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29歳の社会人です。理系の大学院(旧帝大・修士)を卒業後、金融業界で働いています。
学生の頃から研究職に憧れていたのですが、あの「博士が100人いる村」で揶揄されるような、国内の博士課程修了後の境遇の悲惨さに怖気づいてしまい、研究職を断念して一般企業(金融業界)に就職しました。
勢い勇んで新しい世界に飛び込んだということもあり、数年間はそれなりに仕事もこなしてきましたが、未だにどうしても学生時代に味わった研究の醍醐味が忘れられずにいます。
せっかくなので社会人時代の経験を生かせるテーマを本格的に大学で研究してみたいと思い、会社を退職して金融系の大学院博士課程への入学を検討しています。
また、博士号取得後は一度は諦めかけていた夢でもあるアカデミックポストへの就職を考えています。

こんな私が会社を辞めて金融の大学院の博士課程に入学するということは無謀でしょうか。
金融系のアカデミック業界に詳しい方がいらっしゃいましたら、助言頂けますと幸いです。
(ちなみに私の出身校の他研究科を志望しており、博士課程の入試は何とかパスできると仮定して下さい。)

A 回答 (8件)

文系の博士課程なんて意味ないって。



学位は実質とれずに、単位取得後退学がオチ。
年齢だけ増えて、とうぜよくてもどこかの私大か高校の
非常勤講師。

それで生涯食べていくわけ?
ワーキングプアの仲間入りするだけ。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>文系の博士課程なんて意味ないって。
ちょっと極論過ぎる気もしますが・・・。
日本で金融関係のアカポスに就かれている方の大半は、
文系に分類される研究科の博士課程を出ていますよ。

>学位は実質とれずに、単位取得後退学がオチ。
学位が取れなかった場合はもちろん問題ですが、
学位が取れたのであれば、必ずしもワーキングプアに直結するとも限らない気がします。
http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop
上のサイトを見ていても社会科学系は意外とポストが多いように感じました。
むしろ理系の方が恵まれてない気もします。ポスドクの募集ばかりですし。

補足日時:2008/07/06 00:28
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http://prog.pr.tokai.ac.jp/utokai/TkpJin?p_kubun …

http://www.digital-narcis.org/mizushima/

四十の頃大学院に入り直したと 記憶しております。上記の方

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

紹介してくださった方は長期の社会人経験を経てから大学院へ入学されているようですね。
文系・理系問わず、そのようなキャリアを経て大学に戻られた方は多くいらっしゃいます。
能力と運に恵まれた結果なのかもしれませんが、勇気付けられるケースですね。

補足日時:2008/07/06 00:33
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私はやりたい事はやった方がいいと思います。

どういう結果になっても自分の1回だけの人生ですから・・・。

金融関係で大学院となると、専攻は経済学とかでしょうか?(理系何ですみません)他の方の指摘もありますが、文系では博士号を取るのはまず無理です。海外の大学にも、日本で経済学博士は難しいので来ているという日本の方もいました。相当な研究実績が無いと博士号取得は難しいと聞いています。

そこで提案なのですが、理系であれば金融工学を専攻されては如何ですか?日本では学べる大学は限られるかもしれませんが、内容は理系なので博士号はまず取れると思います。あと新しい分野なので、需要もあると思います。米国では数学系やCS系の学生がこの分野に多く入り込んでいますから、日本でも今後発展する分野かと思います。

この回答への補足

やはり、国内の文系の大学院では博士号取得は難しいようですね。
単位取得退学が普通という世界らしいですし。
金融工学のように純粋な経済学以外を視野に入れるのも一つの選択肢だと思います。

ご回答ありがとうございました。

補足日時:2008/07/06 21:27
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私は政治学なので少しお門違いですが、参考程度に。



完全にアカデミックを目指すなら、国内より欧米の大学院の方がいいと思います。修士課程は国内でも(経済学の修士過程はスキップできるのでしょうか)、博士課程あるいはもう一度修士で留学した方が、数学(統計やゲーム理論)を用いた理論が学べます。国内の経済学部では、海外の学位を持つ教員が多くなっています。

もう一つは、経済学の修士課程だけ出てもう一度就職することです。今のポジションがどうか分かりませんが、できれば、修士課程に入る前に外資系などに転職できる程度のキャリアを積んだ後の方がいいかもしれません。
再就職の際に、できれば博士課程にも同時に進学する、あるいはそういうことを認めてくれる職場を探すのです。数は少ないのですが、金融系や政府系の調査機関などを狙ってみると良いかもしれません。

今の大学は実学志向の所もあり、職業人を教員に迎えることもあります。かといって、大学としては学位のない人を受け入れることができなくなってきています。ので、職業人として(やや遠い将来)大学教員になるとしても、経済学修士かMBA以上の学位を持っている人に限られるでしょう。できれば、博士課程も必要です。

この回答への補足

国内よりも海外が良いというのには同感です。
しかし、海外の大学院には紹介状が必要なところが多く
そのようなものを依頼できる先生が身近にいないのが現状です。
とはいえ自分の出身大学だけでなく、海外の大学も視野に入れて検討してみたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

補足日時:2008/07/06 21:38
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理系の大学教員ですが、大学の一般論として。



かなり厳しいです。年齢的にもポストの空き的にもです。

まず、ポストの空きです。
質問者様はいいことばかりに目が向いているのでかなり危険だと思いました。社会科学系の求人は多いかもしれません。理系はポスドクが多いかもしれません。
しかし、雰囲気で見ていませんか?雰囲気で見ずに詳しく見てみてください。質問者様は「何を専攻されるのですか?」その専攻分野の求人は数多くありますか?

理系の場合、生物は医学や化学(生化学)、もしくは工学に通じます。
詳しくは書きませんが、応用が少しききます。
文系はどうでしょうか?質問者様が挙げられたサイトは私も以前はよく見ました。求人はあるのです、しかし、自分に合った求人がほとんどないのです。
では、質問者様の専攻される分野はどうですか?
そこの社会科学の求人をざっと見ましたが、およそ複数をまたがれる専門があるとは思えません。合致する専門分野の求人としてみた場合、
どうなのでしょうか?理系よりも難しくないでしょうか?
実際、就職を探す時には大変なのではないでしょうか?

そうでなくても、アカデミックポストは減少傾向です。

>国内の博士課程修了後の境遇の悲惨さに怖気づいてしまい、研究職を断念して一般企業(金融業界)に就職しました。

私は、このときの質問者様の気持ちを今一度思い出されることをお勧めします。
年齢も高いと不利です。上記のように思われた過去の質問者様よりも、
今から博士課程に行こうとしている現在の質問者様の方が
かなり不利なのは間違いありません。

何かの参考になれば、乱文にて失礼しました。

この回答への補足

>質問者様はいいことばかりに目が向いているのでかなり危険だと思いました。社会科学系の求人は多いかもしれません。理系はポスドクが多いかもしれません。
>しかし、雰囲気で見ていませんか?雰囲気で見ずに詳しく見てみてください。質問者様は「何を専攻されるのですか?」その専攻分野の求人は数多くありますか?

おっしゃる通りです。
経済系のポストの事情についての情報は、ネットベースのものしか無く、客観性に欠ける見通しになってしまっておりました。
進路についての実情はその業界の人でなければ分からないことが多いため、実際に志望する研究室に足を運ぶなどして情報収集に努めたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

補足日時:2008/07/06 21:49
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大学院には行ったものの専門が全然違う門外漢なのですが、「研究職=大学に残る」というお考えに少々疑問を持ちました。

研究者という職業、と考えればシンクタンクや研究所なども視野に入れるべきだと思うのですが。

大学に残れるかどうかはどの分野でもほとんど運の世界です(残るだけの実力があるのは当たり前なので)。自分の親類にも旧帝大理系の博士を取ったものの空きがなく、待っている間のつなぎで予備校の講師をしていたらそちらで成功してしまった人や、最初から大学に残る事はあきらめてさっさと国の研究機関に就職した人もいます。

ですから、もし博士に戻るのなら、大学以外の就職先にどの程度可能性があるかを考えてからにした方がいいと思います。

この回答への補足

>ですから、もし博士に戻るのなら、大学以外の就職先にどの程度可能性があるかを考えてからにした方がいいと思います。

博士修了後の進路先として大学以外の選択肢を検討してみることには賛成です。
シンクタンクやそれに準ずる職業も狭き門ではありますが、それらのような大学のポスト以外の職にも目を向けてみるつもりです。

ご回答ありがとうございました。

補足日時:2008/07/06 21:56
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人文系大学院博士出身です。


NO4さんとNO5さんの意見が現実に合っていると思います。
質問者様の文章を見てまず第一に感じたのは、今から30年前、まだ二十歳をすぎたばかりの私が大学院に対して見た夢を思い出した、ということです。
当時はまだ、大学で教育をしながらじっくりと研究をする喜びを求めて大学院へ行くのはそれほど無謀ではありませんでした。しかし、それから10年近くたち、博士を出る頃、それはあまり現実的ではありませんでした。それからさらに20年たった今、時代は完全に変わっています。文系では国内の一流大学がなかなか博士号を出さないため、海外の大学院で博士号を取ることが必要になっています。海外で博士を取るだけのお金のない人は、研究職への道を閉ざされているような状況もあります。
理系は大学だけが研究職ではないが、文系は大学以外はあまりない、という現実もあります。経済なら企業も可能でしょうが、文系の大学院進学は宝くじの世界と言っても過言ではありません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

人文系の学位取得の難しさは噂に聞いております。
なんでも博士号取得は助手のポストを手に入れるよりも難しいという、理系では考えられない状況のようですが・・・。
嘆かわしいことに、今では経済的なゆとりがなければ、学者が目指せない時代なんですね。

補足日時:2008/07/06 22:03
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 貴方が大学院進学で達成したいと思っているものが生涯所得の最大化なのか、もしくは、自己の知識の最大化なのか、あるいは一定の生涯所得を獲得するものと制約を与えた上での知識の最大化なのか。

あと、貴方がどっちかというとリスク回避型なのか、リスク選好型なのかという事によるのかな、と思ったのですが、そのあたりどうなんでしょう。

 今の仕事に戻れるというような特殊な条件がない限り、大学院に進学した場合の生涯所得の期待値はサラリーマンの平均所得の6~8割といったところでしょう。雇用市場が狭い為、就職には運不運が大きく関わり、不確実性も大きいです(ハイリスク、ローリターンですね)、目的が所得最大化なら、相当なリスク選好型でないと大学院は選択しないと思います。

 勿論、あなたの場合は目的に知識の最大化のような要素も入ってくるのかなと思います。しかし、知識に関しては大学院に入った時のほうが身につくと思いますが、それも分散の大きい確率変数であり、実際そうなるかどうかに関しては不確実な面が大きいといえるでしょう(ハイリスク、ハイリターンですね)。文面を見る限り、貴方はどうもリスク回避型の性格なのかなと思うので、この理屈から言う限り大学院はお勧めできません。

 とはいえ、私は「一度きりの人生でろくな知識も身に付けず死ぬのはいや。所得は期待値分で十分、知識は頑張って、絶対勝ち取ってやる!」というような性格の持ち主なので、感情的には貴方に大学院進学を勧めたく思っています。金融工学を目指されているという事なので、「いい加減な理論立てで脅かさないで!私の理論立てでは大学院進学が有益という結果が出ています」的な反論をお待ちしています。

この回答への補足

>貴方が大学院進学で達成したいと思っているものが生涯所得の最大化なのか、もしくは、自己の知識の最大化なのか、あるいは一定の生涯所得を獲得するものと制約を与えた上での知識の最大化なのか。

あえて言うならば「最低限の生涯所得を獲得するものと制約を与えた上での知識の最大化」になります。

おっしゃる通り、私は典型的なリスク回避型の人間です。
とは言え、修士時代に博士への進学を断念したときと比べると、
職歴・貯金等の蓄えのある現在のほうが、リスク耐久力は格段に上昇したと考えます。

>今の仕事に戻れるというような特殊な条件がない限り、

この部分とも関係があるのですが、金融業界というものは非常に職の流動性が高い業界であるため、私のようにある程度職歴を有した人間であれば、おそらく博士課程の3年間だけ業界から離れても、その後再びこの業界で職を見つけるのは難しいことではないと考えています。(給料の低下は起こりうるかもしれませんが)
これがリスク耐久力は格段に上昇したと考える所以です。
ファイナンス的に言うならば所得にフロアが付いているということでしょうか。それでもこんな質問を立ててる時点で、相当なリスク回避型人間ということになりますが(笑)

ご指摘頂いたように、リスク・リターンと最大化したい効用について、もう少し冷静に考えてみたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

補足日時:2008/07/06 22:04
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