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いつもこちらでいろいろと教えていただいている経理初心者の者です。
現在決算書類を作成中で切羽詰っているのですが、人件費の内訳と売上原価の関係についてご教授頂ければと思います。

勘定科目内訳書の『役員報酬手当及び人件費の内訳書』下部の「従業員の給与手当と賃金手当」の欄ですが・・・
弊社は設備工事業を営んでおり、事務員と会社雇用の現場作業員に毎月「給与手当」の科目で月給支給・計上しています。
他に一度だけアルバイト(雑給計上)を雇いました。
その他現場作業をお願いしている個人作業員は外注費として計上しています。

内訳書の注意書きを見て事務員は給与手当の欄に記入するのはわかったのですが、給与手当計上している会社の現場従業員分と雑給計上しているアルバイト分はどこに記入すればいいのでしょうか?

賃金手当欄には売上原価に算入されるものを記入と書いてあったので、損益計算書で確認してみたのですが、売上原価欄には「棚卸高」と「仕入高」しか算入されておらず、販管費欄に「給与手当」と「雑給」があるのでどのようにしたらよいか悩んでおります。

また、『法人事業概況説明書』の主要科目欄の売上原価内に「外注費」と「減価償却費」、販管費欄にも「減価償却費」があるのですが、会計ソフトで作った決算報告書で見ると販売費一般管理費の中に全て算入されています。
「外注費」は記入せず、「減価償却費」だけ販管費欄に記入すればよいのでしょうか?
また、従業員給与欄には事務員・会社雇用の現場作業員・アルバイトに支給した額を書けばいいのでしょうか?

説明が長くなりましたが、よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

こんばんは。



貴社の損益計算書や(完成)工事原価報告書の記載のとおりに記入して問題ありません。
「役員報酬及び人件費の内訳書」の給与手当欄に、事務員・現場従業員・アルバイトに支払った
給料の額の合計を記入して下さい。飽くまで「決算書に計上した金額の内訳」ですから。
事業概況説明書の損益計算書と貸借対照表は概略を記入するものですから、
単位が千円となっているだけで、記載項目は決算書に準じていなければなりません。
ですから、減価償却費が全額販管費に計上されているのでしたら、そのとおりに記入します。
また、外注費を販管費に計上されているのでしたら、概況書の「販管費のうち」欄には
外注費はありませんから、記入する金額はないことになります。
従業員給料欄は、事務員・現場従業員の給与とアルバイトの雑給を記載します。

企業会計という観点からは、現場従業員の給与、作業員に係る外注費や
現場で使用する固定資産の減価償却費は工事原価の労務費、経費とする方が・・・
という問題はありますが、法人税法は決算書の記載区分についてまでは言及しません。
所得金額の計算が正しく行われているか(損金算入限度額が守られているか、
益金算入漏れがないかなど)ということにうるさいだけです。
ですから、内訳書や概況書は決算書のとおりに記入しておいて問題ありません。
むしろ、工事原価報告書に労務費の記載がないのに内訳書の「賃金手当」に記入されている方が
税務署は「んっ?」と思ってしまうのではないかと考えます。
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この回答へのお礼

ksi5001様
大変わかりやすいご回答ありがとうございます!
凄くスッキリしました!
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/03/28 01:09

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