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この認識であっているか教えてくださいませ。

工業簿記の標準原価計算において
「固定予算」とは製造間接費の変動費と固定費を分けられない場合を言い、
差異分析は高低点法による固変分解で行う。
それに対して
「公式法変動予算」は変動費と固定費を分けられる為
シュラッター図で差異分析を行う。

であってますか?

ただテキストを見ると、
「固定予算のシュラッター図」が載っているのですが
そしたら↑と矛盾しますよね?

どなたかご教授お願いいたします。

A 回答 (2件)

製造間接費予算の設定方法には、予算管理との関係で、固定予


算と変動予算に分類されます。変動予算には、公式法変動予算
と実査法変動予算などがあります。

予算差異を出す時に、予算許容額-実際発生額で計算しますよね。
この予算許容額が操業度(例えば生産個数や機械作業時間や直接
作業時間)によって変動すると考えるのが変動予算、しないと考
えるのが固定予算です。普通はモノを作れば作るほどコストがか
るものですから(変動費があるので)、予算の設定も変動予算の
方が好ましいとされています。

シュラッター図を見ると、固定予算の場合は「固定予算=予算許
容額」となっているはずです。いくら作ろうと予算許容額が変動
しないと考えるのです。

高低点法は、原価を変動費・固定費・準変動費などに分類する方
法の一つです。過去の実績データに基づいて数学的に原価を分
解する方法で、ちなみに1級では最小自乗法というのも習います。
ですので、高低点法の問題では実際のデータが使われているはず
です。その時に基準操業度が書いてあるのは、正常の範囲内で
計算して欲しいからです。極端に生産個数が少ない又は多い月の
データを使ったら計算が狂いますからね。

固変分解によって実績データを分解して、それを基に予算を設定
する(変動予算)ことはあるかもしれませんけど、混同されない方
がよろしいと思います。
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この回答へのお礼

奥が深いです。ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/17 12:40

ちがいます。



固定予算は、操業度が増減しても予算許容額が変化せず一定です。
つまり、操業度の増減に関わらず予算許容額が固定されているのです。
そして固定予算では原価を固定費と変動費に分けません。

変動予算は、操業度が増減すると予算許容額も変動します。
そして公式法変動予算では原価を固定費と変動費に分けます。
高低点法は原価を固定費と変動費に分けるための方法なので、公式法変動予算を前提とした問題を解くための準備のようなものです。

過去問では、与えられた資料からは固定費と変動費に分けられないので、固定予算と判断する問題もありました。
でも本来の流れとは逆です。

シュラッター図は差異分析のためのテクニックなので、固定予算でも公式法変動予算でもどちらでも使えます。
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この回答へのお礼

シュラッター図はどちらでも使うんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/17 12:37

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