電子書籍の厳選無料作品が豊富!

1) ここは、君が生まれた場所だ。
2) ここは、君の生まれた場所だ。

同じような意味だと思うのですが、何となくニュアンスが違うようにも思えます。
このような場合の「が」と「の」の使い分けは、どのようにすればいいのでしょうか。

A 回答 (6件)

はじめまして。



ご質問1:
<同じような意味だと思うのですが>

おっしゃる通り全く同じ意味です。


ご質問2:
<何となくニュアンスが違うようにも思えます。>

「の」を使うことで語感が異なります。

現代語では「の」は所有・所属を表す形容詞的な用法で使われるのが一般的なので(例:私の家)、そのようなニュアンスが感じれレウのかもしれません。


ご質問3:
<このような場合の「が」と「の」の使い分けは、どのようにすればいいのでしょうか。>

一番大きく異なる点は、『「の」を主格で使う場合は、動詞の語末が連体形になる』ということです。

1.ご質問文の「が」も「の」も「主格を表す格助詞」になります。

2.同じ主格でも、「が」を伴った主語がかかる動詞は、終止形を用いて文末に使うことができます。
例:
「君が、生まれた。」(O)
この「た」は過去の助動詞の終止形になります。

3.しかし、「の」を伴った主語がかかる動詞は、終止形を用いて文末に使うことができません。
例:
「君の、生まれた。」(X)
これで文を終ることができません。

4.主格「の」を用いる場合は、動詞は必ず名詞にかかる準体用法になり、動詞の活用は連体形になります。
例:
「君の生まれた家」
ここでの「た」は過去の助動詞の連体形になります。連体形として名詞「家」を修飾しているのです。

5.主格で使われる格助詞「が」と「の」の違いは、

(1)この格助詞が使われた主語がかかる動詞は、それで文を終ることができるのが「が」、できないのが「の」となります。

(2)主格の「が」がかかる動詞は終止形、または連体形が可能ですが、「の」は連体形のみが可能となります。

(3)つまり「の」が主格となる動詞は必ず連体形で名詞にかかる用法、となります。

ということです。
以上ご参考までに。
    • good
    • 0

本来は「の」でした。


最近は「が」も許容されます。
というか、市民権を得ました。
「背の高い人」/「背が高い人」
「彼の書いた小説」/「彼が書いた小説」

「の」と言うことにより、主節の主語ではなく、従属節の主語であることが示されていたのです。
    • good
    • 0

英語にしてみると違いが鮮明になると思います。



1)は This is the area where you were born.
2)は This area is your birthplace.

意味するところは同じですが、文の構造が違うだけです。
    • good
    • 0

君の生まれた場所


の「君の生まれた」のように連体修飾節内の主語には「が」ではなく「の」がつくのが本来の日本語です。現在では「が」が使われても間違いとまでは言われないと思いますが。

○ ここで君が生まれた。
× ここで君の生まれた。
△ ここは、君が生まれた場所だ。
○ ここは、君の生まれた場所だ。

というところでしょうか。
    • good
    • 0

1) ここは、君が『生まれた』場所だ。


2) ここは、君の生まれた『場所』だ。

ここ=(君+『 』)
と言うことで、意味としては、
1)ここで君が生まれた。「君が」は主語で動詞が後に来る。
2)ここは君の出生地だ。 「君の」は所有格で名詞に付く。
    • good
    • 0

ご質問のパターンでは、どちらでも問題無いと思います。



問題になるのは
3) ここが、君が生まれた場所だ。
4) ここが、君の生まれた場所だ。
のパターン。

3)では「~が、~が~だ」と、格助詞「が」が重複している為、文章に違和感があります(文法的に正しくない?)
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!