家・車以外で、人生で一番奮発した買い物

私も妻の職場に、たまに顔を出しますし、その運営をボランティアとして手伝う事もあります。
そーゆー方と付き合う中で(たまにだけど)人がらの良さとか、自分の仕事に対するひたむきさ等、尊敬に値するものを発見する事も出来ました。
でも中には、障害の程度の重い軽い等があって、コミュニケーションを取りづらい方もいます。
そーいった仕事に携わる妻を見ているうちに色々と自分なりに思う事も出てきました。

・妻(と他職員)は、その障害を持つ方の2倍近い時間働き、その障害を持つ方に気持ち良く働いてもらえるよう努力しています。
・妻)は、時には突然、何かが気に入らないと暴れ出す若者に無抵抗に立ち向かって、落ち着かせたりします。(何日も消えないアザを作りながらも。)
・妻は休日や帰宅した後の夜の急な仕事がらみの用事にも答えます。(無償で)

一方、障害を持つ人を見ると、
・自分が気に入らないと暴力をふるい。
・仕事に飽きると、勝手に休憩する。
・食べたいものを、気が済むまで食べる。
・外に置いてある他人の所有物を傷つける。
・もよおした時、好きな場所で立小便。
・家に帰れば、親は甘やかす。

暴力を振るわれて、体にアザを作って帰ってくる妻を見た時、なにか私の中でプツンと切れました。(激怒した訳ではありません。)
確かに人柄が良い、和やかな人もいますし、好きな若者達もいます。
でも、親しくなければコミュニケーションも取れない、自分の感情のままに生きる人を、どう理解すれば良いのでしょう。(その仕事に従事する者の夫として)
アタマ理屈では理解できても、それに感情がついていくのは...結構ハードです。

妻の仕事と「知的障害者」をこれからどういう視点で見ていけばいいのでしょう?どうぞ、なにかひとことアドバイスくださいませ。

(↑質問中の言葉の表記が適当でないかもしれませんが、無知な者ゆえにご容赦下さい。)

A 回答 (7件)

すばらしい奥様をお持ちで感心します


それを見守っているあなたもすばらしい心をお持ちの方と思います

いろいろとあなたを慰める言葉はあるのでしょうが
いまあなたの文章を読んで
私があなたに差し上げることができる言葉は最初の二行が一番適切だと思います
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この回答へのお礼

こっちが心配して仕事の事に口出してみりゃ、逆に「解ってないくせに」と怒られる事もあります。

いや、でも、...ほとんどグチカキコでしたねスミマセン。

でも、ありがとうございます。

お礼日時:2002/06/07 22:32

 知的障害に限りませんが、「障害児を持った親は、1度は自殺を考える」と良く言われます。

障害児を産んだ自分自身を責めて、障害を持って産まれた子どもの将来を悲観するわけです。

 その両親の悲しみは、同じ立場の人しか理解できない類の思いです。私などは、それでも障害児とともに生きていこうとする両親の姿に、人の強さを感じます。奥さんも何かしら思うところがあるからこそ、職員として働いているように思います。

 「知的障害者に関わる人たちは、その方たちサイドに立って物事を考えすぎてる」とおっしゃいますが、知的障害者本人は、何が自分にとって問題なのか、その主張を的確にすることが不得意です。重度ならなおさらです。ですから、chienさんの奥さんは、彼らの大切な代弁者のひとりです。

 一般的に福祉業界は、ハードワークと知識が要求される割には、薄給で、個人的社会的評価も低く、報われない職業かと思います。外から見ると、疑問を感じることは多いかと思いますが、そのときに、反論ではなく、そうなる理由を質問するようにしたら、いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

確かに前は、私も仕事の事を話すにも反論・否定するような物言いになってたような気もします。
家に帰ってからも仕事の電話がよくかかってくるし、寝言も「...販売よろしくお願いします。...」等、夢の中でも仕事しているみたいなので、最近は家に帰ってきてからも仕事の事を訊いたりするのは悪いかなぁと思えてきました。

気にはなってますけどね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/09 07:37

 障害がどこにあり、どの程度なのか、またその人の環境がどうなのか。

いろいろとその人を知ってあげることが前提です。その上で、あなた(または奥さん)にできることを、できる範囲ですることが大切です。
 これは、障害者だけに限ったことではありません。健常者といわれる私たちであっても、「怒りやすい人」「気の弱い人」「無責任な人」といろいろといるはずです。大小強弱の違いです。
 ですが、健常者だけの世界では「甘え」は許されません。企業だけではなく多くの場合は、共に成長をし、成果を出すことを求められます。
 このことについて障害者は「かやの外」であってはいけないと思います。彼らは彼らなりに、できることを、できるだけ行うべきです、その行うこと(言い方を変えれば挑戦)の機会を、他人が奪ってはいけません。
 しかし健常者がもっている甘やかしが問題です。健常者は、障害者に対して最も安易な対応は「放っておく」ことです。しかし、社会や職場への対応、順応をさせようと努力することは大変な労力・忍耐が要求されます。
 奥さんがひどいことをされて、rickraffaelloさんが困惑され、怒りさえ覚えるのは、よく理解できます。ただし、障害者に対して、より積極的にかかわってゆくことを決意されたとしたら、つまり「職場の障害者に対して、もっと社会対応、順応をサポート」しようと奥さんが考え行動を起こせば、きっと職場の環境は改善することでしょう。
 しかし、奥さんはもっと深いところで、悩みが増すでしょう。それは外傷としてのアザではなく、心の傷をおう恐れがあります。
 より一歩かかわりを深めるのか、今の状態を維持しつつ、自己の寛容を広げてゆくのか、奥さんと話し合ってはいかがですか。
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この回答へのお礼

私(非福祉業界人)から見て、街中で知的障害を持つ方の隣にいる職員の行動を見てヒドイ接し方だと思う事、怠慢と思う事、その業界を見て職員として働く方の労働条件の悪さ、業界自体の体質...。
自分の基準から見ると、色々な部分で疑問に思う事もあります。

だけど、それを妻に話すと結構、怒られる事が多いのです。
多分、何も仕事の苦労を分ってないくせに偉そうな事を言ってと思うのかもしれません。
逆に私も自分の仕事に対して「あーだこーだ」口を挟まれたら、嫌な気持ちになるでしょう。

だから最近は妻の仕事に対して、感想や提案はあまりしない様にしてます。

こんな風に妻の知らないところで、妻の仕事について話を出来るのは制限が多いながらスゴク新鮮で貴重でした。ありがとうございます。

でも妻は、今日「教えてgoo」を初めて使っていましたので(園芸ネタ)このカキコミも発見されてしまうかも(^^;) ...そしたら怒られちゃうかな。

お礼日時:2002/06/08 18:03

私には知的障害者の弟がいて、かつ知的障害者にかかわる非常勤の仕事をしたことがあります。




まず知的障害者をどう見るか、なのですが。
知的障害者は性的にも身体的にも、健常者と同様に成熟し、そして衰えてゆきます。
しかし物事を理解したり考えたり感じたり、という知的な面でハンディを負っているのです。(そのままですね)

自分が請け負った仕事は責任を持ってやり遂げなければならない。
他人に迷惑をかけてはならない。
他人のものを傷つけてはならない。
食べ物は自分が欲しいからといって際限なく食べてよいものではない。


こういう、健常者から見れば当たり前のことを理解することが出来ないし、セルフコントロールする能力が、不足しているのです。
なぜなら、知能の「年齢」が軽度の方でも小学校高学年程度。最重度の方であれば0歳であったりするからです。


想像してみてください。
例えば2~3才の子ども。
今おかしを食べてはいけないと言い聞かせても駄々をこねて泣いたりしますね?
歩きたくないといって駄々をこねて、地面に寝っころがって、手や足をばたつかせて暴れたりしますね?

知能の水準が同じなだけあって、これと同じことを、彼らはしているだけなのです。
ただ、身体は大人ですから腕力もありますし、暴れられると介助者が怪我をするに至るのです。

2~3才の子どもであれば暴れても無理に押さえつけるのも楽勝ですし、第一健常児はいずれ知的に成長していき、社会的ルールを理解しますからこのような困った行動を起こさなくなります。
しかし、知的障害者は、そこに障害があるがゆえに、「いずれ理解できるようになる」という変化が望めないのです。

変化が望めないからこそ、親は疲労困ぱいしています。普通の子どもならすぐに出来るようになることが、何十倍かかりますから。知的レベルによっては、親や指導員が懸命に教えても一生出来ないこともたくさんあるのです。
よく、老人介護で疲れ果てた家族が新聞等で話題になりますが、知的障害の子どもを持った親は、自分が動けなくなるまで、50~60年もの間ずっと子どもの介助をする生活をする訳です。家族だから言うわけではありませんが、知的障害者の親は、老人介護をしている方の比ではない苦労をしていると思います。

あなたから見て親御さんは甘やかしているように見えるかもしれません。
実際、本当に甘やかしすぎの方もいるのかもしれません。
でもしつけようにも暴れられたら太刀打ちできないし、だいいち何回やっても成果が上がらない、というのをすでに20~30年も経験してきていますから、あきらめの境地にもなると思います。こうなれば、「もう本人が機嫌よくすごせればそれでいいや」「どうせ●才の知能しかないんだから無理なんだ」、と。


あなたの奥様は、こういったことを全て理解して、知的障害者ご本人も、その親御さん(ご家族)にももっと快適に過ごせるようお手伝いをなさっているのだと思います。
知的障害者は無垢でひたむきだから接したい、ではなくて、ただ他人の役に立ちたい、と。
私も、知的障害者の家族であるということを抜きにしても、日常小さなことでも他人の役に立てればとても嬉しいです。


最後に、あなたの奥様のような方がいなければ、平和に生活していくことがとても困難になる立場の者として、奥様と、奥様を助け理解しようとしているあなたに感謝します。
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この回答へのお礼

知的な面でハンディを負っている人としてその人を見つめる。
だけど成人してれば、大人の社会人として尊重する。
・・・はっきり言ってムズカシイ。いや、理屈や論理では解ります。

私が軽率にその家族に対して「甘やかしている」と言いましたが、知的に障害を持つ方の家族の気持ちは私はもちろん、その仕事に携わる妻でさえ本当には解らないかもしれませんね。

ただ私が感じるのは、知的障害者に関わる人たち(業界?)はその方たちサイドに立って物事を考えすぎてるように思えます。
話せば色々な事が思いつき、この場では書き切れないので残念ですが、私のカキコミに色々な方が返事を寄せていただいて本当にうれしいです。

ありがとうございます。

お礼日時:2002/06/08 17:45

怖いですよ、人の心の悪意が・・だから、素のままで裏のない、知的障害者っていうものが私には、単純なだけに、安心できると思ったことはあります


人間が知識をもった事で、いいことだらけでしょうか?他人を貶めたり、他人をねたんだり、他人を憎んだり・・・子供の世界をみていてすら兆候を感じるんですよ。子供の世界ですら。。強い者に媚びたり、嘘ついたり、誤魔化したり。

その施設では、作業員を叱ることはないのでしょうか?普通の人間と(社会生活を営んでいる人間と、そのような障害者と、犯罪者と、精神病患者の境界すら実はないのではないかと思う私は、たんなる、変わり者でしかないですが、奥様は、きっと、立派な方なのでしょうね。

ちなみに、アドルフヒトラーも、私の記憶に間違いがなければ、優生思想で
理解できないもの(精神病者とか・・)への排除を主にしてませんでしたか?

もっとも奥様がなぜその施設で働くのかは、奥様に聞かれたほうがいいという意見に大賛成ですけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
神的あるいは宇宙的レベルでは境界は無いでしょうね。

だけど、世間には「ルール」「法律」「慣習」「常識」てものがあります。

精神に障害の有る無しで「通り魔」となり、根拠無く人にキズを負わされた者が法的に....

アレっ、何を言おうとしたんだろ。

お礼日時:2002/06/07 23:24

はじめまして!奥様のお仕事を理解しようとしているご主人様にまず感心。

私は以前、介護ヘルパーをしていました。お年寄りの痴呆専門棟で責任ある仕事を任されていました。少し施設も環境も奥様とは違いますが、その時の私の経験では・・・。
主人と結婚する時に、お姑さんに「そんな汚い仕事・・・」と言われました。確かに綺麗に着飾るような仕事ではないけれど、私は誇りを持ってましたし、主人に「言っても分からないやつ(痴呆老人)は、ほっとくしかない!」とも言われました。だけど、私達は理解しなくちゃいけないんです。お年寄りにはお年寄りの世界があるんですよ。
例えば、暇さえあれば椅子を全部、テーブルの上に積み上げていってしまう。それは、昔その人が掃除婦だったからなんです。椅子を机の上に上げてからモップなどで拭きますよね。
大便を部屋の壁に塗りつける。それは昔その人がペンキ塗り職人だった、ってこと。その人達にとっては、やってる事すべてが、普通なんです。私達が、普通だと思うこの世界を、もし誰かに否定されたら・・・?やっぱり嫌じゃないですか。障害がある人達にとっても、同じじゃないんでしょうか・・・。
奥様もそれを理解されてるんだと思います。かと言って、それをすべての人に理解しろって言うのも無理!だから、あなたも理解できるところまで、でいいんだと思います。無理しようとしても、ストレスになるだけですから。時間が解決してくれると思いますよ。私はそうやって主人に話してきました。理解できたかどうかは、分かりませんが(笑)。あんまり上手いアドバイスは言えませんが、応援しています。頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あなたのような経験談は、聞いてみたかった話です。
この教えてgooはそういう方とすぐにアクセスできてうれしいです。

「理解出来るところまででいい」...そうですね。

「障害者と世の中」みたいな話は本当に議論尽きない様ですね。
私の妻も、休日も「会議」だ「ミーティング」だ「懇親会」だ「研修」だ「講演」だと年がら年中です。

これからも私はこの業界の者ではない者の立場から見つめて、そして考えていきたいと思います。



その業界の部外者でありながら、近い所にいる私は色んな情報を得たいと思っています。
妻でさえ、この「障害者と世の中」て事になると、

お礼日時:2002/06/07 23:08

奥様が好きでなさっている事でしたら、応援して差し上げてください♪



>アタマ理屈では理解できても、それに感情がついていくのは...結構ハードです<

確かにとても大変なことだとお察しいたします。
でも、奥様のような方々がおられるから、障害者の方も
安心して働く事ができるのだと思います。

>・家に帰れば、親は甘やかす<

自分の子は可愛い・・・障害のあるなしに関わらずそうだと思います。
「働いてきたのだから、家では好きなことをさせてあげよう」と思うのかもしれませんね。

素人の私が意見やアドバイスはできませんが、奥様を始め職員の方々のご苦労には頭が下がる思いです。
(身内に知的障害の人はいませんが、奥様のようには働けないので)

>妻の仕事と「知的障害者」をこれからどういう視点で見ていけばいいのでしょう?どうぞ、なにかひとことアドバイスくださいませ<

奥様にお尋ねするのが1番だと思いますが・・・
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この回答へのお礼

その親の気持ち。
これは特に私には子どもを授かる経験がないだけに、直に「甘やかしてる」とは言っちゃいけないキモチがあるのでしょうね。軽率でした。

応援っていっても、家事やったりするだけですよ。
でも、彼女は帰宅が夜遅いので、(今もまだ帰らない)せっかく作った夕飯を「職場でお菓子食べたから」と手をつけてくれないこともシバシバ。(T.T)

お礼日時:2002/06/07 22:41

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