プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、学校で裁判員制度について調べています。

そこで私が知りたいことは、日本の裁判員制度が始まる前からアメリカで行われていた陪審員制度でしたが、アメリカ国民はこの制度が始まる前に、この制度をどのように思っていたか、また今現在でもいいのですが、アメリカ国民はこの制度をどのように思っているのかという意見が知りたいです。
日本では裁判員制度についてかなり悲観的な見方が多いように思いますが、アメリカではどうなのでしょうか?

よろしくお願いします(--)

A 回答 (2件)

まず、ちなみに日本においても、陪審員制度は1928年から1943年まで行われていました。



が、今回はアメリカのお話しを聞かれていますので、そちらに的を絞ってお話しさせて頂ければと思います。
歴史を掻い摘んでお話しをしていくと、特にイギリスの北アメリカの植民地化まで話は遡ります。
早い話が植民地化によって、奴隷制度のようなものが行われたり、イギリス本国からの圧制に苦しんできたわけですよね。
それらを踏まえてアメリカは独立宣言をし、独立国家としての地位を確立してきました。
(実質的には奴隷制度や差別はそこから長い期間を経てもなくなりませんでしたが。)
それらの経緯等を踏まえて、アメリカというのは基本的な考えとして公権力(お上)に対しては不信感を抱いた制度というのものが多く、その一つに陪審員制度というものがあります。

なぜ陪審員制度をアメリカが採っているのかというと、
裁判に対する歴史的不信感より、どうせ同じ死刑になるとしても、
裁判官ではなく自分たち国民に(もちろん裁判官も国民ですが、ここでは一般的な、程度に置き換えてください)殺されるほうがまだマシだ。という思想から生まれたものです。

今回はかなり簡潔に書いておりますのでヒント程度に受け止めて、これを手がかりに調べられるとよいかと思います。
また、もし仮に法律学を学ばれている方でしたら、法律というのは歴史を無視して理解できない学問となっています。
裁判員制度に限らずとも、歴史に目を向けて学ばれることを願っております。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

法律と歴史は引き離せないものだということがよくわかりました。
その点も含めて考えていきたいと思います。

お礼日時:2009/06/19 12:43

アメリカ以外にも陪審員制度を導入しているところがありますが、専門家の間では失敗という見方が大勢です。


それは、陪審員のなり手が特定化されてしまい、陪審員制度の意義が失われていることにあります。アメリカでも一時期陪審員制度を廃止する動きもありましたが、沙汰止みですね。
また特にアメリカでは見せしめになっている状態にあり、人権の問題も指摘されています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私が聞いていた話では、アメリカの陪審員制度は民主主義における国民の特権であると考えられていると聞いたので、多くの人がこの制度に対して前向きな考えを持っていると思っていました。

アメリカの専門家や国民の陪審員制度についての見方がわかるようなサイトがあれば是非教えてください。お願いします!!!!

お礼日時:2009/06/19 12:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!