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4年ほど前に、銀行に勧められて毎月分配型の投資信託を買いました。
投資に関しては、全くの素人ですので、お願いします。

買う前に説明を受けた後、
「では、価値が今の半分になったとしても、10年以上預けていれば、
分配金で増えますね」と確認したら
「その通りです」と 担当者は答えました。
その時は、本当に投資した額が半額近くになると思ってなかったのですが・・・ 
とても下がっています。

その後、配当金を再投資するようにしていたのですが、あまりにも価値が下がったので、
分配金で損失を賄うなら、やはり再投資すべきじゃないのかも・・・と思いました。

期限はついていません。このまま10年でも20年でも、投資信託は分配金をもらえるのでしょうか?

また、その後に勧められた投資信託は、毎月分配型ではなく価値が1/3近くまで下がっています。
そのままにしておいて、大丈夫でしょうか?
あと15年は、必要としないお金です。老後の貯金と思っています。

アドバイス、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 早々に御礼をいただき、有り難うございます。


 次第に本筋から外れてしまっているようで恐縮ながら、御質問の件についてコメントいたします。

 これまでにも書いてきたように、再投資型ですとなかなかに複雑で説明しきれる自信がありません。
 ですので、分配金が手元にくるタイプで御説明します。

 この場合、「個別元本」というのは「購入した金額」ではなくて、「現時点で金融機関を通じて信託会社に預けているお金」ということになります。
 つまり、これまで書きましたように特別分配金では元本の一部が自分の手元に戻ってきてしまいますので、この金額はどんどんと目減りしてきます。
 例えば100,000円投資してこれまでに10,000円特別分配金をもらった、という場合には個別元本は現在90,000円ということになります。
 残りの10,000円は手元にあるわけですので損はしていませんけれど、得でもありません。分配金では一向に資産は増えないわけです。
 但し、個別元本はこの金額の返還を保証されているわけではありませんので、一つの指標のようなものです。
 とは言え、投資信託のパフォーマンスを見る場合、この元本に対してのリターンを見ていくことになります。ですから、仮に個別元本が半分になってしまっていれば、10%プラスになった、と言っても最初に購入した金額で見れば5%しか利が乗っていないことになります。

 また、これが重要なポイントなのですけれど、こうした分配型の投信では随時分配金(これは特別も通常も関係ありません)に見合うだけ「基準価格」そのものが下がっていきます。これは投信の月次や年次の報告書を御覧になれば、基準価格のマイナス要素として信託報酬と共に分配金が挙げられている筈です。
 つまり、投資信託の目標とする投資先の原価格が全く上下しなかったとすると基準価格は信託報酬と分配金の分だけ下落していくものなのです。
 具体的に例えば日経平均として10,000円の時に購入して20年後にまだ10,000円のままだった場合、場合によっては投信の基準価格については5,000円になってしまっていることがある、ということです。これは物凄く話を単純化していますので実際には株式の配当金やら何やらもっと複雑な事情が絡み合いその通りになるとは限らないですけれど、原理としてはそうしたものだと御理解下さい。

 再投資の場合はこの10,000円をまた投資に回していますので個別原本は100,000円のままながら、儲けが出ているわけではない、というのは先の説明の通りです。
 この先投信の対象商品(株価とか債券価格とか)が上昇して分配金で下がってしまった分の基準価格を埋め合わせてくれ、それよりも更に騰がっていかないと利益が出ることにはならない、ということになります。
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この回答へのお礼

早々に度々の回答を本当にありがとうございます。

購入した当時には聞かなかったことばかりで驚いています。
これでも、1時間以上説明を聞いたはずなのですが・・・。
全く知識のないままに、言われるように購入したことに、とても後悔しています。
知らないことには、手を出さない方がいいですね。

取り合えず、再投資のまま続けていこうかな・・・と思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/15 19:47

>買う前に説明を受けた後、


「では、価値が今の半分になったとしても、10年以上預けていれば、
分配金で増えますね」と確認したら
「その通りです」と 担当者は答えました。

販売員の認識が甘すぎますね。虚偽説明ですね。分配金は確定しているものではなく、変動するもので、過去の実績でしかありません。投資環境に変化がないと、販売員まで誤解してしまうのでしょうか?過去に一定した分配金を支払っていたとしても、将来を約束するものでは決してありません。購入された時と今では投資環境ががらりと変わってしまいました。

>このまま10年でも20年でも、投資信託は分配金をもらえるのでしょうか?

そのようなことをうたっている一般投信はまずありません。目論見書をもう一度ご確認ください。分配金は運用成績の支払いなので、運用成績が上がらなければ、配当はゼロになってもおかしくありません。
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この回答へのお礼

回答をいただき、ありがとうございます。
自分の認識の甘さに腹が立つとともに、当時のことを思い出し、とても
後悔しています。
当時、3年ごとに自動更新になる積立定期を8年以上行っていて、通帳記入をするとあっという間に通帳がいっぱいになるのでどうにかしたい
と銀行側に言ったら、投資信託を勧められました。
こんなことになるなら、そのまま定期にしておけば・・・とほんとに後悔です。
目論見書をきちんと読まなかったのがいけないですね。
これからは安易に勧められるまま購入することは絶対にやめようと思います。

お礼日時:2009/10/16 17:27

 >でも、再投資しなくても自分の持ってる口数は減らないし、元本が0になることはないと思うのですが・・・。



 この部分が間違っています。
 特別分配金が支払われた場合、個別元本(投資した金額)そのものが減額されます。
 この場合、口数には変更はありませんけれど、御自分の保有投信の基準価格が分配金分下がってしまいます。
 これが続けば、いずれ基準価格が「0」すなわち全額償還されてしまうこともないとは言えません。まあ、現実には年3%でも33年掛かる話なのですぐに、ということではありません。
 ただ、20年後気付いたら基準価格そのものは大きく下がっていなくても個別元本、すなわち戻ってくるお金は半分になっていた(その分は先にもらってしまっていた)という事態は容易にあり得ます。

 御質問のケースでは再投資されているのでその心配もないのですけれど、それでも送られてくる、もしくは電子交付される(Web上で見られる)投資信託の再投資報告書を御覧になれば、毎月「分配後の基準価格」が毎月徐々に下がっていることが御確認できるかと思います。
 現状は一部の資金を引き出してはまた再購入している、というのを繰り返しているだけで、元本自体は全く増えていない状態です。
 厳密には特別分配という状況では基準価格が下がっている、筈ですから再投資によって若干なり口数が増えていくことにより、こののち基準価格が上昇していけば多少利益が大きくなる、というメリットはあります。
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この回答へのお礼

再度の回答をありがとうございます。
とても勉強になります。

個別元本が減額になっているのは、一口あたりの時価単価が低くなっているのを再投資しているからだ と思っていました。

時価評価格は、口数×時価単価ですよね。
もし今解約すれば、この金額ということですよね。
では、個別元本というのは、何に反映されているのでしょうか?
私はただ、「あなたは実際にこの金額で投資信託を購入しました」
というのを示しているだけだと思っていました。

何度も質問して、申し訳ありません。
ぜひぜひ、教えていただけませんか?

お礼日時:2009/10/15 17:03

 投資信託の分配金については、大変多くの方が誤解されているようです。


 投資元本より価値が下がってしまった場合、そこでもらっている分配金は「特別分配金」と言い、単に自分がかけたお金の一部を戻してもらっているだけです。
 再投資されているようですのでいつの間にか元本が0になっていた、ということはありませんしわずかずつでも平均単価は下がっていく、というメリットはあるものの、購入前にやり取りされたような「価値が半分になっても分配金で儲かる」という仕組みはどこにも存在していません。
 第一に、信託機関は慈善事業ではありませんので、利益もないのにお金を恵んでくれるはずもありません。信託による利益は全て本来の信託の中に蓄えられていくものです。
 この辺り、株式投資の「配当金」とは全く異なるものである、ということを御理解なさる必要があります。

 なお、今後の見通しについては全く判りません(誰にも判らないものです)ので、コメントは差し控えさせてきただきます。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

その、分配金のしくみが、いまいち理解できないのです。
特別分配金のことは、少し調べました。
でも、再投資しなくても自分の持ってる口数は減らないし、元本が0になることはないと思うのですが・・・。
それが間違っているのでしょうか?

お礼日時:2009/10/15 13:58

破綻することはないですが、償還して清算されることがあります(約款を確認してください)。

その場合は、その時の価格で換金され投資信託契約は終了します。これはどのような時に起こるかというと、例えば価格があまりに下がり、売る人が増えてファンドが維持出来ないくらいの出資額になった時等です。

価格が下がったなら、買い増して平均買値を下げる方法もあります。元本保証されてない商品ですから、元々余裕資金の一部を使って購入するのが原則です。なので、こういうこと方法も取れるはずです。または、ある程度下がったら損切りして他に資金を移動させるのも選択肢の一つだったわけです。
ちなみに、私は積み立てで購入しているので、価格が下がってもその分多く買えるので、平均買値は下がって損失はかなり少なくなってきています。分散して買うというリスク回避もありますね。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
破たんではなく、清算されるのですね。
リスク分散 と言われ、次々と勧められるままに5種類買いましたが、
みんな下がっていて、困惑しています。
それまで、コツコツと定期預金していたお金だったのに、
買って良い思いをする間もなく、経済が悪化してしまったので、
下がったまま置いておくか迷ってしまいます。

お礼日時:2009/10/15 14:04

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