that this claim liesの強調構文で、only the lessons that history has to teach, valuable though they areが強調される部分のようなのですが、そうするとこのliesが他動詞となって意味が不明なためそのまま訳すと次のような意味になると思われます。これだけでは資料不足のためこの部分はあくまで参考訳であることをご了承ください。

試訳
歴史が教えてくれる教訓は貴重なものであるが、この主張が成立する(lieする)のはこれらの教訓だけではない。

> It is rather because history, by making us aware how we arrived where we are today, gives us our bearings so that, like any traveller, we may venture into the unknown confident at least of our direction.

この場合のthe unknownは、「未知の世界」という名詞で、「未知の世界に思い切って足を踏み入れることができる」という意味です。
confident at least of our direction.は、being confident at least of our direction = with confidence at least of our directionのことで、「少なくても私たちの進む方向に自信を持った状態で」という意味です。
so that以下の訳は、「あらゆる旅行者と同じように、少なくても自分たちの進むべき方向に自信を持った状態で未知の世界に思い切って足を踏み入れることができる」になります。

参考訳
むしろ、私たちが今日ある場所にいかにして到達したかということを歴史が私たちに気づかせることによって私たちの現在の立場を示してくれており(=何を成すべきかを示してくれており)、このため、あらゆる旅行者と同じように、少なくても自分たちの進むべき方向に自信を持った状態で未知の世界に思い切って足を踏み入れることができるからなのである。
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この回答へのお礼

丁寧に解説していただいたおかげで、よくわからなかった英文がなんとか理解することができました。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/03/14 22:07

訳す前に構文をしっかり把握して、意味を踏まえたうえで訳すようにしたほうが良いです。

このような長ったらしい文章は、本当は悪文なのですが、受験ではあえてそういう文章をよく出題します。
重要なのは、
1、原文の意味と致命的なニュアンスの取り違えが無いこと。
2、訳した日本語の意味が通ること。
が基本でしょう。その上で、訳し方の上手い下手はあるかとおもいますが、英語の試験なら最低限上の二点が出来ていればそこまで致命的になることは無いとおもいます。単語単位で表現が悪くても減点されるのは、上に比べて少ないはずです。

さて、まず「歴史が教えてくれるのはその教訓だけではない。その教訓は最も価値のあるものだが、この主張はうそをつく。」の部分ですが、よく分からないとおもいませんか?まず後半部分が決定的に間違っています。嘘をつくのではなくて、そこにあるという意味ですね。「教えてくれる」というのも「has to teach」なので「教えるべき」のほうが言いと思います。「this calm lies」とは文脈からして、次に続くような主張のことを指しているのでしょう。また、「価値のあるものだが」というのは「this lesson」のことを述べていいます。ここでは、おそらく省略されている、すでに述べられたもののことでしょう。

英訳では特に"this"や”that"the lesson"などの代名詞や文中の別の語を指すものをはっきり区別して全体像を捕らえてから考えましょう。今回は"not only A(but) B"の構文が使われていますので、特にAとBが何を指すのかをきちんと整理してから訳を作ったほうが上手くいくでしょう。

これらを踏まえて私が訳すとすると、
「歴史が教えるべきは、価値のあるものだがそれらの(そういった)教訓だけではなく、このような主張があることだ。」

後半部分は日本語表現でもっと良いものがあるとおもいますが、このような感じで大意を訳せば基本はOKだとおもいます。大学入試レベル+試験時間内で訳すならそこまで表現でとやかくされることはないとおもいますけど。
「歴史は、私たちがどのように今日に至ったかを気付かせることで、我々の向かう指針を与え、それによりいかなる旅行者のように私たちは、少なくとも我々の向かう方向に測りしれない自信で突き進むことが出来るだろう。」
「like any travellers」のかかっている位置、「so that, (like any traveller,) we may}「the unknown confident」辺りの訳を確認すると良いでしょう。直訳するとどうしても分かりにくいものになったり、意味不明になりそうであれば、思い切って文章全体の趣旨に合うように意訳してしまったほうがすっきりするとおもいます。
たとえば「unknown=わからない」とやると、分からない自信?となりますが、日本語として意味が分からないですよね。分からない=測り知れない自信≒unlimited と意訳してみます。仮に、unknown=無知だけの意味しか覚えていないなら、わからない=自信がない、とも取れそうですが、そうすると歴史が与えてくれるものが我々の指針で、自信をなくすこと?となり意味不明ですので、文脈からも良い意味の「計り知れない」と訳します。

ポイントは、「まず自分の訳を読んでみて何が言いたいのかわかるのか?」ということです。おそらく質問者さんのものでは、意味不明でしょう。こうならない為には、まずはきちんと文章の主語、述語の関係をつかんでおくことです。#1さんのように初めに、主文以外を()や{}で区別してはっきり理解してから訳すのも良い方法です。

後は、いろいろな和訳の模範解答をみて、センスを奪うしかないでしょう。もちろんどのような参考書にも書いてあるコツ「~enable を~によってなどと訳すなど」は勉強するべきですが。

最後に、私は英語、日本語の専門家ではありませんので完璧な訳を求めるのであれば、模範解答等を見てください。あくまで参考例+個人的な経験からの訳出のコツです。
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この回答へのお礼

丁寧に解説していただいてどうもありがとうございます。
無生物主語の訳し方などを工夫していきたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/03/14 22:04

これ、「歴史とは何か」というE.H.Carの書いた本の一節では?



もしそうであれば、最初の文章がちょっと欠けているように思うのですが、どうでしょうか。
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bearing 態度 lie 2-自動-1】横たわる、寝る、位置する、横たわっている



それはむしろ歴史が~であるためである
because history(, by making us aware how we arrived where we are today,) gives us our bearings (so that, like any traveller, we may venture into the unknown confident at least of our direction.

so that we may ~ 我々が~出来るように
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/03/08 18:41

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