No.1
- 回答日時:
結論から先に申しますと、オープンの投資信託も株と同じで売買した方が良いでしょう。
海外には投信タイマーと呼ばれるプロがいて、値上がり局面は保有し、値下がり局面ではMMF等にシフトし値下がりを未然に防ぎ、かなりの運用収益を出しているそうです。
経済の流れを読み、その時代時代にマッチした投資信託を選択し、その選択を誤ったり値下がりしそうな時には未然に評価損を最小限に抑えるべく、時には現金化すべきと思われます。
そうしないと某大手証券会社の一兆円ファンドのようにアッという間に半分になる事もあります。
尚、投信には手数料が高いものもありますので気をつけましょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2002/06/01 00:11
アドバイスありがとうございます。
やはり、そうなんですね。
定期預金の用に預けっぱなしで結構損しました。
証券会社とも話をしてみます。
No.2
- 回答日時:
>証券会社とも話をしてみます
とのお礼を頂いたので補足説明させて頂きます。
私も長年そういう関係の仕事に携わっておりますが、本当にお客様の利益を考えてアドバイスをする証券マンは少ないです。
証券マンは基本的には手数料が欲しいという事情があり、全く証券マンまかせにしてしまうと、乗り換えしなくてもいいところでも乗り換えさせられたりする事もありますから、出来る事であればご自分で勉強されてご自分の判断でされる方がかえって良い結果を得る事が多いと思います。
ちなみに半分に値下がりした投資信託を元に戻す為には2倍にしないといけない訳ですから、場合によっては夢のある株を買った方がよいかもしれません。
頑張って下さい。
No.3
- 回答日時:
既に回答された方とは、単に「強調する点が異なるだけ」かも知れませんが、考えて頂いても良いと思う点を上げます。
まず、タイミングを見て売買する事が本当に運用成績の向上につながるのか、という点です。「ウォール街のランダムウォーカー」(バートン・マルキール著/日本経済新聞社)という本の名前を聞かれた事がありませんか?その本が言っている事を簡単に言えば、「プロといえども市場平均以上の運用成績を上げる事は期待できない」という事です。その論理的な帰結は、「株価動向を予想して売り買いするのは無意味」(単に自分自身でやる意味が無い、というだけでなく、運用報酬としてのコストが発生するような投資信託、つまりファンドマネージャーの腕に期待する投資信託を買う意味も無い、という事)、「従って、最も合理的な運用とは、できるだけコストの安い、インデックス投信を、淡々と定期的に同額買い増して行く事」という事です。(勿論、長期的には株式はリスクに見合った利益を与えるはず、という大前提があります。)
同様の事を説明した本は、たくさんありますが、この本は、特に有名なので、お近くの図書館でも読めるかも知れないと思い、書名をあげてみました。宜しければどうぞ。
さて、「タイミングを図る甲斐が無い」という『理論』は、私が知った時からでも、もう15年ぐらい経っており、細かい所は別として、根本からくつがえすような反論は出ていないと思うので、「観測の結果としての事実」と言っても良いぐらいだと思っています。その一方で、現実には、この『理論』を知りながらも、タイミングを図っている投資家は、勿論いくらでもいます。(かく言う私自身がその口です。)ですから、どうするかはご自身で判断して頂くしかないのですが、それでも、タイミングを見て売買する事で運用成績を向上させるのが容易でない事は想像頂けると思います。
で、タイミングを図るとして、次に問題になるのは、自分の考えている投資方針に沿った運用対象は何か、という事です。以下に述べるのはあくまで一般論です。
投資信託の最大のメリットは、分散投資ができるので、銘柄分散しなかった場合に比べて同じリスクでより高いリターンが期待できる事でしょう。(個人の場合、かなりの投資金額で無いと分散投資が充分にできませんから。)しかし、その裏返しとして当然値動きは小さくなります。更に、ファンドマネージャーが自分の判断で売買するファンドでは、特に急落局面などでは解約に備えて現金比率を上げる傾向があり、こちらが「株価が底だ」と思って、見事相場自体の予想は当っても、投信の値上がりは期待したほどではない、という事も可能性としては有り得ます。
また、投信の売買コスト(手数料)や保有コスト(信託報酬など)は、現物株に比べて高い事が多いです。(現物株の場合、保有コストは口座管理料ぐらいでしょう。)
つまり、元々タイミングを図る事で運用成績を上げるのが容易でないのに、それに加えて高い売買コスト等々のハンディキャップを負って投信を運用対象とする理由は何か、という問題です。
あえて個人的な意見を述べさせて頂くなら、タイミングを図って売り買いする対象となりうる投信は、インデックス投信(TOPIX連動型など。上がり下がりがわかりやすいので、予想もしやすい)で、それも極力売買コスト・保有コストの低いもの、という事になります。
いずれにせよ、考え方の順序としては、「投信はタイミングを見て売買すべきものかどうか」と言うより、「タイミングを見て売買するのかどうか」「するのであれば、どんな運用対象を選ぶべきか」という事ではないか、と思います。
事の性格上、私にとっては、他の方に自信を持って「こうすべきだ」と言える様なものではないので、「自信無し」としておきます。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
専門家というほど専門家ではありませんが、運用の仕事に携わっているので(投資信託の運用ではありませんが)一応そうしておきました。
基本的なことなども書きますので、「常識だ」と気に障ることもあるかもしれませんが、ご容赦ください。
まず、購入している投資信託がどのような運用をしているものなのかをはっきり理解しておく必要があります。オープン型の投資信託で基準価額が下がっているとのことですので、株式もしくは為替などのリスクをとった投資信託だと思われますが、内容をよくご存知でしょうか。株式とか米国債などどういう資産を対象にして運用するのかといったことだけではなく、どういう運用スタンスなのかをはっきり理解することが重要です。具体的に株式中心に運用する投資信託を例に言いますと、株式を常にパンパンに購入して運用する(これを「フルインベストメント」と言います。フルインベストメントといっても、通常は完全に現物株式のみで運用している訳ではなく、解約に備えて一部を現金にしており、現金に相当する金額について先物を買い建てています。)のか、相場状況に応じて株式や債券などへの投資比率を変更しながら運用する(これは「バランス型ファンド」などと呼ばれています。)のか、などです。
バランス型では、運用会社の方針で投資比率が変更されたりしますので、株式相場や債券相場などとの連動性は悪くなります。つまり、運用会社の見通しなどが外れれば、相場が上がっても下がっても基準価額が下がり続けるといったことが有り得ます。バランス型の場合は、安易な買い増しは慎むべきではないかと思います。
フルインベストのファンドの場合は、それはアクティブ運用をするファンドか、インデックス運用をするファンドかということを理解する必要があります。アクティブ運用というのは、一般的に、ベンチマーク(TOPIXなどの株価指数が用いられることが多く、運用成績を比較する対象のこと)をアウトパフォーム(ベンチマークより収益率が良いこと。例えばTOPIXが2%上昇したときにファンドの基準価額が3%上昇していれば、1%アウトパフォームしたという。逆にベンチマークより収益率が悪ければアンダーパフォームという)することを運用目標としています。ベンチマーク対比の運用をする場合、通常はファンドの基準価額もある程度はベンチマークと近い値動きをすることが多いです。なぜなら、運用担当者も見通しが外れて非常なアンダーパフォームとなるリスクを取りにくいからです。ただ、これはファンドや運用会社の方針などもあり、一概には言えませんが。そうした方針などは目論見書からもある程度わかりますし、過去のベンチマークと収益率の差が大きいか小さいかを比べても大体わかります。一方、インデックス運用というのは、TOPIXなどのベンチマークと同等な収益率になるように運用するものです。インデックスファンドでもベンチマークとの連動性に差があり、連動性の高いファンドが良いインデックスファンドと言えます。一般的には、運用資産が大きい方が連動性も高くなります。
長くなりましたが、結論を言いますと、バランス型のファンドであれば、過去の運用成績・運用方針がどうであったかを調べ、納得できるようであればそのまま保有していても良いのではないかと思います。納得できなければ、損切りして失敗だったとあきらめるのが良いと思います。過去の運用成績は投資信託を購入した証券会社に請求すれば手に入るのではないかと思います。フルインベストのファンドであれば、アクティブ型では運用成績などが納得できなければ、解約して別のファンドにするのが良いかと思います。納得できれば自分の相場感で買い増ししたり売却したりする方が良いでしょう。信頼できる運用会社であれば保有し続けても良いと思います。
ただ、私自身はインデックスファンドで運用しています。何といっても相場に連動するので、相場が上がっても基準価額がついてこないということが起こりにくいですからね。お勧めの運用方法は、tiuhtiさんが言うように、毎月一定額買い続け(ドルコスト平均法と言います。さらに長くなるので詳しいことは別で調べて下さい)、相場が上昇したら売却して利益を得るという方法がよいかなと思っています。もちろん売却後に相場が安くなったら、買い戻してもいいですし。
ただ、良く分からないからそのままにしておくということは止めた方が良いと思います。相場とうまく付き合うには損切りをうまくすることです。早めの損切りをして破産する人はまずいません。破産する人は、損したからといって回復を待って、もっと損してしまう人です。勇気ある損切りがあなたを助けます。損切りすると気分も晴れ晴れしてきますよ。
この回答へのお礼
お礼日時:2002/06/17 10:20
アドバイスありがとうございます。
損切りも時には大切なんですね。
自分の持っている投信についてもう少し調べてみて
必要なら損切りも考えます。
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