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今月の胃のX線検査で一つ小さく丸い影が見つけてしまいまして、それはポリップの疑いがあるといわれました。今度胃カメラで確認することにする予定ですが、その際、その病変した所の組織を取って生検に送ることが多いと思います。問題は万が一それはがんだったら、それを傷つけない限りその膜の中に納めていますが、傷つけられるとがん細胞が出血によって全身至るところに回ってしまい、大変なまずい結果になりそうですから、恐怖を覚えます。

できれば、そのポリップをがんだと思って生検せずに切除した方はましかだと思いますが、、、、

本当に組織を取ることによる悪い結果を招く危険性がないでしょうか?もしわかる方がいらっしゃったら是非教えてください。

A 回答 (3件)

一般に転移をするには、癌細胞が血管やリンパ管に進入し、転移の標的となる臓器に到達し、そこで血管やリンパ管から脱出し、その臓器で増殖する必要があります。


質問者さんの高説では、血管やリンパ管への進入は容易であるとして、それ以外は正常に機能しているはずです。
まず、人間の身体には腫瘍免疫といって、癌を排除しようという免疫力が生来備わっています。血液には免疫細胞や抗体がうじゃうじゃあり、癌がそれらを回避するにはかなりの癌細胞数が必要といわれています。
血管やリンパ管も正常ではきちんと膜に覆われており、癌細胞がたくさんあり、それらを破壊する機能を持つ必要があります。血管内やリンパ管に進入したものたちは、進入時にも膜を破壊するのである程度の機能を持ちますが、偶然入り込んだ癌細胞は持たないでしょう。

>問題は万が一それはがんだったら、それを傷つけない限りその膜の中に納めていますが、傷つけられるとがん細胞が出血によって全身至るところに回ってしまい、
そういう考え方があるのも確かです。ですが、証拠がないんです。生検によりで傷つけたから転移したという証明がなされていない以上、説得力がなく、仮説でしかありません。

>それは手術する前ではなく、手術した後に取った病変部はがんかどうかの確認するためのものであるべきです
では、「癌かどうかわからないけど、癌だったら困るから、手術しようか?」で質問者さんは手術できますか?「Aという癌ならこういう抗がん剤治療しかないが、Bならこれが一番よく効く。生検してないからら分からないけど、たぶんAだと思う」でAに対する抗癌剤治療を行い、実際はBだったらどうしましょう?
治療という医療行為がそういう証拠を基礎にして成り立っている以上、「手術前に細胞診が平然と行われることは」医師の都合ではなく、現代医療における必要性、必然性だと考えられます。
本来は質問者さんのようなマイノリティに対しても、十分な対応が出来るのが理想であると思いますが、現場にその余裕がなく、なおざりにされているのかもしれません。
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この回答へのお礼

答えいただきありがとうございます。
専門てきなご意見とても勉強になりました。

確かに色んながんのタイプが違いますから、その検査方法も変わることは当然でありますが、生検によりで傷つけたから転移する恐れという仮説ですが、それを証明されるまで証拠になるものは、そのため重ねる失った命の統計数です。念のために仮説がある以上、生検は慎重に行われるべきではないかと思います。

人間の身体には腫瘍免疫があるといっても、その機能の低下したからこそがんにかかったと疑われていますので、健康な人より免疫が弱いという要因も配慮すべきではないでしょうか?

現場にはその余裕がないことは確かですが、より質の高い医療を目指していることは少しても反映されたらいいですね、

お礼日時:2009/03/29 10:01

せっかくお礼を書いていただきましたので、もう少しだけ追加します。



>それを証明されるまで証拠になるものは、そのため重ねる失った命の統計数です。念のために仮説がある以上、生検は慎重に行われるべきではないかと思います。
この、「生検を行ったがゆえに失われた命」が計測できないので、証拠となりえないのが、この仮説を証明できない唯一かつ重要な問題点なんです。生検をしたから、それが転移につながったことを論理的に証明し、それゆえに失われた命であったことを証明することを科学的に証明できれば、質問者さんのおっしゃる仮説は意味あるものとしてとらえられるでしょう。
ですから、「生検を行ったがゆえに失われた命」を根拠に「生検は慎重に行われるべき」に繋げることは非論理的かつ感情的としかいえないんです。もちろん合併症を根拠にして「慎重に行うべき」とは言えると思います。

>人間の身体には腫瘍免疫があるといっても、その機能の低下したからこそがんにかかったと疑われていますので、健康な人より免疫が弱いという要因も配慮すべきではないでしょうか?
着眼点はすばらしいと思います。では「癌が出来た組織」における免疫細胞数と抗体量などの免疫能力と「血管やリンパ管」での免疫能力に差がないことを証明する必要がありますね。血管内やリンパ節は免疫を担当する臓器と言っても過言ではないと思います。もちろん、免疫細胞は血液中でおとなしくしているように抑制されていますが、リンパ節で活性化されています。
これに関しては免疫担当細胞ががん化した白血病やリンパ腫などは例外でしょうか。

>より質の高い医療を目指していることは少しても反映されたらいいですね
そうですね。おっしゃるとおりだと思います。それゆえに、証拠が必要なんです。忙殺されている医療現場にも、変革を起こさざるをえないくらいの極めて論理的な証拠が。
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この回答へのお礼

さらに医学的なご説明くださいまして有り難く思います。本当にありがとうございます。

一昨年大腸内視鏡検査する際、直腸に疑われた所の生検がありました。組織を取った瞬間、その傷口から血がバッと出た様子を映った映像を観て、ちょっとショックを受けたことがあります。生検の結果はなにもなかったことは幸いでした。ちなみに、大学病院の内視鏡検査現場では患者も観られるモニターが以前あったのですが、いまもうないです。それはやはり検査する様子を患者さんに見せない方がいいという病院の考え方ですね。

生検によってそのがんに疑われてるものが破られたら、なかの悪い細胞など外に出て、その人の免疫細胞の働きがよければ、それを消滅してくれますが、もし運が悪くてできなかったら、身体のどこかに拡散してしまうまずい結果に繋がる恐れがあるではないかと素人でかつ感情的な考え方ですが、それを論理的に証明されることは極めて難しいことはよく分かりました。

昔、国の医者減らす愚策の過ちでいま危機に立たされてる医療現場では、おっしゃるとおり変革を起こさざるをえないくらいの極めて論理的な証拠がない限り、そんな仮説の可能性を考える余裕がないことよく理解しました。

お礼日時:2009/03/30 11:58

質問者が抱いた通りの恐れがあると医学書にも,医者からも指摘されてい



ますが,質問者様がお気づきなのは,大変重要な指摘であります。ですが,
細胞診が平然と行われ,癌だったから,手術に踏み切る内容が殆どですか
ら,その患者が全身に癌が広がって,手に負なく成っているんだと,私素人なりに想像します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お礼遅れてすみませんでした。

これは医者以外の素人の考え方だろうと思いますが、意外に医学書にも,医者からも指摘されていることですね。

細胞診は重要な手段ですが、する順が逆になっていると思います。それは手術する前ではなく、手術した後に取った病変部はがんかどうかの確認するためのものであるべきです。

手術前に細胞診が平然と行われることは医者の都合であり、それによる結果を軽視して、再発すればまた治療すればいいだろうという考え方です。普段人を多く診られてる医者は命に対する割と麻痺しているようです。患者さんの親身になって考えてくれる先生と巡り会えば幸せです。

お礼日時:2009/03/27 22:07

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