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多品種少量生産が間接費を増大させる理由をイメージしやすように御指導ねがいます

いろいろ 調べるのですが 私の既存知識では どうも しっくり気ません。

理解しやすい説明を頂けたら ありがたいです。

A 回答 (1件)

多品種少量生産により増大する間接費は間接費の中でもとりわけ生産支援活動関連の費用だと思います。



生産支援活動とは例えば段取、設計、検査、マテハンなどです。

これらは操業度ではなく製品種類の数に応じて費用額が変動するため多品種少量生産に移行することにより増大することになります。

具体的には

段取→全ての製品種類の製造数を足した総生産量が同じであっても製品種類が一種類であれば段取りは一回ですみますが、製品種類が増えるにつれて段取の回数も増えます。回数が増えればその分費用はかかります。

設計→こちらも製品が一種類であれば一製品の製品設計を行えばすみますが、製品の種類が増えれば製品の種類の分だけ製品設計を行う必要があります。

検査→操業度に関連して発生するような検査費は全種類の製造数が同じであればどちらも変わらないかもしれませんが、製品種類が増えればそれに応じて製造設備の種類も増えます。そのため操業度に関係なく行う日常的なメンテナンスや定期的メンテナンスなどは増加することになります。

マテハン→こちらはイマイチ想像しにくいですが、やはり少品種であれば例え材料の追加投入などあるにしてもそうあちらこちらへ運ぶことは余り多くはないと思います。また一度に作る量も多いため何度も運ぶというよりは一回でたくさんの材料を運ぶ事になると思います。製品種類が増えればそれだけ色々なところに材料を運ばなければならず、また、少量生産ゆえちょこちょこ何回かにわけて運ぶことになるためそれだけマテハン費用が増すことになると思います。

自分の中ではこのように理解しているというだけなので必ずしも正しいとはわかりませんが何かしら参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

kirirock様 

 これ以上に ないほどわかりやすい説明でした 

 御親切にありがとうございました。 

お礼日時:2010/02/08 10:34

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