昨年離婚した40台の姉からの相談されました。
小学生の子二人を育てていますが、再婚する気はなく老後を心配しています。ずっと専業主婦でしたし持病もあり、パート勤めです。将来の年金は国民年金のみだろうということです。
現在住んでいる家は土地も含め両親からの相続で彼女名義で家賃はいりません。近所の同じ面積の土地が約5千万で売り出されすぐ売れたらしく(昔から人気のある住宅街です)、将来いざとなったらそこを売って、現金に換えればいいから心配ないと励ましました。貯金は教育費や足りない生活費の補填で少しずつ減るだけで、増える見込みはないわけで心配なようです。貯金を増やすような金融知識は姉も私も全くありません。分かりにくい質問ですみません。女一人で60歳台になった時、どのくらいの蓄えがあれば安心なのでしょうか?何か民間の年金型の貯金とかを今からするべきでしょうか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
結論から言えば自分の身に合った生活環境を営むことです。
今の状況から考えると土地付き家付きで子供二人を養うのは並大抵のご苦労ではないと推測されます。
財産をもつということはイコール全て税金が付いて回ります。
ずーと社会保険で働たらいていられれば会社が半分負担してくれますが、国民保険では負担が大きすぎます。
<国民健康保険:保険料>
所帯割
所得割
資産割
・・・・ 財産の評価が高く売れば良いというそんな甘いものではありませんよ。
<国民年金:払い込み>
2005年=13,580
毎年280円アップ、これが2017年=16,900まで
国民年金の受け取り金額は毎年さがっています。 40年満額で70万程度ですよ。 これで宅地の固定資産税+国保+年金払ったらあと
何も残りませんよ。
今宅地を処分すれば15%の譲渡所得税(長期)+地方税(確か5%?)以外は残ります。
それで安い一軒家を探して新しい生活をすることが懸命のような気がしてなりません。 財産などないほうが良いのです。
土地などお二人のお子さんが頑張って将来奪い取る事だって出来ます。
老後の必要な生活資金は34万程度で並以上の生活といわれています。 厚生年金が20万程度とすれば14万が不足します。
つまり34万x12x20年=8160万程度必要という計算になります。
現在から将来にかけて独居老人(所帯)は激増しています。経済的にも一人で生活できる状況ではないにもかかわらず事情により・・・なのです。
頑張るといっても限界があります。 まづはご自宅とのしがらみを切り捨てて心機一転することが再出発になると思います。
家屋敷にこだわる必要はありません。
<財テクの必要性>
投資信託の長期運用は必要です。 2000万投資すれば20年で倍増はします。 それも毎月配当を受けながらです。
月10万(税引き:源泉)の配当が出るよう分散投資していけばよろしいでしょう。 このお金の内毎月2万の積み立て個人年金保険と一万程度医療保険をまかないましょう。
個人年金は現在の状況から考えると100万以上の手当てが10年程度は確保される可能性はあります。(25年払い込み)
残りの7万を生活費と教育費に充当しましょう。 残りは今のお仕事をより頑張ればよろしいのです。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
そんな風に考えたことが全くなかったので、驚きでした。私は姉が土地さえ持っていれば、安心とてっきり思い込んでいたのです。
確かに固定資産税を年一回20万円近く納めているようですが、家賃を払うのに比べればと・・。その近所で2LDKのアパートを借りると安くても10万以上します。
子供の学校のこともあり、引越しは全く考えていませんが、そんな方法もあるのですね。
ただ、その2000万を投資信託で長期運用し毎月10万配当を受け20年後に倍になって帰ってくるという方法はすごーく魅力的ですが、
現実にはなんか恐ろしくて自分たちには手が出せない気がします・・。
すみません。
それって銀行とか証券会社に相談に行くのですよね。うーーん・・。
結局売って小さい家を買っても残ったお金を増やせないで、寝かせとくままだと、まだ、その土地は持っておいたほうがいいですよね?
将来お金の価値が下がり、税金も上がっても、土地の値段も上がりませんか?甘いですか?見当違い?
No.3
- 回答日時:
An01です。
まず、国民健康保険ですが、資産割が無い市町村もあります。多分、現在、国民健康保険税の重みを実感していないということは、資産割がないのでしょう。
次に、An02の方は投資信託を薦めていますが、中長期の投資なら、投資信託のように信託手数料を要する商品ではなく、一般に市場で売買されているTOPIX連動ETFが適切と思います(似たようなモノに、日経平均連動ETFがありますが、これはオススメしません)。
年金保険についても、年金保険は実際は、生命保険付の投資信託のようなもので、手数料が必要となります。生命保険が必要なら、掛け捨ての保険に入れば十分ですし、投資信託部分は、上に上げたTOPIX連動ETFで運用すれば良いので、わざわざはいる必要はないと思います。
No.1
- 回答日時:
60歳以降の必要資金を計算する上で、確実に押さえる点は2つ。
1、確実に入ってくる収入の計算
2、確実に出ていく支出の計算
1は、年金です。現在の年金制度を前提に、幾ら貰えるのかを計算します。
2は、租税公課です。土地家がありますから、固定資産税が毎年発生します。健康保険も払い続ける必要があります。介護保険も払い続ける必要があります。
2から1を引いた金額は、現在の制度下で必ず発生する負担です(正確には、1(年金)は減り、2(租税公課)は増えますから、より多くの負担が必要になります)。
あと羽、統計データなどを元に、平均支出額を計算すると、必要金額が分かります。JA大阪が提供しているライフプランシミュレーションがあります、試してみたら良いと思います。
ちなみに、個人年金保険はオススメしません。投資信託なども避けた方が良いでしょう(両者とも、手数料がバカにならない)。
中長期で運用するなら、TOPIX連動のETF(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/s_guide/sg05012 …)が良いでしょう。日本株全体に投資するものです(ただ、過去の値動きを把握した上で、高値づかみをしないようにする必要があります)。
あとは、個人向け国債等、一定期間換金できない資産に、生活必要額を除いて投資するのが良いと思います(使ってしまわないから)。
因みに、金利上昇局面では、変動型(10年満期)よりも、銀行の的預金に預け、金利が一定レベルになったところで、固定型(5年満期)に切り替える方が利口かもしれません。
参考URL:http://www.jabankosaka.or.jp/pb/
回答、ありがとうございます。
ポイントは確実に入ってくる収入と、確実に出て行く支出の計算ですね!無知な私にも分かりやすいです、ありがとうございます。
実は自分も離婚していますが、姉より少し若く仕事があるのと再婚希望なので、あまり心配していませんでしたが、やはり人生わからないですし、お金についてもう少し勉強しなくてはと思っています。
個人年金や、投資信託は気になっていましたが、それより、ETFという日本の株全体に投資するものがお奨めなんですね!それは、リスクがないのでしょうか?ないなら、すごくいいですね!
ただ心配しているより、具体的にこんな風に計算してみればと、姉にも助言できます、ありがとうございました。
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