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投資系の本を読んでいたら、信用取引をするときに自信がなかったらヘッジをかける。という文がありました。

まず、「ヘッジ」がわかりません。
さらにヘッジをかけてリスクを回避するとは具体的にはどうすることなのでしょうか?

ご回答は超素人向けにお願いしますm(_ _)m。

その昔株取引を楽しんでいたのですが、子育てや老人の介護に時間を忙殺されているうちに知らない言葉がたくさん出てきて気分は浦島太郎です(-_-;)

A 回答 (6件)

 株式投資における具体的なヘッジ事例には



1.銘柄の分散
2.現物と先物の両建
3.買と売の両建
 の3通りがあり、それぞれを組み合わせることもあります。

 1は、文字通り、投資対象をいろんな銘柄に分散することで、先の卵の例がぴたりあてはまります。 もし1社が倒産しても全体に対する影響を小さくできます。
 多くの場合、全く関連しない業種の中から選びます。(連鎖倒産を防ぐためなど)

 2は、所有している現物株の値下がりに備えてプットオプションを購入しておくのが一般的です。 オプションで指定した値段より株価が下落した場合、それ以上の損害を回避することが出来ます。
 零細投資家にはあまり縁がありませんが、カバードワラントなどが利用されることもあるようです。

 3は、所有している株の値下がりに備えて、信用売り(両建て)をかけて実質上の所有株数を減らし、リスクを回避する手法です。
 単に所有株を売却するのと全く同じ結果、むしろ金利分の損失を被るため、むやみにとるべき手法ではありませんが、所有株が現物で手元にあり即売できない時や、決算直近で名義を変更したくないとき使います。

 さて、質問文にある「信用取引をするとき」を解釈しますと、3しか考えられません。 なぜなら1と2は信用取引に関係ないから(現物のみでも分散は普通行うから)です。

 その本のアドバイスが上記の2ケース(即売できないか名義を変更したくない)のことを指しているのならそれは適切で、そうでない場合は不適切なアドバイスです。 意味のない両建ては、単なる金利の損です。

 なお証券会社の外交員などはよくこの不適切なアドバイスをすることがあるので注意しましょう。 彼らはそうやって金利や手数料をより多く巻き上げようとしているのです。

この回答への補足

2度もありがとうございます。
またまたわからない言葉が(?_?)零細投資家なので縁はないですが気になります。
プットオプションって売る権利ですよね?
プロのアナリストじゃなくても手数料さえ払えば誰でも出来るのですか?

補足日時:2002/11/08 21:40
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>思惑がはずれたらヤーメタってシカトしちゃって良いわけですよね。

こんなの有り?よっぽど利息や手数料が高いんでしょうか?

参考URLの最初の方で、日経平均株価のオプションの価格が見られます。限月は「満期が来る月」の事で、例えば、12月限なら、12月12日(毎月第二金曜日の前日)が最終売買日になります。行使価格9千円のプットだと、12月13日金曜日の寄付き(厳密にはちょっと違うけど)が9千円を下回っていて初めて、プットの意味が出てきます。高いかどうかはご自身で判断して頂きたいのですが、この値段(正しくはオプション・プレミアム)で、「保険」的な発想で恒常的にプットを買っている人は、まずいないと思います。株価が大きく下がると、不安になって、だけどプレミアムが高いオプションも勿体無くて、結局行使価格の低いオプションを買って、そこまで株価が下がらず「安物買いの銭失い」になる、というのが日本の金融機関の典型的なパターンの一つ、と聞いた事があります。(それでも、「保険で買ったのだから、しかたがない」と納得しているらしい。)

>それに当然見合うコールオプションを出す人がいないと成立しないと考えるのはしろうと?
プットの買いに必要なのは、直接的には、プットを売る人です。プットを売るというのは、「一定の値段で買う義務を負う」事です。相場ですから、確率論として「プットの売りが常に不利」などという事は無く、…というかそうならないように値段がついているので、リスク評価やそれのヘッジ方法がわかっているなら、誰でもプットを売ってもいいんですが、実際には誰もいなければ、「プロ」が売ってくるんでしょうね。

> パソコンに翻訳してもらったら私の推理力を越える日本語で・・・北朝鮮と交渉してるみたいです。

hedgeという言葉には、相場関係以外でも「反対側にはる」というニュアンスがある、という事を知って頂きたくて、「counterbalance」などという言葉が説明に使われているページを参考URLに入れました。自動翻訳してしまうとわかりにくいと思うので念の為。

オプションについて更にお知りになりたければ、質問点を整理の上、別に質問をたてられる事をお薦めします。(他に回答者もでてくるかも知れないし。)

参考URL:http://quote.ose.or.jp/j/indxopts/index.html
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございます。
解ったような気はするんですが、どこか釈然としないというか、腑に落ちないんです。自分でもどこら辺が???なのか解らなくなってきました(^_^;)
アドバイス通り、少し整理してから再質問を入れることにします。

お礼日時:2002/11/11 09:48

最初にカタイ事を書かせて頂くと、分散投資とリスクヘッジは、本来は別の概念です。

(混同して使われる事が多いし、両方ともリスクを減らす方に働くのは、全くの事実ですが。)
ヘッジ(hedge)は、本来は、逆のポジションを取る事でリスクの全部あるいは一部をなくす事を言います。(参考URL)
リスクを減らせば、当然リターンの可能性も減ります。例えば、No.3であげた米国株への投資では、ドル売り予約をすれば、為替リスクは無くなりますが、円安で儲かる可能性も無くなります。
一方、分散投資は、なるべく「無関係」(「逆」ではありません)に動くものを集めようとするものです。これにより、同じ期待リターンでリスクを減らす事が出来ます。(ごめんなさい、全然簡単な説明じゃないですね。ちゃんと説明するとあまりに長くなるんで。)つまり、「リスクは減らしても、リターンの可能性を減らしていない」というところが分散投資の「ミソ」なんです。

>株式取引におけるヘッジって、空売りしたとき、同時に買いを入れておく。ということですよね?

株式取引におけるリスクは、外国株の為替リスクを横に置けば、事実上「株価変動リスク」だけと言って良いでしょうから、買っていたら、空売りをするか、先物を売る等で、とにかく逆向きをやる事を「リスクヘッジ」と言います。

>すっごくうまくいけば、見込み違いで上がったら買った分を精算、その後下がったら売った分を精算すれば2度おいしい。思惑がはずれても両方精算すれば損は手数料と利息分だけ。このように解釈すればよろしいのでしょうか?

No.4の方が回答されているのでおわかりと思いますが、同時に売り買いのポジションを建てるのは、手数料を払っただけで、ナンにもしないのと同じ事です。リスクヘッジとは、反対のポジションをとって、リスクを減らす事ですから、最初からリスクを減らしたいなら、やらないのが一番です。という訳で、本気でそういう事を勧めている本があったら、読まない方が良いです。

>プットオプションって売る権利ですよね?
プロのアナリストじゃなくても手数料さえ払えば誰でも出来るのですか?

理屈上は、誰でもできるはずです。但し、10年ぐらい前の記憶では「投資経験が何年以上でないと口座開設を認めない」としている証券会社がありました。(全部のところだったかな?)「一応、ハイリスク・ハイリターン」って事になっているので…。リスクの評価の方法がわかっていれば、そんな事は全然ないんですけどね。
上場オプションは基本的にはいわゆる「プロ」の市場ですが、個人が参加できないわけではありません。投資金額も、よく売買されるものは、一口数十万円ぐらいだったと思うので、不可能じゃないですね。(カバードワラントならもっと安いかな?)
但し、保険のつもりでプットオプションを買う場合、いくらの行使価格のものを買うか(自動車保険で言えば、免責金額をいくらにするか)で相当悩まなくてはなりません。そもそも、株価が相当動くと思わない限りは、プットオプションを買う意味は無く、先物を売るか、現物を売るかどっちかをした方が良いはずです。
そういう意味では、先物とオプションは全然別物と考えた方が良いです。(悩む点が増える→別のリスクをとる、とも言う。)

長くなり、失礼しました。

参考URL:http://homepage1.nifty.com/tetsuya-stock/yougo.h …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おぼろげながらわかってきた気分です。
プットオプションって、アメリカ型なら○月○日までに○○円で××株売る権利って事で、思惑がはずれたらヤーメタってシカトしちゃって良いわけですよね。こんなの有り?よっぽど利息や手数料が高いんでしょうか?
それに当然見合うコールオプションを出す人がいないと成立しないと考えるのはしろうと?お相手は証券会社になるんでしょうかね?

申し訳ありませんが英語のサイトはご勘弁を、パソコンに翻訳してもらったら私の推理力を越える日本語で・・・北朝鮮と交渉してるみたいです。

お礼日時:2002/11/09 09:13

まず、ドル建株式への投資を例に考えます。

この場合のリスクは、株価自体の値動きのリスク(ドルべース)と為替の変動リスク(円高・円安)の2つになります。これに、ドル売り予約(=ドルの「空売り」のような事)を加えると、為替の変動リスクは、ドルの空売りの損益で相殺されるので、株価の値動きのリスクだけが残ります。こういうのを「為替予約で、為替リスクをヘッジした」といいます。

株式の場合を考えて見ます。生保は莫大な株式投資をやっていますが、年金運用受託の見返りとして株式を持っている部分等もあり、直ぐには売れません。株価の下落の可能性が高い時には、株式先物を売ります。仮に時価1000億円の保有株式に対して、1000億円分の先物を売ったとすれば、株価変動リスクは、「概ねヘッジされた」といえるでしょう。完全でないのは、株式先物と自分のポートフォリオが完全に連動することはまず無いからです。

>文面通りならなにもやらないのと同じで手数料だけ損しちゃうじゃないと思うんだけど、たぶん意味の取り方を間違えてるんですよね(?_?)
正しく理解されている証拠です。完璧なヘッジと言うのは、すべてのリスクを回避する事ですから、ポジションを閉じる事(買っていたなら、それを売る)と同じ事に必ずなります。別のいい方をすれば、そういう意味で「信用売りに自信が無ければ、ヘッジを…」と言っているような本なのであれば、読まないほうがいいかも知れません。

この回答への補足

ほんの少しわかってきました、もう少し突っ込んで教えてください。

株式取引におけるヘッジって、空売りしたとき、同時に買いを入れておく。ということですよね?
すっごくうまくいけば、見込み違いで上がったら買った分を精算、その後下がったら売った分を精算すれば2度おいしい。思惑がはずれても両方精算すれば損は手数料と利息分だけ。このように解釈すればよろしいのでしょうか?

補足日時:2002/11/08 09:27
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 ヘッジとは、ありていにいえば、対象を分散することでものごとを安定させることを指します。

 

 例えば卵が10個あります。 一つの籠に全部入れておくと、もし籠を落としたとき10個全部割れてしまいます。

 そこで全滅のリスクを避けるため卵を1個ずつ10つの籠に分けて保管します。 すると、どれか1つの籠を落とすことがあってもまさか10つ全部を落とすことはないでしょうから、卵の全滅はかなり回避できます。 すなわち卵はかなり安定して9個以上を維持できるわけです。

 これをリスクヘッジといいます。

 本命の彼女にふられた時の保険にキープの彼女をもっておくような物ですね。(^o^)b 人の場合は、二股がばれて本命に逃げられる危険は増しますが。(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
雰囲気はわかるんですけど、それを株式投資に当てはめたらどういう事になるのでしょうか?

お礼日時:2002/11/08 09:19

ひとまず、gooの新語辞典で検索してみました。



参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search. …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も経済用語辞典は引いてみたのですが、文面通りならなにもやらないのと同じで手数料だけ損しちゃうじゃないと思うんだけど、たぶん意味の取り方を間違えてるんですよね(?_?)

お礼日時:2002/11/07 15:49

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