電子書籍の厳選無料作品が豊富!

医療系学科3年です。
臨床実習にて脳血管障害の患者様を担当させていただきました(急性期病院で、ほとんどの患者様は弛緩性麻痺でした)。
この時、ほとんどの患者様が座位姿勢で麻痺側に倒れやすいことを感じました。
麻痺側に倒れやすいというのはイメージとしてはわかるのですが、根拠がわかりません。
ではなぜ、非麻痺側には倒れないのか。これも根拠を見出すことはできませんでした。

非麻痺側への傾斜はそれに対抗する麻痺側の筋が弛緩しているのにもかかわらずバランスを維持しています。
一方で麻痺側への傾斜は、非麻痺側の筋活動により修正できるのではないかと考えましたが、実際には倒れてしまう患者様が多いようでした。
立ち直りも非麻痺側への傾斜時の方が早く回復するようです。なぜ麻痺側の筋による立ち直りが先に回復するのでしょう。

指導していただいた先生は、「麻痺側殿部筋の筋活動が低下(弛緩)しているため、麻痺側の座位支持面が不安定になるため」と指導してくださいましたが、何となく釈然としない気持ちが残りました。

以上のことから、今回下記の質問をさせていただきます。

(1)座位時に片麻痺患者が麻痺側に倒れやすい理由は何か?
(2)バランス維持に働く逆側の筋に麻痺があるのにもかかわらず、非麻痺側への傾斜時のバランス反応の回復の方が良いのはなぜか?
(※上肢の保護伸展反応は考慮しないこととします。)

ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

姿勢を保持するときに、どの筋肉に力を入れているか、意識してご自身でやってみてください。



麻痺側の筋肉を一切収縮することなしに、非麻痺側へ身体を傾けられるでしょうか?
逆に、非麻痺側の筋肉だけを意識して、麻痺側(ないし中立)へ身体をむけられるか、やってみてください。

とくに臀部、大腿を意識してみると、すぐ分かると思いますよ。
    • good
    • 5

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報