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皆様、はじめまして。
現在私は貧困の根本的なことについて疑問に思っていることがあります。
それはタイトルの通り、
なぜ貧困はあってはならい状態なのでしょうか?
もちろん私は「貧困者は生活に苦しんでいてかわいそう」とか「貧困者は差別を受けている、それはかわいそう」だという倫理的な価値判断をします。
しかし、それを論文などの研究課題において、「かわいそうだからあってはならない」ということで証明できているのでしょうか?
どのようにすれば、皆が納得する論理を立てることができるのでしょうか?アドバイスを頂けたら嬉しいです。

また、誰か有名な学者さんの意見(貧困は○○だからあってはならない)などがありましたら、是非教えてください。

A 回答 (21件中1~10件)

ANo.20ですが、「弱い性格の人間」と書きましたが「優しい性格の人間」と訂正します。


質問者さんは学生ですか、それとも自分で稼いで自活しているのですか(この質問からはそうは見えませんが)、自分で稼いで生活しているが親からの援助もあるのですか、失礼ではありますが、世間知らずの人のように見えますが。今日本では自殺する人が年間3万5千人を超えています。この原因を考えると、日本の貧困問題を理解する助けになると思います。生活苦や差別があるから、単に「かわいそう」と思うだけでは貧困の理解は出来ないでしょうし、又自殺を思い留まらせる事は出来ないでしょう。
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貧困とは絶望だと思います。

世の中に対して、自分に対して希望が持てないことだと思います。こういう境遇の中では、強い性格の人間は外に向かって攻撃をはじめるでしょうし、弱い性格の人間は自分の境遇を泣き続け、自殺するかも知れません。字数が限られていますから詳しくは書けませんが、こういう事があってよいと貴方は思いますか。単に「かわいそう」というだけでなく、人間の存在、尊厳、価値に関わることです。
この回答に登場なさっている方の多くは貧困を体験なさっていないように見えます。幸せで、余裕のある生活をなさっている様に見えます。貧困を他人事のように思っていても、何時自分に降りかかってくるか分からない社会にしてはなりません。これで回答になっているでしょうか。
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貧困はあってはなならいと言う言葉の意味はなんでしょうか?


有ってはならないとは今現代では完全な理想です。
現に昔から貧困は有りましたし、これからもあり続けるのではないか?と残念ですが、わたし個人は思います。
大まかな流れとして、まず貧困を撲滅していくには、国が何かを始めなければならないと思います。
利益ばかりを優先しないとか、そうった工夫をしていけばもっと楽に私たち一人一人が努力できるのではないのでしょか?
また貧困のひと達は可哀想です。
なぜなら、貧困という悪循環から抜け出せない人たち、一生懸働いていてもチャンスが無いからです。勉強すればステップアップ出来るかもしれない。それすら知らない人たちもいるかもしれない。
一生肉体労働させられたり、一生字が書けなかったり、貧し過ぎて子供を捨てたり、レイプされても、法律がないから隣町でレイプしたやつが暮らして、自分はどっかに飛ばされたり。
でも彼らはわたしたちと同じ人間です。
勉強し、字を学び、いろんな知識を身につけたら、まったく別の人間に成るのではないのでしょうか?
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私なりの意見ですが、例えば、「戦争をしてはいけない」が誰にとっても納得するように説明できるでしょうか?私は、無理だと思います。

人それぞれに価値観がありますから。倫理も、人権も所詮人の考えたもので、絶対ではないからです。
貧困の場合は、「苦しんでいてかわいそう」と思う人もいるでしょうし、「自由競争なのだから、自助努力が足りない」という人もいるでしょう。だから、皆を納得させるのは無理だと思います。
ただ、より多くのひとに理解してもらえる方法はあると思います。多くの人は、貧困が少ないほうが良いと考えているので、階層の固定化(自由競争でも、人によってスタートラインが違うということ)などを例に挙げれば良いと思います。
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貧困であるという事は教育が受けられない事だと思います。


教育が受けられないということは人にだまされるという事です。
 北朝鮮が良い例です。
 そして、そんな人を騙して使い切れないほどの金を稼いでいる人も多くいます。結論は金持ちがいるから貧困は無くならないのです。
 世界情勢でいえばアメリカがいるから貧しい国が多くあるのです。
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貧困であるということは、


貧困→貧乏・仕事も無い→自暴自棄になる→犯罪に走る。
貧困→無教育→無知→将来を悲観→犯罪に走る。

貧困の増加は人生に希望をもてない人を増やす事になります。そうなれば結局犯罪が増加することになるのではないでしょうか?
アフリカ諸国の内戦・虐殺の主要な原因の一つは貧困です。
>だから、貧困はあってはならない。
のでは?
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 こんにちは。


貧困に喘いでいる人々を救おうと努力している団体なり個人個人は、その
思想の根底には「可哀想だから救ってあげたい」というのが必ずあると
いうか、一番大きなウェートを占めているのではないでしょうか。
 私はユニセフの会員になっていますが、やはり入ったきっかけは毎日沢山
の子供達が無惨に死んでいくのが可哀想でならなかったからで、それ以外の
理由はありませんでした。
 可哀想だから貧困はあってはならない、結構じゃないですか。どうしたら
貧困を減らせるのかと合わせていろいろ考えて見てくださいね・・・
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有名な学者さんでもアプローチは色々です。


意見は一致しません。

倫理に大きい影響を与えたのはベンサムやミルに端を発する功利主義です。
例えば、金持ちが100万円を得たときの効用よりも、
貧困者が100万円を得たときの効用が大きいため、
所得の偏りの小さい社会の方が功利的に優れています。
しかし経済の前提となるはずの功利主義の計算には、
実際には様々な論争があって、決して一通りにはなりません。

この分野では、功利主義に反論を行ったジョン・ロールズの正義論の業績が一番有名で、
現在のリベラル派の理論的背景となっています。ただし現実的には極端な主張でもあります。
また国連の人間開発には、ノーベル経済学賞のアマルティア・センの影響があります。
内容は数学の計算式を含んでいて難しいので、それぞれの書籍を参照。

なおベンサムやミルや19世紀の人物ですが、現代の功利主義からのアプローチではヘアやピーター・シンガーが有名なようです。

また格差を肯定する論調も当然あります。
倫理的にはロバート・ノージックの主張が有名。
この論調は金融界や事業主などの保守系を支持基盤に持ち、ミルトン・フリードマンや、シュンペーター、ハイエクなどの主張が引用されることが多いです。
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本当に貧乏になると病気でも医者にかかれないので、同じ人間として差があり過ぎます。

貧乏を経験しないものでも、貧困はないほうがよいと表明するのが普通ですが・・ まれに苦労を体験させてくれなかった裕福な者が、貧苦の中で苦労して強い精神力を身に着けた人間をうらやましく思い、貧困を容認するケースもありです。
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私の考えでは、おおむね#7、#8さんのご意見に近いのですが、貧困を単なる貧乏と同一視はしていません。

(#5の方のように)
単なる貧乏は収入が少なく、蓄財や贅沢なモノを持ったり維持したりできない状態です。しかし、貧困は社会の底辺からの脱出を困難にする構造による底辺階層の固定化によるものだと考えているからです。
つまり、ある階層レベルから下は階層の階段を登ってこれない、という状態です。この階層のバリアが低ければあとは努力と運の問題ですが、高いと階層の転落は“絶望”に直結してしまいます。
それがまた、個人の階層の範囲であれば「ミカン箱から東大」のように子どもの世代で挽回可能ですが、上昇可能な階層の子どもしか階段にとりつけないのでは階層が固定化してしまいます。これは低階層の子どもの教育水準や技能の低下などで加速し、スラムやギャングの発生原因となります。これを制御する社会コストが莫大になるので貧困が問題なのです。
元来、日本の村落共同体的社会ではスラムやギャングの発生率は低かったと思われます。さらに、昭和の後期には社会全体が村落共同体幻想の中にいましたから、このような傾向に対してなすすべがありません。
(たとえば、無差別な行き当たりバッタリ殺人)

人権が抑圧されていたから貧困が生じた、ということも間違いではないと思いますが、治安に対して危険な階層の人権を守ることに限界があることも事実です。

おそらく、このポイントに触れることを避けるため貧困と治安と人権の関係に関するマスコミの論調に“尻ぬけ”の感があるのもやむを得ないかな、と思います。
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