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leave home は一般的に『家を出る』という意味になりますが、これはhomeを『家』という名詞としてとらえているからです。しかしgo home のときのようにhomeを『家へ』というような副詞としてとらえたらleave home は『家へ向けて出発す』るという解釈も成り立つのではないでしょうか?時々どっちだったかな?ともよってしまうのですが‥

A 回答 (8件)

No.6でskytrain2005さんが言われていることがとても重要だと思います。



なぜ、leave home が、「家に向けて出発する」とならないかと言ったら、多分、次のように考えられるでしょう。

1.自動詞他動詞とも、視点と言うか、視界と言うか、そういった要素がある。「出発する」時に、見ることができるものは、出発地であり、目的地は直接視界に入ることはない。よって、leave Tokyoのように、出発地を、直接、leaveの後に置くことができる。これが、leaveの訳語として、「~をたつ」が挙げられている理由。また、「何々を置いておく、残していく」の意味でも使うが、これも、「置く・残す」動作の時、その対象物は、視界に入る。I left the book on the desk.:「僕はその本を机の上に残した」以上のことを総合すると、leaveは、その動作の始めに意味の焦点があり、視点は、動作の始めにある。だから、目的地を示すためには、前置詞を使い、I left for Sapporo yesterday.のように言う必要がある。

2.goは、動作そのもの、つまり、動作の過程に焦点がある。一般に、goとcomeは反対語とされ、goは、話者のいる地点から離れる、comeはどこから話者のいる地点へ来るとされるが、どちらにしても移動時、つまり、移動の過程では、出発地、目的地とも視界に入らないので、どちらも前置詞を使って示すことになる。He went to America. He came from America. このとき、He went from ZZZとか、He came to ZZZとならないのは、それぞれ、ZZZの場所に話者の視点があり、自明のこととされるから。よって、それぞれ、自明のことでない場合は、それぞれの表現ができる。He went from Akasaka to Odaiba. He came to the bed from the kichen.つまり、出発地、目的地のどちらも前置詞を使う必要がある。

3.では、homeは、前置詞を使わずに目的地を示すことができるのはなぜか。go bad/wrong/straight/leftとか、come true/rightと同様に、go/come home のとき、homeがただの場所と言うより、外界から隔てられた「家庭」と言う状態、つまり、他者と共同して働く必要のない、安心できる場所と捉えられているからだと思います。go badは「腐る」ですが、それと同様に、go/come homeは「仕事から解放されて休む」と言うニュアンスになります。

4.leave homeは、どんな意味になるかと言うと、leaveは、その動きの最初に意味の焦点があるので、「休息の場である家庭」から離れて行くと言う意味で、「家を後にする」の意味になる。「家庭に向けて出発する」は、leave Tokyo for home のようにやはり前置詞が必要で、これは、homeの意味とは関係なしに、leaveがその動きの最初に意味の焦点があり、動きの最後に視点を動かすためには前置詞が必要だから。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/19 22:19

>leave home は一般的に『家を出る』という意味になりますが



その解釈で十分ではありませんか.素直に理解しましょう.
なぜ数学のように分解し始めるのですか?

文法第一主義者とか趣味は文法という人のご意見を聞いていると底なし沼に引きずり込まれますから程々に.
訊いてもいない文法用語が次々と繰り出されてきますから,初学者はアップアップ.
初学者を迷わせるという意味で犯罪的でもあります.
そんなことで迷うより,現実の英語をどんどん聞いたり読んだり話したりしましょう.
文法から解釈するのはなんと空しいことか.
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文法第一主義の教育ではこのような混乱が生じがちです.


この場合はその典型でしょうね.意味ではなく,名詞として捉えるとか,副詞として捉えるとか,こういう観点から出発するのが文法主義なのです.

leave はもともと「~をそのままにする」という意味合いであり,「家をそのままにして出かける」と拡張されます.
自ずから「家へ向けて」とはなりません.

ところが,日本の文法第一主義の考え方では,
まず,go home について,
1.go は自動詞として使われている。
2.自動詞は目的語をとらないので、(home は名詞ではあり得ないので,)副詞である.

というように説明します.まず文法ありきです.
しかし,1.が,ありがたくも天下り式に与えられていますが,これが前提として正しいという説明がありません.言い換えると,なぜ go が自動詞なのかの説明と,自動詞があたかも「印籠」のように振りかざされているように,自動詞とは何なのかの説明が無いのです.
英語の本来の文法では,go home のような使い方を,あとから調べて平均的に「自動詞」と分類するだけなのであって,時には例外もあるかも知れません.「自動詞」が先にあるわけではないのです.

つまり,1.が正しいという前提が成り立たなければ,2.も正しい説明とは言えないのです.
今回は,英語を数学のような論法を使いながら,一見正しい説明がされたように思わせるという文法至上主義に惑わされましたね.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。『leave=出発する』という単純理解と自動詞他動詞の浅はかな知識だけではさもありなん誤解でした。

お礼日時:2008/05/19 22:30

すいません。

肝心の私の書こうとしていたことが切れてしまったので追加します。

私見ですがgo to one's homeのtoとmyが時間の経過によりいつの間にか取れ、慣用句的にgo homeのようになったのではないかと個人的には推測しています。また、leave homeについては同じくleave one's homeのone'sの部分が取れ慣用句的にleave homeとなったと推測しています。#2さんはとても良いご回答のように私には思えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/17 00:31

これまでのご回答のようにleaveは目的語をとる他動詞という解釈をなさると応用が利くと思います。

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はじめまして。



ご質問1:
<go home のときのようにhomeを『家へ』というような副詞としてとらえたら>

1.homeが副詞になるのは、goが自動詞として使われているからです。

2.自動詞は目的語をとらないので、名詞が直接くることはできないのです。

3.homeやabroadなどには名詞に前置詞toを含んだ「家へ」という副詞の用法がありますが、その用法のない名詞は前置詞を必要とします。
例:
go home(O)
go house(X)
go to the house(O)


ご質問2:
<leave home は『家へ向けて出発す』るという解釈も成り立つのではないでしょうか?>

なりたちません。

1.理由はこのleaveが目的語をとる他動詞として使われているからです。

2.他動詞leaveは「~を去る」「~を離れる」という対象を目的語にとります。

3.ここではhomeがその対象になる目的語なのです。

4.従って、「家を去る」「家を離れる」という意味になります。

5.他動詞leaveは、ご質問の解釈にあるような、「去って向かう先の到着点」を対象にはしません。何故ならleaveが焦点をあてているのは、「離れる場所」だからです。


ご質問3:
<『家へ向けて出発す』る>

1.leaveを使ってこの意味にすることができます。

2.その場合は、方向・目的を表す前置詞forを補います。
例:
leave for my home
「我が家に向かって出発する」

3.ここでは前置詞forが目的地への移動のニュアンスを補佐してくれるのです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/17 00:29

僕も#1さんと同様の感覚を持ちます。


leaveは同じ出発するのでも、(何かを残して)そこから"離れる"ことに重点があるからです。
また、homeの前に置かれている動詞の種類の違いも影響しているようにも思います。

goというのは一般的には目的語を置かない"自動詞"として使うことが多いです。
そうなってくると、自ずとhomeは「家へ・に」というような方向を示す副詞だと取られていて、別の言い方をすると、その言葉の中に前置詞のtoの感覚も取り込んでいるとでも言えるでしょうか。

一方、leaveというのは逆に後ろに目的語を置く"他動詞"として使われることが多いように感じます。
そのため、「leaveと来て→じゃ、何を残して離れるの?→homeをだよ」となって「家を出る、独立する」となるんだと思います。

もし「出発する」と言う意味の"自動詞"として使う場合でも、そのあとにどこからなのかという出発点を示したいのなら「from+場所」であったり、逆に行き先を示す場合なら「for+場所」(今回ならleave FOR homeとなるでしょうか)というように前置詞を伴った上での表現が普通です。

しかし、場所を示す副詞としてのhomeや他にもhereやthereなどにしても、toの意味は含んでいてもforやfromの意味までは含んでいないために、そういった点からも「家に向けて出発する」とはならないのだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/17 00:27

文法的解釈は分かりませんが、


leaveの意味が、「出発する」の他に「残す」「置いていく」などあるので、“家をあとに置いて出発する”感じがあるのではないかと思いますが・・・・。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=leave& …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/17 00:24

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