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地球は1日1回転し、もの凄いスピードで回転してるのに、
地球上の建物が崩壊しないのは何でですか?

A 回答 (2件)

こんばんは。



まず、遠心力の話から。
(この説明は本来は不要ですが、一応書きます。)
地球の自転周期は、
24時間×364.25/365.25 = 23.93時間
です。
(ですから、ご質問文にある「1日1回転」つまり、24時間で1回転は誤りです。)

秒に直せば、自転周期は
23.93×3600秒 = 86200秒
です。

よって、角速度は、
2π/86200 = 7.29×10^(-5) ラジアン/s

これによる遠心力の加速度は、(地球の半径を6400kmとして)
6400×1000×(7.29×10^(-5))^2 = 0.034 m/s^2
となり、重力加速度9.8m/s^2 を大きく下回ります。
よって、重力が遠心力に打ち勝って「建物が地球からはがれていく」ということはないわけです。


次に、コリオリの力の話。

コリオリの力が最大になる場所は、極地です。
自転周期は、上述したとおり23.93時間です。
もしも、地面が23.93時間で1回りするという、ゆっくりした回転でも壊れるようなものがあれば、壊れます。


最後に、建物にかかる応力の話。

地球の回転は、(ほぼ)等速なので、(上述した遠心力、コリオリの力を除けば)地球表面にある物体には、「地球の自転による力」は基本的にかかりません。
仮に、自転速度に変化があれば、ビルが根元からぽっきり折れて壊れたりするというようなことが発生します。
しかし、自転速度が(ほぼ)一定なので、そういうことは起こりません。
ほぼ等速で動いている新幹線や飛行機の中でコーヒーをこぼさずに飲めるのは、そういうことです。
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貴方が電車に乗っているのを想像してみてください。


電車がものすごく速く走っていても 貴方は建っていられますね
それと同じ事です。
地面も空気もほぼ同じ速度で回っているからです。
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