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辞書にこういう文がありました。
He could have delayed his decision.
(彼は決定を先へ延ばすことができたのに。)

could・・・助動詞
have・・・・助動詞
と2回重ねることは文法上できるのでしょうか。

A 回答 (5件)

確かに、完了とか受身、進行を表す時に、have brokenとか、is liked, is going のように表現して、have,isには積極的な内容がないため助動詞と分類します。

しかし、これらの助動詞は、いわゆる法助動詞とは異なります。つまり、完了・受身・進行などは、動作とか状態そのものの色々な起こり方について述べているわけです。
しかし、can,will,may,must,should,wouldなどの助動詞、これらは法助動詞と呼ばれますが、役割がまったく異なります。これらは、話者のものの見方を表しています。たとえば、He would go there.は、「彼はそこへ行くだろう。」であり、wouldは、「多分、そうするはずだ」と言う話者の弱い推測を表しています。そして、この「弱い推測」自体は、動作とか状態そのものとは関係ないものです。
つまり、have,is などの、完了形とか受身形で使われている助動詞とwill,mayなどの助動詞は元々役割が異なるので、それらが重なったとしても、問題はないわけです。

なお、He has been playing tennis for three hours. のように、has been と助動詞が重なることがあります。これは、やはり役割が異なるからで、hasは完了(継続)、beenは受身を表すわけです。
また、He will can play tennis.とは言えませんが、これは、話者のplay tennis と言う動作に対しての見方が二つあることになり、心の態度は心自体が一つなので同時に二つの態度をとることはないとして、正しい文とはなりません。ただ、He will be able to play tennis.とか、You must have to go there.のような文章は正しい文章であり、話者の主観と客観的な内容が合わさったものです。
He will be able to play tennis.:「彼はテニスが出来るようになるだろう」
You must have to go there.:「あなたはそこへ行かなければいけないはずだ。」
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>助動詞を2回重ねることはできるか?


いい質問ですね。
でも、正確ではありません。「直説法の助動詞を2回重ねることはできるか?」という質問にしてください。
そして、その答えは「出来ません。」となります。
ではどうして「He could have delayed his decision.」という文が存在できるのでしょうか。
答えは、「have delayed」が「接続法」だからということになります。
いわゆる「法助動詞」の後ろには「接続法の動詞」が来るのです。日本では「動詞の原形」が来ると教えていますが、、、、、、。
英語の動詞は「直説法」と「接続法」という体系を持っているということをその用法も含めて学校でちゃんと教えるべきです。そうすれば、いわゆる「仮定法」で泣かされて英語がいやになる学生もすくなくなるでしょう。また他のヨーロッパ諸国語の習得も楽になると思います。

参考まで。
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文法はわかりませんが、could have/ might have/ must have/ would have/ should have/ ought to have +過去分詞は普通にありますけど。

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別に問題ありません。

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助動詞の後は動詞の原形ですから、delayedと過去分詞に


なっていることから考えれば、have は助動詞ではないの
でしょう。
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