プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

太極拳を始めて1年半になります。練習時間は1時間半ですが、最近途中で膝がいたくなり、翌日も痛みが残るようになりました。以前変形性膝関節症と診断されたことがありますが、痛みは治まっていました。太極拳は膝によくないのでしょうか?他に気軽にできて長く続けられる運動があったら教えてください。水中ウオーキングは好きではありません。

A 回答 (3件)

しばらく太極拳を休んで、他の運動(膝に負担がかからないもの)をやって膝の負担をやわらげたほうがいいと思います。

何もしないで普通に生活していると悪いまま余生を過ごすことになるかも知れません。

太極拳の大会に行って(更衣室などで)参加者の様子を見ていると、腰や膝を傷めている(痛みを感じている)人を見つけるのに苦労はしません。
基本的な練習や気功(動功)やタントウコウだけでも膝や腰を痛める人がいます。

太極拳を注意深く精確に行うことで膝の故障は改善できますが、大抵の場合それは運に左右されます。(よい指導者と本人の努力の仕方と工夫の量に左右されます。これが揃うのは、日本では運がいい方だと思います。)

筋肉で身体を支えるという考え方が一般的ですので、
筋力トレーニングやジョギング・ストレッチなどをされるといいかもしれません。(太極拳の(オリンピックに向けての)強化選手たちもそうしていると聞いたことがあります。)

以下、個人的な経験と構造医学などの知識に基づいた意見です。
人体構造的には骨格が身体を支えているので、骨・関節が機能的に体重を支えられるように立ち方・歩き方(姿勢や下肢の関節の曲げ方)を学ばなければ、いくら筋肉を鍛えても再び腰や膝を傷めます。筋肉で耐えるようなやり方は太極拳としてはNGです。

太極拳の練習上の注意点として、

ファンソンが充分できていること、特に膝を固めて練習しないこと(体を支えるときに膝が楽であること)が要求されます。
そのために、脛の角度を力の方向と一致させることが必要です。(地面に平行方向の重心移動が無いときは地面に対して垂直に近い角度です。これが大きくずれていると遅かれ早かれ確実に膝や腰を傷めます。)
これができるためには股関節や腰の使い方の柔軟性が必要です。(この柔軟性は関節の可動域の話ではないのでストレッチでは効果は薄い。指導者のもとでタントウコウ等で注意深く鍛錬するのが一般的だと思います。)

それから、
太ももの前の筋肉を主に使って身体を支えていませんか?「これも膝や腰を痛める大きな原因です。立っている状態ではお尻や太ももの裏側(ハムストリング群)の筋肉が膝の曲がりをコントロールできるようになる必要があります。このために中国ではタントウコウなどの訓練をします。(筋力を高めるのではなくて筋肉の使い方を切り替える為には静かに身体を観察しながら少しずつ動く必要があります。この点については今はタントウコウよりいいやりかたもあります。もちろん全体的な鍛錬も含めると指導者についたタントウコウのほうが効果的ですが。)」

以上、自分がどのように身体を使って行動(動作)しているかに気づきながら動くことが必要になってきます。
それを上手くやって負担のないやり方をすれば、太極拳を毎日やっても何処も傷めない(逆にどんどん改善される)ようになると思います。
実際にそのように太極拳を練習すると、低架で行っても套路(型)が終わった直後に全身の関節がのびのびとして背が高くなったように感じられたり、足腰が柔らかくなって脚や身体が軽くなったように感じられます。不摂生で風邪をひいてしまったときでも、即効的に元気になります。そうなるように研究されるといいと思います。
幸運を祈ります。(一応、上海人の先生の下で毎日のように太極拳を8年ほど練習しましたので、専門家にチェックしときます。)
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この回答へのお礼

丁寧なお答えありがとうございました。体に無理のない、高齢になっても続けられる運動だろうと思って始めましたが、太極拳ってずいぶん難しいものですね。今日久しぶりに練習に行き、自分の動きを鏡で見て動きにつれて上体がブレて重心が定まっていないことがわかりました。先生にも相談し、「これからチェックしましょう」と言って頂いたのでsomatechさんのアドバイスに気をつけて、もう少し続けてみようと思います。

お礼日時:2003/04/24 15:40

「気軽」で「長く」だと、人類出現時から行われている「歩き」です。

 
ただ、これもせいぜい20年から30年間程度、体各部が持てばよいとの前提で人体が出来ているのですから、それ以上の年齢なら、それなりの使い方を考える必要が有ります。

太極拳も歩くほどではないですが、比較的長く人類が行ってきたものですので、大部分の人には悪くない部類に入ると考えています。

太極拳や剣道で、基本だけなら大丈夫ですが、攻撃する場合の「ドン」と踏み込むのが特に関節周囲にダメージが多くなるようです。 コレをしていなとすると、特に下からのショックがまっすぐに上にこないで、斜めに抜ける様な足の着き方だとそうなります。 また、筋肉が弱くて筋肉で耐えないで、骨・関節で体重を支えるようなやりかたをしているとダメージが出てきます。 外から見て殆ど分からないほど微妙なので、相当気の見える指導者か、熱心な指導者で無いと、熱心な生徒ほどダメージが溜まっていくのかも知れません。

また、テンション民族と言われる日本人は筋肉の緊張の為に成長期にジョイント部分の角度に異常が出る場合があります。(膝部分が欧米人に比べてきたないでしょ。一般的に。これは座る生活の為だけではないのです)

それも含めて太極拳の指導者に聞いてみると良いでしょうが、それが理解できていない経験の浅い指導者なら、他に替えられた方が宜しいでしょう。
どんな運動でも同じですが、スポーツらしいスポーツだと、運動してかえって体を悪くしている人は多く見られます。


太極拳の基本の立ち方がありますが(タントウコウ等)、それだけを行うか、気功をやられたほうが良いかも知れません。

元々太極拳は立つだけを10年行ってからやるものだと中国人の先生は言っていました。それが本当かどうか知りませんが、そのくらい基礎は重要です。 
日本人はそのやり方で教えると誰も続かないそうですが・・・・。
私の考えでは其の10年の間に確実に力の通り方を身につけるようです。(これは「気」と同じ様なものでしょう)



体重が軟骨類の耐久力より重くなっているとか、磨り減っているとかも考えられます。此の場合は新陳代謝を上昇させる運動と同時に筋肉をよりつける運動を併用して体重を下げることにより、ダメージは減少します。
関節が磨り減ってきている時は、少々なら現在は市販されているものでよくなる人もいます。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございました。私もすでに、それなりの年齢ですので筋力運動、関節薬などで誤魔化しながらもうすこし頑張ってみます。

お礼日時:2003/04/24 15:49

太極拳が膝によくないとはいえません。


少なくともあなたの太極拳はあなたにとって悪いのでしょう。
準備運動は一時間半のうちどのくらいでしょうか、
半分は準備運動が必要です。
いきなり飛び込んでいって一時間半太極拳をやれば長すぎます。
週一回でしょうか、毎日でしたら多すぎます。
ヨガが太極拳の基礎つくりに大変いいのですが組み込むといいと思います。
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