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平素よりお世話になっております。使っている問題集に解説が一言も
載っていないので、ご解説いただけますと幸いです。

★There is no hope that the alpinist will be saved.
   → There is no hope _______________

  1) of the alpinist being saved
  2) of the alpinist to be saved

正解は1)なんですが、何故2)は駄目なのでしょうか???

★There is no reason why Bert gets angry.
  →  There is no reason for Bert ____________ angry.

    1)getting
    2)to get

正解は1)なんですが、何故2)は駄目なのでしょうか???
(for A to ~ という形はよく見る気がするのですが)

いつも質問ばかりで恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

こんにちは。

いつもご丁寧なお返事を有難うございます。

1.
hopeには、意味上の主語for+真主語toで、「(主語)が~するのを願う」という用法はありません。

hope for~に期待する
hope to~することを願う
と、それぞれhope「願う」の対象が置かれ、単独で接続して使われます。

that節以外で、意味上の主語+真主語を表すには、hopeの場合、例文のように、of+動名詞~ingで表します。このofは「~という」の同格を表す前置詞になります。

「登山者が救助される見込みはない」
ここでは、希望の対象は一つ、「登山者の救助」となり、動名詞を用いてbe動詞を名詞化して、一つの対象としているのです。

forが意味上の主語として用いられない理由は、forという前置詞が「~への期待」という意味で、直接対象をとる前置詞として独立に存在するため、このforを意味上の主語と混同させないための便法なのです。


2.
reasonには、意味上の主語for+真主語toで、「(主語)が~する理由」という用法はありません。

reason for~の理由
reason to~するための理由
と、それぞれreason「~の理由」の対象が置かれ、単独で接続して使われます。

that節以外で、意味上の主語+真主語を表すには、reasonの場合、例文のように、for+動名詞~ingで表します。

この例文の意味は、
「バートが怒っているのには、もっともな理由があります」
となり、文法的に正しい例文です。~ingの内容は、必ずしも過去の内容である必要はありません。

確かに、reason for(人)to~で「人が~する理由」という表現も意味が通じますし、目にしたような気もしますが、現行の厳密な文法では、正しい用法とはされていません。

その理由は、hopeと同じく、forという前置詞が「~の理由」という意味で、直接対象をとる前置詞として、独立に存在するため、このforを意味上の主語と混同させないための便法なのです。

ちなみにwant「人に~して欲しい」
want for(人)to~(X)
want(人)to~(O)
とforが使えないのも、want forに「~が不足している」という意味になり、直接対象をとる前置詞として、独立したforの用法があるからです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

いつもいつもどうもありがとうございます。
お蔭様で、少しづつではありますが、ちゃくちゃくと
英語力アップしてると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/05/30 19:52

 the hope of the alpinist to be saved


では,of という前置詞の後に,the alpinist という名詞がきて,その後に不定詞がきて,形容詞的にかかっている,とは解釈できます。
「救出されるべき登山家の望み」で通じないことはないでしょうが,かなり不自然です。

 the hope of ~で,日本語的には「~の望み」でかまいませんが,この「の」は所有の意味でなく,「同格」を表します。
 the hope of ~ing で,「~することの望み」→「~するという可能性」という意味になります。
 すなわち,of の後には直接的には being saved という動名詞がきていて,the alpinist というのは動名詞の意味上の主語であり,of という前置詞につながっているのではないのです。
 (hope) that the alpinist will be saved という節(文的表現)を句にしたのが
(hope) of the alpinist being saved
「その登山家が救出される可能性」です。

後の方ですが,
reason for ~ing で「~するための理由」となります。
Thank you for coming. と同じ形です。
ここでも,getting angry という動名詞句の意味上の主語が Bert になって「Bert が怒る理由」となっています

 ただ,reason には to 不定詞の形容詞用法がくることも可能で,for ~で意味上の主語を表すことが可能です。it is .., for ... to という形式主語構文だけでなく,形容詞用法の不定詞にも for ~で意味上の主語を置くことは可能です。
 したがって,reason for ~ to do で「~が…する理由」という言い方は可能です。

 reason for ~ing では「~をした理由」,reason for ~ to do では「これから…する理由」という使い分けが可能です。

 今回の場合,そもそも,reason why Bert gets angry が不自然です。
 Bert is angry. なら「怒っている」,Bert has got angry. Bert got angry. なら「怒った」,Bert will get angry. なら「これから怒る」ですが,現在形 Bert gets angry. だと「Bert は怒る習性のある人だ」という感じになります。
 「これから怒る理由がない」なら
for Bert to get angry の方が自然です。
 gets angry と含めて,不適切な出題だと思われます。
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この回答へのお礼

丁寧なご指導どうもありがとうございます。
よく理解できました。
今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/05/30 19:51

2つとも、理由は、前置詞の後は目的語(名詞)しか置けない


からです。つまり、動名詞でなければなりません。

>(for A to ~ という形はよく見る気がするのですが)
それは、It....for...to do.の強調構文ですね。
for+名詞はこの場合、意味上の主語となるもので、今回の
問題とはまったく別ものです。
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この回答へのお礼

迅速なお返事ありがとうございました。
よく理解できました。
またの機会によろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2007/05/30 19:50

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