この人頭いいなと思ったエピソード

塾講師をしています。
主に中学生担当なのですが、この春から高校生も担当しています。
少人数クラスで生徒は高1年2人。
授業時間は80分、週1コマとなっています。

しかし、最近少し限界を感じてきました。
週1の80分の授業で、いったい何ができるのか。

グラマーか、リーディングか、
どこに重点を置いてよいか、正直わかりません。

しかも生徒が学校で使っている教科書は別々で、
それを使って一緒に読んでいくにも、限界があります。

そして、片方の生徒の学校は宿題が多く、
毎日リーディングの教科書の予習・復習などに追われていて
塾から出す宿題や、塾でやったことの復習などやる時間が無いということなのです。

(1)もう学校は無視して、塾は塾で、語彙や文法を中心にやっていくか、
(2)学校の教科書を中心に、互いの学校のものを交互に使ってリーディング重視の授業にするか
(3)英語の授業を2分化し、グラマーとリーディングに分けてしまうか。
(4)値段は高くなるが、1対1にしてもらって、個人向けの授業にシフトするか。
いろいろ考えたのですが、

週1の80分では、どこに重点を置けばよいか、プログラムが組めず、
また「試験が近い」などの理由で生徒がよく欠席するので、
スケジュールどおりにも運びません。


同じような状況で、高校生に英語を教えている方に質問です。

どのような英語のクラスを作り、運営されていますか。
教室で使うにあたり、どのようなテキストを選んでいますか。

未熟モノで申し訳ありません。

A 回答 (7件)

No.3/6のtaked4700です。



No.6の回答は、一週間ほど以前は、入力字数制限に引っかかってしまい、エラーになったのですが、今回は、それ以前と同様無事回答できました。

一応、No.6はtaked4700が書いたもので、著作権はtaked4700にあります。このことについては、OKwebにもご了解を頂いてあります。そのことをご承知の上、クラスの参考にしてください。
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(1).つづりと発音の関係:


つづりを覚えるのは、次のような法則を知っておくととても楽になります。これは、以前、定時制に勤めていた時に作ったものです。

1.文字は2種類ある。一つは母音を表す母音字でA, I, U, E, Oの5文字しかない。もう一つは子音字でアルファベットから(母音字)を除いた残り全部を言う。

2.母音とは、口を自然に開いて、唇とか舌とかのぞを使わずに、自然に出せる音のことを言う。「ア、イ、ウ、エ、オ」のような短い母音と「エィ、アィ、ユゥ、イー、オゥ」のような長い母音の2種類がある。つまり、基本的に、母音字は、それぞれ、これらの短い音と長い音の二通りの発音を、持っている。ここが、ローマ字と英語の文字の読み方の違う点です。

なお、u は、短い読み方は「ウ」よりも「ア」のほうが多い。cut:「カット」, bus「バス」など。それから、aとuでは、口の開きの大きさが異なる。aのほうが口が大きく開き、「エア」のような音で、Japan:「ジャパーン」の panのような音。uは、日本語の「ア」とほぼ同じ。

3.子音とは、口の色々な機関、例えば、舌、唇、歯、喉などを使わないと発音できない音のこと。基本的に、子音字が表す子音は、そのアルファベット読みから母音を取り去った残りの子音になる。例えば、f、l、m、n、s、xのアルファベット読みはどれも、「エ」という母音が共通していて、それぞれの文字のアルファベット読みから「エ」を取り去り、残った子音がそれぞれの子音字の表す子音となる。だから、基本的に、子音字は一通りの読み方しかない。

なお、2と3が、ローマ字が「か」ka のように、二文字になる理由。

4.母音字が二通り、子音字が一通りの発音の仕方があるので、英単語の読み方で困るのは、母音字を短く読むのか長く読むのかの判断である。

5.dog, cat, pet の様に、子音字+母音字+子音字 の並びの時は、母音字を短く発音する。これは、二つの子音字に挟まれて、母音字が圧縮されているとイメージすればいい。母音字1個に対し子音字2個で、1対2で、母音字が負けて圧縮されていると思えばいい。例外として、how,cowなどがあります。

6.cake, five, codeのように、子音字+母音字+子音字+eの時は、母音字を長く発音する。これは、eが母音字であるため、子音字2個、母音字2個の同数なので、数の上で勝ち負けなしとなり、母音字は圧縮されない。これは、e が自分は発音しなくていいからもうひとつの母音字を長く発音してくれと言っているようなもの。
なお、これには、have,come,liveなどの例外があります。ただ、例外は日常的に非常によく使うものに限られます。そうでないと、例外的なものを覚えていられないからだと感じます。

7.desk, test, pass の様に、子音字+母音字+子音字+子音字のパターンの時は、母音字を短く発音する。これは、子音字が3個に対し、母音字がたったの1個であるので、母音字が子音字に圧縮されて短くなるとイメージする。
これも例外がある程度あります。kind,find などです。

8.boat, read, coat の様な子音字+母音字+母音字+子音字のパターンの時は、母音字の一方だけを長く読む。もう一方のほうは読まない。これは、次のように考える。つまり、母音字と子音字の数が同じなので、互いに勢力が等しい。よって、母音字は圧縮されないということ。これにも例外が有る程度あり、out の「アゥ」とか、August の「オウ」などです。outの応用は数多くあり、about,shout などです。

日本語でHokkaidoと言う時と、hokaidoと言う時ではhoの部分を強く言えるかどうかの違いがある。日本語は高低アクセントだが、英語は強弱アクセントになるので、Hokkaidoのように、子音字二つでためを作り、その前の母音を強く読ませる形が多い。これについては、スポーツ観戦で「日本」を応援する時の言葉でも説明できます。nihonとはほとんど言わずに、 nipponといいますよね。これは、nipponのほうが強く言えるからです。「イ」の音を強く発音するには、nipponと言うしかないわけです。

名前動後。つまり、名詞のアクセントは前、動詞のアクセントは後ろ。これは、動詞の過去形などが語尾変化により作られるので、語尾の方を強くはっきり言う必要が生まれ、それと区別するために名詞は前を強く言うようになったため。一番簡単な例が、同じ語が名詞と動詞でアクセントの位置が変わるrecordの例です。ただし、似た単語でreportは名詞動詞ともに後ろにアクセントです。

長い単語は、短い単位に分けて、考える。enforcementは、en-force-mentとなる。

(2).単語を分類してみよう。
なぜ分類が必要かと言うと、名詞しか、主語や目的語になれないからです。そして、名詞を説明するものが形容詞、動詞を説明するものが副詞です。

このことは、例えば、自転車で、タイヤ、リム、サドルなど部品があり、それと、原材料との関係はどうか、と言うようなこと。つまり、ゴムでなければ、タイヤになれないし、金属でないとリムには、なれない、と言う感じです。
さて、名詞、動詞、形容詞、副詞の説明。

世の中を表現するのが、言葉だが、世の中は基本的にものでできている。だから、物をあらわす名詞がある。(名詞はものの名前)
しかし、世界は動く。犬は歩くし、魚は泳ぐ。つまり、ものの動きを表すものが動詞。
ものは、ものでも、姿かたちが異なる。大きい机もあれば、小さい机もある。つまり、ものの形の違いをあらわすのが形容詞。(ものの「形」と言う語がある。)
動くのもいろいろある。早く歩いたり、きれいに泳いだり。動きの説明をするのが副詞。(いつも「動け」とか号令をかける司令官の横にいる「副」司令官みたいなものか。)

上でも言っていますが、主語になれるのは、名詞だけと言うことを注意しましょう。

(3)進行形や受身、完了形の話
ここが、基本的には、文法の一番の基礎です。

これは、ある意味、とても簡単です。

まず、進行形とは日本語でどんなことですか。「~している」ですよね。それを表すのが英語ではing形なのです。

たとえば、「彼はテニスをしている。」は、
He is playing tennis. となります。
「彼はテニスをしていた。」は、
He was playing tennis. です。
つまり、「テニスをして」の部分が、playing tennis で、「いる」とか「いた」になる部分が is,was になるのです。

次に受身、これは日本語では「される」ですよね。それに当たるのが英語では edがついた形や過去分詞といわれる形です。ed形は過去形でもありますが、なぜ、過去形が受身になるかと言うと、たとえば、誰かが窓を壊します。誰かが壊した後になってはじめて、「窓が壊された。」と言えるからです。つまり、「する」と言う動作があってから「される」と言う言い方が出来るからです。
「彼は彼女に好かれている。」は、
He is liked by her. です。
「彼は彼女に好かれていた。」は、
He was liked by her. となり、進行形と同じでis, was で、現在、過去を表しています。

完了形、これは単に過去のことを今持っていると言うだけです。つまり、過去分詞(過去のこと)をhave(持っている)ということです。
「彼はバックをなくしてしまった。」
He has lost his bag. つまり、lost(無くしたと言う状態)を, has(今、持っている)ということです。
今、持っていると言う意味は、上の文では、「まだバックはなくなったままで見つかっていない。」ということです。
He lost his bag. 「彼はバックをなくした。」なら、今はもう見つかっている可能性もあります。


(4)動詞は形容詞にもなる。これは、進行形や受身の応用です。

He is happy.(彼は幸せだ。)  a happy boy(幸せな少年)

He is swimming.(彼は泳いでいる。)  a swimming boy(泳いでいる少年)

The window was broken.(その窓は壊された。)  the broken window(壊れた窓)

上の例で、happy と swimming,broken は同じように形容詞として働いています。つまり、名詞の説明をしています。

これをもう少し応用してみましょう。

(5)文から句を作る方法です。

これ、便利ですよ。関係代名詞を使わなくても、ほぼ同様なことが表現できます。

The book is on the desk.(その本は、机の上にある。) から the book on the desk(机の上のその本) はbe動詞が省略されただけです。

この応用形として、

The boy is playing tennis.(その少年はテニスをしている。)から、
the boy playing tennis(テニスをしている少年)

The boy is liked by her.(その少年は彼女に好かれている。)から、
the boy liked by her(彼女に好かれている少年)

The boy is good at playing tennis.(その少年はテニスをするのが得意だ。)から 
the boy good at playing tennis(テニスが得意な少年) が作れます。


(6).文型。
ここでは、次の4つの記号を使います。
S:主語のこと。subject(主語) という単語の頭文字。偶然にも、シュゴという読み方の最初の音がSなので、それで覚えればいい。
V:動詞のこと。verb(動詞) の頭文字。下向きの矢印で、動きを表していると考え、動き→動詞と覚える。
O:目的語のこと。object(目的語)の頭文字。的の形に似ているので、動詞などの働きが作用する的のことと覚える。
C:補語のこと。complement(補語)のこと。Oと違い右の横の線がないので、それを補うのだと覚える。補語とは、He is nice. のnice, The desk is old.のold, We call him Tom. のTom などのこと。基本的には、補語の前にある名詞とイコールで結べる関係にある。
I like apples. のapples は、I = apples の関係ではないので、目的語になります。つまり、「補う」というのは、たとえば、しょう油が無くなりかけたら、それを補うのには同じしょう油を補うわけで、その意味で=で結べるということ。

特に、日本語と英語の語順の違いに注意です。
 英語の5文型、例を示します。
まずは、5文型
  第一文型:SV(主語+動詞)
  第二文型:SVC(主語+動詞+補語)
  第三文型:SVO(主語+動詞+目的語)
  第四文型:SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)
  第五文型:SVOC(主語+動詞+目的語+補語)
    まず、すべての文型に共通する形として、主語+動詞の組み合わせがある。多分、英語だけに限らない。物理や数学でも、この考え方は重要だと思う。つまり、ある動作をするには、動作の前に、何か物、物体が必要だということ。言い換えれば、何か主語があって初めて、その動作が出来るという事だ。たとえば、誰もいない空間に向かって、「立て」とか「座れ」と言っても何も意味がない。だから、必ず、まず最初に主語が来て、その次に動詞が来る。反対に考えれば、何か動詞が出てきたら、その主語は何かということをいつも意識しなければいけない。そうすることによって、「読む」ことがかなり正確にできるはずだ。このことの具体的な応用はいくらでもある。例をあげよう。
例1:It is important for me to pass the exam.(試験に受かることは僕にとって重要だ。):この文章で「受かる」のは「僕」だ。日本語では「受かる」という動詞が「僕」よりも前に来ている。もう少し、しつこく言うと、日本語で「僕が試験に受かることは僕にとって重要だ。」とはあまり言わないという意味。このように、日本文では動詞が主語よりも前に来る文がかなり多くある。ところが、英語では、かなりきちんとこの原則(主語が先で動詞が後)が守られる。
例2:I want you to go shopping.(僕は君に買い物へ行ってもらいたい。):「君」という主語がまず示され、その次に「買い物へ行く」という動詞が来る。一般的な第五文型の文はみんなこの例と同じだ。
例3:She is angry at my breaking the window.(彼女は僕が窓を壊したことに怒っている。):my breaking の部分は「僕」を示すmyが「壊す」の前に来ている。つまり、「僕が壊す」の主語+動詞の語順が保たれている。
 二番目に重要なことは、5文型の中で、基礎は第一文型と第二文型、第三文型の三つのみ。第四文型と第五文型はこの基礎の三つの文型の組み合わせとして理解できるということ。
つまり、第四文型は、たとえば He gave me the book.(彼は僕にその本をくれた。)のような文。これは、He gave ( I have the book).のように考えられる。重要な点は語順の問題だ。「私」が先に来て、その次に「本」が来ている。一般に、第四文型の”OO”の部分は、「人」+「物」の順になると言われているが、その理由はここにあるのではないだろうか。つまり、「人」と「物」の二つの要素があったとき、それを組み合わせて文を作ると普通は「人」が主語になる。「ケン」と「りんご」を組み合わせれば、普通は「ケンがりんごをたべる。」のような文になる。英語は語順の言語だといわれるように、この語順の意識が残ってSVOOの文型は主語+動詞+目的語(主語)+目的語(目的語)となっているように思える。
第五文型は、たとえば、He asked me to go shopping.(彼は僕に買い物へ行くように頼んだ。)のような文。もう気がつかれると思うが、me go shopping の部分は、meつまり「僕が」という主語がまず来て、その次にto go shoppingつまり「買い物へ行く」という動詞部分が来ている。だから、簡単に考えれば、第五文型はSVOCのOCの部分がまた主語と動詞になっていて、主語+動詞+(主語)+(動詞)のような形だと思えばいい。
このことは次ことを導き出す。
つまり、主語+動詞+補語の形や主語+動詞+目的語の形などがこの第五文型に組み込まれることがあるということ。
まず、第三文型が組み込まれた形を見よう。たとえば、I asked him to play tennis.(僕は彼にテニスをやってくれと頼んだ。)がそうだ。I asked ( he plays tennis).のようになっていると思えば良い。重要な点は、主語+動詞+(主語+動詞+目的語)という語順だ。
次に第四文型が組み込まれている例だ。He had Tom give Alice the book.(彼はトムがアリスへその本をあげるようにした。)だ。He had (Tom gives Alice the book).という形がもとにある。
次は第五文型が組み込まれている形。I expect you to ask Tom to come to my party.(僕は貴方がトムに僕のパーティに来るよう頼んでくれたらと期待する。)これも I expect ( You ask Tom to come to my party).となる。
最後に第二文型が組み込まれる形を見よう。これはちょっと複雑だ。She made me happy.(彼女は僕を幸せにした。)これは有名な歌の一節だ。この元の形は She made ( I am happy ).ということになる。ここでは、be動詞が省略されている。be動詞は基本的にほとんど意味を持たないから、時制を表すとかの積極的な意味を持たなければ、省略されてしまうのだ。


(7) 語と語の並びは、意味関係を表す。
ちょっとある風景を紙に書いてください。大きな湖があります。(実際は多少大きめの丸を書くだけです。)その横に、背の高い木が生えています。(実際は、クリスマスツリーのようなぎざぎざのある木を書きます。)木の下に椅子があります。その椅子に人が腰掛けています。さて、この情景をどう説明するでしょうか。要素は「湖」、「木」、「椅子」、「人」の四つです。普通は、「湖の横の木の下の椅子に腰掛けている人」の順番です。英語でも、a man sitting on the chair under the tree by the lake となり、隣り合う語の順番は同じです。これは、現実の認識が「湖の横の木」のように、実際にある様子の捉え方として、誰でも同じになるようになっていると言うことです。決して、「木、人、湖、椅子」の順番にはなりません。
英語と日本語の違いは、英語は、焦点を当てる語が最初に来るのに対し、日本語は、焦点が最後に来ると言うことです。そして、隣り合う語と語の並びは、英語も日本語も、同じであると言うことですね。

(8)語源、または、語根、説頭辞、接尾辞を覚える。

 meet, meat, は、see, eatが隠れている。つまり、「会う」は「見る」から。「肉」は「食べる」から。glass,grassの区別はgreenで覚える。green grass つまり、greenとgrass は親戚。「草は緑」
 多少、初歩とは異なりますが、日本語が大和言葉と漢字から出来ているのと同じで、英語ももともとの英語とラテン語系の英語がある。そのいい例がcowと beef, pigと porkの区別。これは、征服民族と被征服民族の区別から生じた。つまり、牛や豚の面倒を見る被征服民族の言葉とその肉を食べる征服民族の言葉。その発展形として、refuse,confuse,infuseなどがある。reは「元へ」、 conは「一緒に」、 inは「中へ」の意味。fuseは「注ぐ」の意味。だからrefuseは「元へ注ぎ返す」、つまり宴会で注いでもらったビールをいらないよと言って注ぎ返すこと、つまり「拒否する」になる。confuseは「一緒に注ぐ」だから、ビールと焼酎、ソースとジュースを一緒に注ぐと言うことで「混乱する」の意味。infuseは「中へ注ぎ込む」の意味。だから、「思想などを教え込む」の意味になる。

上に見たように、語根は、語の中心的な意味を表す部分。接頭辞は、語根の意味に「反対」とか「繰り返し」、「上」、「下」のようなさまざまなニュアンスを付け加える働きがある。接尾辞は、日本語の語尾と同じで、品詞を決める働きがある。つまり、「暑い」と「い」で終われば形容詞、「暑さ」と「さ」で終われば名詞のようなもの。英語では、名詞+yで形容詞になり、形容詞+lyで副詞になるなどがある。例えば、wind(風)+y で「風が強い」、beautiful(美しい)+lyで「美しく」となる。

使役動詞についても、以前、投稿したものがあったので、ここにコピーしておきます。
お役に立てば幸いです。

使役動詞は、「誰々に、何々をさせる」のような意味合いで使います。
例えば、He made me clean the room.「彼は僕に部屋の掃除をさせた。」です。
使役動詞で問題になるのは、主語+使役動詞+目的語+補語の形のときの、補語の部分に来る動詞の形です。to clean のように、to が付く形が来るのか、ただの clean だけでいいのか、をよく間違えます。

以下、その説明です。

makeは、完成状態を目的語に取ります。例えば、
I made a chair. なら、「完成した椅子」を作ったことになるわけです。この完成と言う感覚が、即時と言う感覚を生み出し、
make+目的語+原形不定詞 と言う語順を選ばせているわけです。
他にも、I helped him to clean the room.とtoがないI helped him clean the room. は、多少違い、toがある場合は、直接的に助けるのではなく、彼以外の誰かに私が掃除を手伝えと言ったと言うような間接性を暗示させます。それに対し、 to なしの場合は、直接的に手伝う、つまり、自分も雑巾を持って、と言うことです。これと同じで、to がない形は、それだけ、直接的なニュアンスを持ちます。そう言えば、感覚動詞の場合も、補語に原形をとりますよね。I saw him kick the ball. これも、感覚は、心の中での、それだけ生き生きした再現を暗示するからです。

それに対し、force の方は、単に強制するだけですから、目的語は、強制される方向へ動くわけで、その動きをtoが表していると思えばいいと思います。つまり、to は、目的語が、何か、迷うと言うか、どうしようかなと、逡巡する間の時間差を表すと、見ればいいと思います。

He made me clean the room. 有無を言わせず、または、非常な権力と言うか権威を持って、または、自分の方で、相手に抵抗すると言う試みもなく、「私は部屋の掃除をした。」結果に重点があり、過程については述べていない。

He forced me to clean the room. 彼は、私が嫌がっているのに、脅したり、何かの権力のようなものを使って、私が抵抗しているのにもかかわらず、「私に部屋の掃除をさせた。」結果と言うよりも、過程に重点がある。

この他にも、to が必要かどうかを迷うものにhave,get があります。

The teacher had the students clean the room.「先生は生徒に部屋の掃除をさせた。」haveが使われているのは、もうすでにそこにあるものを持つという感覚があるからです。つまり、教員にとって、生徒が掃除をするのは当然のことであって、特に生徒の気持ちを変化させる必要性がないからです。つまり、主語+have+目的語+動詞の原型 という形で、toをとりません。

The man got his wife to take care of the children.「男は妻に子供たちの世話をさせた。」
この文では、getが使われていますが、getは、変化を意味します。つまり、It got dark. 「暗くなった。」のような文のgetの使い方と同じです。明るい状態から暗くなったという意味ですね。「男は、妻に、いろいろ言葉を尽くして、(たとえば、今度の休みには皿洗いをやるからとか、次の出張でお土産を必ず買ってくるとか)妻の心を動かし、子供の面倒を見てもらった。」という意味です。目的語の心の変化を表すのがtoです。

もっと心が変化すると、intoが使われます。

He deceived her into thinking he was rich. 「彼は彼女をだまして彼が金持ちだと思い込ませた。」

などですね。
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高校生クラスには2通りあります。



1.予備校型。3年間スパンで受験までの力を塾独自のスケジュールで考える。生徒の実力や志望校によってクラス分け。
2.補習型。学校の進度に合わせ教材も準拠のものを使う。

1では塾の側にノウハウの蓄積があり教材も独自のものがあるはずです。また生徒は塾の方針に納得するのが前提で試験前でも授業は進みます。
2では同じ学校など進度の同じ生徒ごとにクラスを作らなければなりませんが現実には難しく個別や準個別になっていることが多いようです。

現状生徒2人ということは個別指導と考えてもいいのですが、高校生の個別指導は3人程度が限界でそれ以上は1人に割ける時間が少なくなり内容が薄くなります。これは講師の力というより時間的な制約です。また評判になって生徒が増えた場合一人で同時には対処できなくなり講師を増やすか時間数を増やすかになります。これはコスト面で不利になり、生徒が増えるほど塾の支出が増えることになります。完全に個別コースとする方法もありますがその場合学費が増えることとなり生徒、実際は親から不満が出ることがあります。よほどの信頼を勝ち得ていないといけません。

利益が出せるようになるまでがんばるか、コスト面から廃止するか、少人数クラスはいつも悩みの種です。

まあ、経営側の悩みを書いても仕方ないので、現状から考えると、試験前に欠席するということは生徒の望んでいるのは学校の成績アップであり受験に向けて脇目も振らず(学校を無視して)がんばるような状況ではないということです。推薦入試を考えているのかもしれません。

こういう現状なら教材は学校ものを持ってこさせます。予習型か復習・宿題完成型かは生徒の状況で決めます。試験前には疑問点を整理させて分からないところを洗い出させます。塾で試験対策をするのです。

学校進度がそのまま塾のプログラムになるので塾独自の教材は補助プリント程度しか用意できません。

しかしこの方法は個別指導か暫定的な少人数クラスの場合にしか使えません。

また、教材ですが、塾用教材として専門ルートで売られているものは非常に種類が少ないはずです(教材発注をしていたので分かります)。おそらく2、3社しかありません。しかも高校生クラスが成功している塾は独自の教材があり数年ごとに改訂していることがほとんどです。批判するわけではありませんが塾用高校生教材は内容に疑問があるものが多く使いにくいと感じるところがあります。もちろん「教材を教える」のではなく「教材は手段にすぎない」のですがただ項目を羅列しているようにしか思えません。

生徒が使っている教科書と同じものや教科書ガイドを入手するのは当然で(塾が買ってくれなかったら講師が自腹を切るくらいの気持ちも必要です)、3年生なら学校が暇なとき用に入試問題をコピーしてあげるのもいいでしょう(過去問集も必要でそれに一通り目を通しレベルに応じたものを渡す必要があります。適当にコピーしたのでは逆効果にもなります)。

生徒が二人で、また講師の方がここに質問するということは失礼ながら貴塾はまだ高校生指導の実績や講師をサポートする体制が整っていないと想像しました。本来塾側が考えて行くことが講師一人の担当になり大変だとは思います。いろいろ試せる反面信頼を失うこともあり得る状況ですが、生徒と向き合える状況であるとも言えます。大きな教室で自己陶酔気味の授業を行う人気講師もいますが本来の目的は何なのかと思います。

ここががんばりどころだと思います。
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この回答へのお礼

時間が無く返信が遅くなってしまって、申し訳ありません。

おっしゃる通り、私の勤める塾は
まだ高校生を指導するノウハウや実績がありません。
経営者はもともと教育に携わる人ではないため、
来る生徒をどんどん受け入れはするのですが、
今回のようにこちらの準備が整っていないまま開講させてしまうことがあります。
そこは前向きに受け止めて、自分でいろいろと工夫を凝らして
私なりの授業を展開してきたつもりなのですが、
この高校英語の授業に関しては、あまりうまくいっていません。
教材も私が選ぶため、専門ルートで売られている高校用のテキストに
良いものが無いことも感じています。(ほんとダメなのばかりですよね!)

生徒のレベルや目標とするところを考えると、
2の補習型でやっていくのが妥当かなと感じました。
時間やお金の制約の中で、一番優先すべきは
やはり生徒が望むように学校の授業についていけるようにすることかと思いました。
あれもこれもと望まず、時には割り切ってしまうことも必要なのかもしれませんね。
学校の教科書も、文法も、学校とは関係ない実力問題も、
と、全てを盛り込むには、80分ではやはり無理かと感じます。
彼らは高校も推薦入試で入ったため、大学でも推薦入試をと望んでいるようです。
こちら側からも、大学受験の制度についてもう少し踏み込んだ説明をしてみようかなと思います。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/06/30 01:47

>少人数クラスで生徒は高1年2人。


これはほぼ個別指導と考えてよいと思います。事実、同じ時間に2人あるいは3人の生徒を見る個別指導ってありますよね。高校生は学校の補習を望んでいるはずです。そうでなければ予備校に行きますから。あるいは10人以上の大手の塾に行きます。この2人同時の指導は10分ずつ高校生双方を交代で見るとかでしょう。学校の教科書などの教材から離れる授業をすると生徒の不満の色を感じるかもしれません。進度もやっている文法も違うわけですから一緒の内容をやるということはできないと思います。ただ質問者に力と魅力があれば学校と違う教材でもひっぱっていけると思います。それにしても指導方針を講師に任せていらっしゃる塾でしょうか。小さい個人の塾ならありえますね。会社レベルの塾で個別指導でないなら教材などは決まっているものと思っていました。
>また「試験が近い」などの理由で生徒がよく欠席するので、
これはまずい傾向だと思います。何か魅力のあるものを見せてひっぱてきてください。
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この回答へのお礼

時間が無くて返信が遅くなり、申し訳ありません。

私の勤める教室は個人経営の小さい塾で、
指導方針や授業内容はほぼ講師に任されています。
高校英語の授業は初めての試みなのですが、
他に英語の専任講師がいないため、相談する人もいないのが現状なのです・・・。
試験前に生徒が休んでしまう時などは、
自分の指導力が足りないからなんだろうなぁと、反省しています。
当塾の中学クラスの授業では、生徒がみな同じ学校なので
教科書の内容に即して授業を進め、学校のテストで点をしっかり取れるようにできるのが私の授業の魅力だったのだと思います。
ただ、今回のように別々の高校でレベルも異なっていると
正直教えるのがたいへん困難です。
ここは各生徒の望むものをしっかり把握して、それに合わせて授業を進めていくのがいいのかなと思いました。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/06/30 01:36

生徒二人のレベルが全く異なっている場合は、リーディングで、単に朗読の練習になるとか、いろいろやり方はあるのです。



多分、生徒のレベルは多少異なるぐらいで、中1と高3ほどの違いは無いのでしょうから、まずは、生徒の疑問点などを言ってもらって、それをその時間である程度整理し、次の時間で教材を使って説明などの方法がもっとも良いのではないでしょうか?

「動名詞の使い方がよく分からない。なぜ、enjoy doingとかfinish doing になるのか?」などと言う疑問は普通出てくるものですから、それについて、プリントを作り次のクラスで説明と言う形ですね。

異なる学校の教科書などを使った授業は、あまり良いとは思えません。
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この回答へのお礼

時間が無く返信が遅くなり、申し訳ありません。

異なる教科書を使っての授業は、生徒の混乱のモトにもなりますよね。
その二人の教科書のレベルもだいぶ違うものですし。。。
こちらで教材を作って説明する時間を取れるようにしてみます。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/06/30 01:29

同じく塾講師3年目、集団授業、個別授業経験ありの者からの助言。



やれることをやってあげたい、という熱意は感じられることは個人的に大いに評価してあげたいところではるんですが、おっしゃる様に「時間的制約がある」わけで、80分の中で内容をまとめる必要がありますよね。
そちらの塾がその生徒に対して行ってほしいと考えている指導、また生徒が行ってほしいと思っている授業はどのようなものかを把握していますか?
つまり、
塾側・生徒側の主張が「大学入試を見据えた勉強を」なのか「学校の勉強についていけるようにする」なのかなどですね。
そこに食い違いが(あってはいけないのですが)あれば、生徒側に合わせるべきです。

生徒側に合わせる、というのは授業内容にもかかわってきます。
生徒の苦手分野(グラマーやリーディングなど)別に指導したり、一緒に説明できるところは2人まとめて説明したりなど出来るかと思います。

個人的に、(1)~(4)のなかで選ぶとすれば、私は(1)または(4)を選びます。

(1)を選ぶ理由は、結局のところ、大学入試問題でもない限り、リーディングの文章でよほど難解な文章は出ることはまずないと思います。
もしそれが読めないとしたら、文法知識が少ない、語彙力が足りないという理由だと思います。
そこで、語彙力はこちらで「説明」は出来ないので、個人で覚えてもらうことにし、文法を徹底的にさらいます。学校で使用している文法書でもいいし、塾のテキストでもいいと思いますが、効率的なのは学校側は現在進んでいるリーディングのページに載っている文法を復習する/予習することです。
特に、2人の教科書に同じ文法が掲載されていればまとめて説明できるので手間は省けるかなと思います。

(4)を選ぶ理由は単純ですね。その方が楽だからです。
マンツーマンにすれば進みやすいことこの上ないです。

簡単に書きましたが、これが何か力になれれば幸いです。
何かあればまた補足ください。
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この回答へのお礼

時間が無くて返信が遅くなり、申し訳ありません。

そうですね。生徒側の要求に合わせる必要があると感じます。
ただ彼らはあまり大学受験がどのようなものかわかっておらず、
高校受験のときと同じように
学校のテストで良い点をとる⇒内申点があがる⇒受験に有利、
というように、推薦入試での合格を望んでいる節があります。
こちらも彼らに、大学受験制度や、どのような問題が出るかなどを
きちんと説明する必要があると思いました。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/06/30 01:27

塾事態の掲げている目的・目標は何でしょう?


yoshichi先生の得意・不得意はどんなところですか?(発音等)

をもう少し補足していただけたら答え安くなるかなと思い投稿します。

この回答への補足

返信遅くなって申し訳ありません。

私の勤める塾はいわゆる「地域密着型」の個人経営塾で、
高校英語の授業は今春に初めて開講しました。
生徒は主に地元の中学生で、成績が真ん中~下の子がほとんどです。
主に学校のテストで点をとり、内申点をとることを目標にしています。
そういう子たちが高校に入ってからも通いたいと言ってきて、
高校英語の講座を開講することになったんです。
塾側としては予想外のことで、
高校生向けの授業をどのように展開していくかという方針も
はっきりしないままの開講となってしまいました。
しかし、彼らはおそらく中学の時と同様に、
学校のテストで良い点を取る⇒内申点につながる⇒受験で有利、
という意識が強く、大学も推薦入試でいきたいと考えているようです。
大学受験はそういうもんでもないよ、とは説明しているのですが。。。
どうしても学校の授業を重視したいらしく、
リーディングの試験など教科書の本文からたくさん問題が出る場合、
塾の授業よりもそちらの本文の暗記を優先したいみたいです。

私の得意、不得意に関してですが、
私は大学受験に必要な文法や、リーディングの能力は持っていると思います。
ただ、自分自身の高校時代に大学受験を見据えて
あまり学校の授業を重視せず、塾や予備校での英語学習を主としていたために、
学校の成績をとりたい子たちにどのように授業をしていけばよいのかが
いまいちつかみきれていません。
リーディングのテストはほぼ教科書本文から出されているので、
これで成績をとるには教科書の勉強をしなければいけないことはわかっているのですが・・・。
ただ、週1の80分授業で、それぞれの教科書の内容に触れつつ、
受験に必要な文法や読解をやっていくのが厳しいなぁ、と悩んでいます。

何か良いアドバイスがあれば、よろしくお願いします。

補足日時:2008/06/30 01:10
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