都道府県穴埋めゲーム

大学病院の整形外科病棟勤務の5年目の女性看護師さんです。
彼女の悩みは、患者に感情移入をしすぎてしますことらしいのです。
担当制のシステムなので、長い入院患者だと1年近くお世話することもあるそうです。そうしたら、患者という関係を超えて気持ちが入りすぎるらしく、その患者が亡くなった時など号泣してしまい、他の患者の
看護が出来なかったそうです。師長にも、患者に入れ込み過ぎと注意を受けたそうです。ですから、難病の患者などは、仕事が休みの時でも
気持ちの切り替えが上手くできず、プライベートでも心配で心配で疲れてしますそうです。あまりにも事務的に処置する看護師さんも問題ですが、入れ込み過ぎる看護も心身ともに疲れるといいます。彼女の母親も
「もっと楽に仕事したらいいのに」と助言するそうですが、気持ちの問題なので上手く対処が出来ないといいます。先日は、この仕事は向いてないのかなぁと究極の発言まで出ました。何がアドバスなり助言したいのですが・・・どう励ましてあげればいいでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

人が亡くなるのに慣れることもないですし、患者やその家族としては、自分達のために泣いてくれたことを感謝したいくらいです。



身内の死で事務的に処理されてる光景をみた人を多いと思います。

私も現在、月の半分以上を病院へ通院しなくてはいけないのですが、つねに事務的に対応されます。
それが一番不安になり、負担になるのですが、病院へ通ってる以上口出しとかトラブルなどおこしたくないので我慢して帰ります。
そう感じてる患者さんって非常に多いんですよ。

病院へ通うのも辛いのに、さらに気持ちが沈みます。
こちらは素人なので、言えない気持ちがいっぱいあるんです。

看護師さんの彼女は病院の中ではまだまだとか言われるのかもしれませんが、患者や家族にとっては「ありがとう」という気持ちになります。
病院の中にほっと出来る人間がいてもいいかと思います。
優しい看護師さんやはり天使のような人がいてもいいと思います。
是非辞めないで下さい。

友人の看護師さんのような人が世の中にいるんだと思って、病院を頻繁に利用してる側は胸をなでおろすような気持ちになります。
少し安心しました。私の病院にもいてくれたらいいのに・・・

そんな看護婦さんにマザーテレサの言葉を贈ります。
「たいせつなことは どれだけ たくさんのことや
偉大なことをしたかではなく どれだけ心をこめてしたかです」
「パンの飢えがあるように
思いやりや愛情を求める飢えがあります
だれからも愛されず 必要とされない心の痛みです
与えてください 心が痛みほどに」
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。友人に伝える前に私が回答を読んで勇気づけられました。

お礼日時:2008/05/28 14:29

はじめまして。

看護師をしております。

私が初めて「死」を間近に見たのは、看護学生になる前の事でした。
昨日まで普通に話をしていた友人や隣人が震災で亡くなられた時です。
「人は死ぬ」頭では理解していたと思っていたのに。
突然訪れた死は、本当に怖く悲しく。そして理不尽で。
感情を抑える事ができず、ただ号泣し、いつまでも涙を流し続けていました。

私たちは仕事上、多くの死に立ち会います。
でも、もう、感情のままに、ただ泣いているだけでは許されません。
なぜなら、患者さんの「死」に立ち会う私たちには、その患者さんやご家族への「看護師」としてなすべき責任があるからです。

患者さんの「死」に立ち会うことで、私たちは多くの事を学ばせていただいているのです。
その方の人生の最後のひと時の、大変貴重な時間に関わらせていただく事は、大きな意味のあるものなのです。

亡くなられた患者さんを見送るとき、ご冥福を祈ると共に、「ありがとうございました」と、感謝の想いをこめて礼を尽くします。
それは、学ばせていただいた事を、今後の自らの看護に生かせるようにしますとの誓いでもあるのです。

看護は生涯が学びです。それは机上の知識だけでなく、患者さんから教えていただくことが多くあります。
私たちは、患者さんの教え子でもあるのです。
その教えに報いるには、いま、目の前の患者さんに、少しでもより良い看護を提供し、看護師としての責任を果たすことです。
そうしながら、また、その方から何かを学ばせていただくのです。

患者さんの「死」に立会い、涙を流すことは自然な事です。
なぜなら、死ほど悲しく辛い事はありません。
それが、心をこめて看護した患者さんの死であれば尚更です。

でも、ただ泣いているだけでは、看護師としての「責任」は果たせていないのです。
たとえ涙を流しながらでも、私たちはその患者さんやご家族に成すべき看護を成さなければならないのです。

そして、もうひとつ自覚してほしいのは、どれだけ悲しくて、辛くても、その想いは、患者さん本人や、その、ご家族の心情を超えるものではないということです。
本当に辛いのは、悲しいのは誰なのか・・・。
そのことが理解できれば、私たちナースには、ただ、悲しんだり涙を流すだけではいけないのだということに気が付くと思います。

それは、プライベートに体と心を休め、仕事においてベストを尽くすことに繋がります。

今、彼女に必要なことは、「気持ちの切り替え」でも、「楽に仕事をすること」でもなく、看護師としての責任を自覚することです。
厳しい意見になりますが、私はそう思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答 ありがとうございます。

そうですね。どれだけ悲しくても家族以上の悲しみにはならないのでしょうね。プロの意見ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/29 22:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!