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鉄骨ラーメン構造の柱仕口部の納まりには、通しダイアフラム形式と外ダイアフラム形式がありますが、それぞれの形式のメリット・デメリットについて教えて頂けないでしょうか?

A 回答 (1件)

通しダイアフラムは一般的(と思われます)な組み方ですが、外ダイアフラムは少数派だと思われます。


ちなみに、内ダイアフラム形式というのもあるのはご存知ですよね。内ダイアは通しダイアと共に多く用いられる形式ですね。
私自身は外ダイアの実施経験がありませんので、想像の域をでませんが、ご勘弁を。

柱材の長さ:
外ダイアは梁の位置にかかわらず長い材料を用いることが出来るため、柱の溶接量が少なくなる(と考えられる)。
通しダイアは梁の位置で必ず柱を切断して溶接しなければいけないため、柱の溶接量が多くなる。

柱板材の局部座屈:
外ダイアは柱板材と梁フランジとがT型接合になるため局部座屈に対する検証が必要である。
通しダイアは柱板材と梁フランジとが十型接合になるため局部座屈の心配が無い。

梁端部の材料:
外ダイアは梁端部材を必ずプレート組み立てとしなければいけない。
通しダイアは梁端部材に既製H型鋼を用いることが出来る(溶接手間が減る?)。

外観:
外ダイアはダイアフラムの部分が大きく空間を使うので、室内用途などの場合に邪魔になる可能性がある。
通しダイアは、ほぼ柱寸法程度のダイアフラムとなるので、空間を有効に使える。

他にもありそうですが、パッと思いつく範囲ではこんな感じではないでしょうか。
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