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中小企業診断士やMBAを取得すると、経営コンサルタントの道が開けると思いますが、経営コンサルタント以外にも選べる仕事や就職の幅が広がったりするのですか?(例えば、銀行員は経営コンサルタントでないですが中小企業診断士を取ることで出世できたり仕事の幅が広がると聞きますし、外資系などはMBAをとると就職面で優遇されると聞きます。どうなのですか?)

A 回答 (1件)

当方外資の戦略コンサル会社勤務です。

面白そうなので調べてみました。

結論からすると中小企業診断士とMBAはそれほど経営コンサルタントとつながりが無いのではないかと思われます。

1.中小企業診断士
http://www.shokugyou.net/shoku-biz/tyuushoukigyo …
http://say.jp/say_job/swyrj035.html
上記を見ると、正確な統計はありませんが、8割程度の方が普通の企業に勤務され、コンサル業務以外を担当されているようです。

逆に当方の勤務先であるコンサル会社では中小企業診断士はおそらく1%いるかいないかくらいで、実際に採用では考慮していないません。

ですので、コンサルと中小企業診断士の関係性はあまり強くなさそうです。

ただ、弁護士、会計士、税理士、弁理士等と比べると専門性が低い資格ですが、企業内で求められる汎用的な経営知識がつきますので(この知識を持っている人は少ないです)、社内で経営企画/財務/IT企画/マーケなどの部門への異動の道が開けてくると思います。

2.MBA
海外MBAでは、トップ10くらいのスクールの場合は戦略コンサルタント、投資銀行、外資系企業日本法人のマーケ職/財務職、起業などの道が開けてくると思います。

それ以下のクラスの海外MBAや国内MBAは企画/財務/マーケ/海外担当部署などの職種への異動や、外資系企業の営業/マーケ職への転職、同業で上位クラスの企業への転職などがあると思います。
ただし、国内では慶応や一橋あたりのトップスクールですと戦略コンサルタントへの転職もそこそこあります。
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