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こんばんは。
いつもお世話になっております。

イ・ヨンヒさんなどが、日本語のルーツは古代韓国語にあると主張しておられますが
それに対して安本美典氏などが日本語のルーツは古代韓国語ではないと主張しておられるようです。

で、質問です。

(1)「日本語のルーツは古代韓国語ではない」という説の論拠とはどのようなものでしょうか。

(2)(1)の説はどなたの説でしょうか。
もちろん、ご自身の説でも構いません。

※私が知りたいのは、「日本語のルーツは古代朝鮮語ではない」とする論拠のみで、どちらが正しいのかを問うているわけではありません。

※研究者の批判・悪口などはお控えください。

A 回答 (26件中21~26件)

「古代韓国語」などという言語はありません。


「~はない」ということを証明するのは、悪魔の証明と言われているもので、不可能です。

DNA的なアプローチから見ると、古代において朝鮮半島→日本への人口の移動はなく、むしろ逆に日本→朝鮮へ移動していた形跡があり、高句麗・百済の主要な民族は日本系であったとさえ言えます。
更にその高句麗・百済人と現代の朝鮮人は別の人種です。
DNA的に日本に近いのが台湾でチベットとは双子に近いそうです。

以上から、半島から言語が流入したとは思えません。

この回答への補足

今調べてみたら、
「万葉集と古代韓国語 」という本も出版されているようです。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480057 …
ああ、もちろん本のタイトルそのものが間違いだということもありえます。
古代韓国語と言う言葉が間違いなのでしたら正しくは何と言うのか?
それを知りたいです。
よろしくお願いします。

補足日時:2009/09/04 11:06
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

古代韓国語で検索するとものすごい数ヒットしますが全部間違いですか。
間違いなら正確にはどう表現するのがいいのか教えて下さい。
申し訳ないですが、間違い指摘されるだけではチョット・・・、と思います。

>DNA的なアプローチから見ると、古代において朝鮮半島→日本への人口の移動はなく、むしろ逆に日本→朝鮮へ移動していた形跡

その形跡とは具体的にどういうものなのか、興味あります。
よろしければ教えていただけませんか?

お礼日時:2009/09/04 10:31

<参考>No.3です。

 質問に答えて。

 中国は、「文字」の国として、2000年以上も前から統一国家統治に黄河流域に起源をもつ書き言葉を使い続けた結果、揚子江流域やそれより南の地域も、古来からの口語文法は失われてしまいました。

 しかし、単語の『発音』については、そのまま保存され続けて、四川・広東・福建・上海語という、北京周辺とは全く違う発音が残されています。

 日本語の数
 イチ ニー サン シー ゴー ロク シチ ハチ

 福建語の数
 イッ ニッ サン シ ゴッ ロッ シッ パ

 日本語の数を数える時に、短く止めるような感じになります。
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この回答へのお礼

何度も回答をありがとうございます!

わー、確かに似てますね!

>中国は、「文字」の国として、2000年以上も前から統一国家統治に黄河流域に起源をもつ書き言葉を使い続けた結果、揚子江流域やそれより南の地域も、古来からの口語文法は失われてしまいました。

なるほどですね。
日本語を考えるとき、古代韓国語との比較のみを考えるのではなく
もっと広い視野で見なければいけないということが理解できました。

大変勉強になりました。

お礼日時:2009/09/03 10:13

安本氏が日本語が古代韓国語で無いと主張しているのは、基礎語彙の一致度から推計した結果両言語が分岐した年代として一万年前程度という結果が出たためだったかと記憶しています。

古代朝鮮語が成立する以前に分岐しているので、朝鮮語がルーツということではないと。

※基礎語彙の一致度から類推するというのは、どの言語にもある基本的な語彙を数百選定して、その言葉が時間と共に一定の割合で変化すると仮定し言語同士がどの位以前に枝分かれしたか推定する方法です。

いずれにしても8世紀成立の日本書紀や万葉集などの文献が豊富に残っている日本語とは違い、朝鮮半島に関しては現存する歴史書の最古のものでも三国史記(1134年)となってしまい、日本書紀(720年)と比べると400年も新しいものしか残っていませんし、歌にしても万葉集が数千首収録しているのに対し、朝鮮のほうでは郷歌といわれる新羅時代の歌が20数首残っている程度で史料が絶望的にすくなく、古代朝鮮語というのは解明がほとんど進んでいません。単語が100弱推定できるとかそのレベルなので、ルーツどうこうというのははっきりしたところは分からないというのが続くと思います。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

>基礎語彙の一致度から推計した結果両言語が分岐した年代として一万年前程度という結果が出たため

安本さんは確か平均在位年数などを計算しておられたと思いますが
日本語と古代韓国語も計算によるものなのですね。

もしよろしければ、どのような計算方法で1万年程度とはじきだされたのか、教えていただけませんでしょうか?

朝鮮半島の史書の最古のものは1134年なのですね。
イ・ヨンヒさんは単に古代韓国語というだけで
どの時期に用いられていた言語であるかを明確にはしていないようです。
このあたりに問題がありますね。

大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/02 22:31

<参考>



 数字については、中国福建省の福建語と日本語はとても良く似ています。

 「楽浪海中、倭人有り、分かれて百余国を為す。歳時を以って来り献見すと云う」・・・・・(漢書地理志燕地)
という表現をそのまま受け止めると、倭人=「海洋民族」です。

 現在のように陸上に生活基盤を持っているのではなく、海に生活基盤を持っていて、船を交通手段としている民族が、「倭人」だととらえると、中国福建省沿岸から台湾・沖縄・九州沿岸・朝鮮南部の多島海を生活基盤にしていた民族があっても不思議ではありません。
(海は、現在のような国境ではなく、交通路でした。逆に、森で覆われた陸地は想像以上に交通困難で、道=川→船と言う状況が、農耕社会が始まってもかなり続きます。)

 その民族の言語が、日本と朝鮮に引き継がれたという可能性も捨てきれません。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

>数字については、中国福建省の福建語と日本語はとても良く似ています。

というのは、イチ・ニ・サンという発音が似ているということですか。

魏志倭人伝の記述などからも倭人は海洋民族だったと考えられなくもないですね。

>中国福建省沿岸から台湾・沖縄・九州沿岸・朝鮮南部の多島海を生活基盤にしていた民族があった可能性

なるほど、検討の価値はあると思います。

大変参考になりました。感謝します。

お礼日時:2009/09/02 20:38

自説です。



まず、朝鮮半島の住民(民族)自体が何度も入れ替わっている事。
韓国語自体、前の住民(民族)の言語、更にその前の、そのまた更に前の、というように様々な言語の影響を受けているであろうと言う事です。
そして、それらの言語は同じように日本語にも影響を与えていたでしょう、という事です。
日本は現在の朝鮮族と呼ばれる民族が朝鮮半島に定住する遥か以前から、朝鮮半島と交流がありました。
ですから、同じ言葉が韓国語、日本語の両方にあってもおかしくは無い、むしろ当然であろう、という事。

つまり、
     他の言語
       |
    ------
    |        |    ○
  韓国語       日本語

であって、
     韓国語
      ↓        ×
     日本語

では無い。

ようするに、韓国語と日本語は同じ言語から影響を受けた兄弟かも知れないが、親子では無いでしょう、という事です。
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この回答へのお礼

貴重な自説をお聞かせくださり、ありがとうございます。

>韓国語と日本語は同じ言語から影響を受けた兄弟かも知れないが、親子では無い

なるほど、そうかもしれませんね。

それでは韓国語と日本語のルーツになった他の言語とは
何でしょうか?

その言語は今も存在する言語ですか?
それとも消滅してしまっている?

よろしければ教えて下さい。

大変参考になりました。感謝します。

お礼日時:2009/09/02 09:31

自説にて失礼します。


私の立場としては「肯定するほどの材料があるのか」という消極的否定論です。
古代日本語の成立については精通していませんので。

そもそも「古代朝鮮語」がどの程度解明されているのでしょうか、寡聞にして知らないのですが。

日本には古代の文書も比較的多く残っていますが、これは日本が島国であるが故に自然の砦により守られたことで侵略の頻度が非常に少なかったことによる、世界的に見ても稀なケースです。
これに対して朝鮮半島は地続きであることから、中国の中原を支配した民族に度々侵略を受けています。
その際に焚書も発生したのか、古代朝鮮の文献は極めて限られているそうです。
そんな実態の見えない言語と日本語の関連性をどこでどう確認したのか、そのあたりがむしろ知りたいです。

当然共通の単語なら複数存在するでしょうが、それが単語の借用(言うなれば外来語)ではなく日本語の源流が朝鮮語であるという証拠にはなりません。
例えば「カステラ」「カルタ」などはポルトガル語が起源とされていますが、だからといって「日本語の起源はポルトガル語」などとは言いませんよね。
むしろ場合によっては逆に古代日本語が朝鮮語に借用された、朝鮮側の外来語である可能性も否定は出来ないでしょう。

以上の理由から、「日本語のルーツは古代韓国語である」という説には
肯定するほどの信頼性を感じません。
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この回答へのお礼

貴重な自説をお聞かせいただき、ありがとうございます!

(1)古代朝鮮の文献がすくないので、古代朝鮮語をいかにして知りえたか疑問である。

(2)共通の単語は外来語である。

ということですね。

(1)についてですが、
日本語のルーツは古代朝鮮語であると主張されている
イ・ヨンヒさんの本は読みました。

古代朝鮮語というだけでなく、新羅語・百済語などの違いなどにも
触れておられました。

しかし、それがどれだけ信憑性があるものなのかは
おっしゃられるとおり、確認する必要がありますね。

大変参考になりました。

お礼日時:2009/09/02 09:26

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