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住宅でも、2階を集会室にも使うお宅で、ピアノなども置きたいご希望です。
通常住宅は180kg/m2ですが、補強というよりも、ネダレス工法で、
90*90角を@909で入れ、ア32構造用合板+ア9コンビボード+ア15フローリングではどうなのかと思案中です
ネダレス工法では、どのくらいまで積載荷重が持つのか、
実績のある工務店の方や設計の方にご意見を賜りたいと思います。
計算式があるとは思いますが、私の調べた文献は古いのか、
根太工法のものなのでご存知の方がありましたら、よろしくお願いいたします。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
#1です。
新築同様との事ですので、設計の参考に
集会室として利用ということで、二階床の積載荷重を住宅と考えずに、店舗同等と考えて床組の設計をしましょう。
根太レス工法の床受材(90×90)の間隔を909から606にする事も考慮しましょう。
この検討により、床版の構造用合板の厚さを決めれます。
二階持ち梁について
一般製材の場合、利用できる梁背は、限られてきます。
集成梁の場合、受注生産が可能ですので、梁背を一寸(3cm)刻みで指定して注文する事が出来ます。
最近は、ソ連から松、米松が不足がちですので、他の材種にしなければならない場合があります。
梁背を決定する場合は、余裕をもって設計するようにしましょう。
今回の物件は、二階の一室に大きな荷重がありますので、建築基準法施行令第46条の構造耐力上必要な軸組計算の他に、構造計算の定める剛心・偏心率計算をする事をお薦めします。
剛心・偏心率計算をする事で確りとした耐力壁の位置を決める事が出来ます。
柱の軸力を計算する事によって、土台と基礎の設計を確りと計算できます。
柱伏図を書けば、どの柱に一番力がかかるかは、予想がつきます。
その最大荷重のかかる柱で土台と基礎を設計すれば良いです。
計算ソフトは、データ入力に時間がかかります。
上記に記した検討計算なら、データ入力の時間であらかた終わらせる事が出来ます。
木造二階建でしょうから、最大荷重のかかる部材だけ数本計算すれば、安全確認の目安は大体付けれるはずです。
根太レス工法の弱点は、局部集中荷重によるものが大きいです。
根太レス工法の利点は、工期短縮と人件費の軽減が大きいのです。
材料の価格的は、在来の床組と大差ありません。
以上参考になれば幸いです。
明確なご回答誠にありがとうございます。
こんな私に、これからのやり方を示唆してしていだだき、誠にありがとうございます。
集成材の梁は、何度か使ったことがあります。
最近の世界情勢や、
ネダレス工法の弱点は集中荷重とは知りませんでした。
ネダレス工法をやりましたら、作業性が良いので、戻ることはないと思います。
具体的に検討計算の仕方まで、教えていだだき誠にありがとうございます。
安全確認の目安、そうなんです。ここまで、ご親切に指定だきまして、ありがとうございます。
良い言葉が浮かまなくてすみません。
river1様の今後のご活躍を、心より祈っております。
No.6
- 回答日時:
建築主の利益の為に、努力するのが、最善と思います。
よって、構造計算の結果で判断されれば、貴方にとっても
建築主にとっても、納得できる回答を得られると思います。
今は、パソコンで、瞬時に結果が出る時代です。
(計算尺の時代ではありません)
また、費用も日数もさほど負担にならないと思いますが?
(建売レベルでは、費用負担は無理でしょうネ)
阪神淡路大震災の時、経験と感で仕事をしていた、大工さん達が
一番、慌てたと聞きました。
(何故、倒壊したか、理解できなかったようです)
原因は、大工さん達ダケでは、無かったと思いますが・・・
(貴方はプロである以上、建築主による構造上、無理な要求には、慎重に対処しなければなりません)
ありがとうございます。
トンチンカンの私に、真剣にお答えを、何度もいだだきありがとうございます。
「建築主のために、最善の努力をする」本当にありがたいお言葉、その通りだと思います。
実際に計算をすることに、遠のいていたので、安易にこの教えてのコーナーに質問してしまいました。
こんなのも真剣にお答えしていただき、初心に帰りやってみます。
納得し意味がわかれば、お客様にも明確に説明できます。
今回のお客様は、理解してくれる方だと思います。
本当にありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
>20年以上前のお宅のお住まいで、2階床に対する不安感のある方の
>打ち合わせ段階です。
既設物件ですか・・・
床の剛性が上がっている=積載荷重が上がる?
何か勘違いしていませんか?
地震力(水平力)に対しては、筋交い等、耐力壁のみダケで対抗するのでは無く床の剛性(水平構面)を上げてやり、建物全体の剛性で判断しなければなりません。
よって、床の剛性が以前より上がったのは、耐震基準の関係で有り
積載荷重を上げる為に、床剛性が上がった訳ではありません。
20年以前の建物の耐震性能を、床剛性のみで判断する事は、大変、危険です。
現在の既設物件でも、床版の安全検討計算でも、
柱、梁、土台、基礎まで、安全性の確保は出来ません。
4寸角の柱でも、持つと言う保証は、無いでしょう。
(柱の引き抜き力が増大になり危険)
建物の安全性は、全ての主体構造部を検討しなければ、判断出来ません。
よって、床剛性を上げて、むやみに積載荷重を増やす行為は、危険と判断します。
積載荷重の変更が不可なら、1階に変更するベキでは?
早速のご回答ありがとうございます。
私の表現が悪くて誠にすみません。
木造の住宅が移転をしなくてはならない方で、新築としての案件です。
木造に対しての不安の方と、打ち合わせでその不安解消すべく、
今の木造建築構造の説明していました。
床の剛性を上げず従前どうりのやり方で、住宅を建築している所も多いと思います。
その中で、床剛性を高める方法を最近やっているので提案してはいましたが、
2階のもピアノを置きたい持つの?と言うお話が出てきました。
この段階で、2階のピアノの件は返答は、後日にさせてとお願いしました。
根太工法の2階の床(ア12構造用合板)は、単純に薄いし頼りない
しかし、ア28、32の構造用合板(根太レス)施工なると、以前より頼もしくなった感じ
が実感としてあったわけです。
建物の安全性のことは、充分説明してご理解してもらうつもりです。
計算による木造の住宅設計を行っていない、感に頼る所が多い現在を
反省します。
細かい所まで、本当にありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
#1です。
>梁の断面設計や柱のこと、基礎のことなど検討は必要は、よく理解しています。
>柱は120角で考えています。梁の背についてもよくわかります。
>木造は、どの程度の荷重に耐えたれるか、基準法の180kg/m2以外に説明する材料が必要なのです。
ここまで言われると、アドバイスする気も無くなりますが、貴方の質問文ではあくまで床受90×90の間隔が909mmでなければならないという考えのようですね。
あくまでこの間隔を貫きとおすというのなら、床が抜けるでしょうね。
縦型ピアノ?グランドピアノ?
脚にかかる重量を考えて下さい。
局所荷重ですよ。
2007年版建築物の構造関係技術基準解説書に構造用合板の許容耐力表があります。
床受90×90の間隔が909mmの時の床板の安全検討計算しましょう。
まだ検討中なんだから、検討計算の時間はあるでしょう?
ものの30分もかければ貴方には、計算できるでしょう。
この計算をしなければ、お客様には説明できないよ。
お礼文から判断すると、貴方はこれぐらいの計算はできるでしょうから。
ご参考まで
アドバイス本当にありがとうございました。
これまた、失礼な補足になってしまって申し訳ありません。
私は、ネダレス工法の間隔を貫く意味ではなく、ずいぶん剛性が高まっているので、
耐 積載荷重のが増加しているのかと思ったわけです。
2007年版建築物の構造関係技術基準解説書に構造用合板の許容耐力表のこと、
ありがとうございます。調べました。
床板の安全検討計算をしてみます。
局部集中荷重に対すること、日合連の構造用合板の手引きに出ていました。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
積載荷重は 1800N/平米 と建築主様に、ご説明されれば良いと思います。
1戸建て住宅でも、ピアノ、集会室等で積載荷重が増大する場合、
床ダケでは無く、柱、梁、土台、基礎、全てに影響する為、
床補強ダケだと地震時には危険。(引き抜き力が増大するのでは?)
>ネダレス工法(質問内容のもの)で、どの程度の荷重が耐えられるのか知りたいと思いました。
柱、梁、土台、基礎等の構造主体をまず考える方が、メインと思いますが?
>水平構面の耐力が強化されていると実感
許容応力度計算用の水平構面、床倍率3の仕様ですが、火打ちも加算するともっと強化できます。
床倍率の仕様
3.0倍 構造用合板24mm以上、根太なし直貼り4周釘打ち、N75@150以下
1.2倍 構造用合板24mm以上、根太なし直貼り川の字釘打ち、N75@150以下
0.6倍 火打ち金物HB、平均負担面2.5m2以下、梁背150以上
0.36倍 火打ち金物HB、平均負担面3.3m2以下、梁背150以上
>最近、ネダレス工法で住宅を施工しています。
>構造計算と言われれば当たり前かもしれません。
>まだ打ち合わせ段階なのです。
施工中ですか?
打ち合わせ中ですか?
いずれにしても、2階の積載荷重値では、危険な感じがします。
構造計算をすれば、簡単に答えは出ます。
よって結論をここで求めるのは無理では?
(床面しか検討しないのは、危険過ぎる)
早速のご回答ありがとうございます。
床倍率の仕様を具体的にありがとうございます。
火打ちの加算で強化。そうですね。ありがとうございます。
20年以上前のお宅のお住まいで、2階床に対する不安感のある方の
打ち合わせ段階です。
構造用合板での壁、床の剛性を高めてある今の住宅との格差を
2階に訪問して、実感として感じます。
沢山の人が来ることもある心配など、事務所的な部分の使い方を
するご予定なのです。
ネダレス工法で押し進めるという意味ではないのです。
単純に床仕様が、床倍率で違うように、耐積載荷重も増えているのではないかと、思ったわけです。
設計が決まりましたら、構造計算をして、耐えられるようにします。
では、お客様は納得いかないのです。
仮想定図にて、計算してみる、踏ん切りが必要でした。
No.2
- 回答日時:
>ネダレス工法では、どのくらいまで積載荷重が持つのか?
ご相談者の【持つか?】の意味ですが、床だけをお考えでしょうか?
積載荷重が増えると言う事は、柱、梁、土台、基礎、全てに影響すると思われませんか?
4分割法やN値法で検討した壁量ダケでは、不十分と思います。
(柱の引き抜き力が、増大しませんか)
建築主の為にも、構造計算をして、安全を確かめるべきと思います。
計算費用も10万前後でそれほど、費用負担にはならないのでは?
ただし、柱寸法や梁背、土台、基礎(主筋)の変更は、ある程度、覚悟しなければ、ならないと思います。
この回答への補足
早々のご回答ありがとうございます。
質問の仕方が悪かったので、ごめんなさい。
最近、ネダレス工法で住宅を施工しています。
従前の根太工法とは、水平構面の耐力が強化されていると実感しました。
この工法は、どの程度までの積載荷重に耐えられるか知りたいと思いました。
その上で、説明して、設計計画していきたいと思っています。
安全を確かめるのは、充分理解しています。
足がかりとしての質問です。
No.1
- 回答日時:
北国の設計屋さんです。
根本的に、床の受け梁の断面検討が必要です。
対応策
二階床梁の断面の梁背を2寸(6cm)以上増しにしましょう。
例
二階床梁=105×270⇒105×360に変更
床受90×90の間隔を606に変更。
場合によっては、二階床梁を受ける柱断面も105×105⇒120×120にする事も検討課題となります。
部分的な構造検討計算をおこなって断面算定する事をお薦めします。
質問文の工法だと、長い目で見れば安心できるものではありません。
構造的な検討が必要です。
ご参考まで
早速のご回答ありがとうございます。
梁の断面設計や柱のこと、基礎のことなど検討は必要は、よく理解しています。
柱は120角で考えています。梁の成についてもよくわかります。
木造は、どの程度の荷重に耐えたれるか、基準法の180kg/m2以外に
説明する材料が必要なのです。
一般的に、ネダレス工法(質問内容のもの)で、どの程度の荷重が耐えられるのか知りたいと思いました。
すべて平面計画が、決まっている段階ではなく、木造でもこれだけ位は出来る説明をしたいと思います。
もちろん、構造計算と言われれば当たり前かもしれません。
が、まだ打ち合わせ段階なのです。
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