プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

2-ブタノールのMSDSを調べたところ、
エーテルに対する溶解性は混和、
水に対する溶解性は可溶
と書いてあったのですが、
混和と可溶の違いはなんでしょうか。

この場合は、2-ブタノールは
エーテルと水のどちらにより溶けやすいのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 某企業でMSDSを作成しております。



 MSDSは日本語で安全性データシートと
言いまして、その名のとおり材料を取り扱う
際の安全に関するデータ表です。

 何がいいたいのかと言いますと、MSDSは
健康や環境被害の可能性や、取り扱い時の注意点
には細かく気が配られておりますが、比重や溶解度、
融点などの物性データははっきり言ってザルです。

 物性データを知りたい時は、MSDSではなく
化学辞典などを調べるほうがよいです。
    • good
    • 0

可溶とは、飽和があるということで、一定の割合以上は、2層に分離することをいいます。

水と油の関係がそうです。
混和とは、任意の割合で混合することができることをいいます。エタノールと水の関係がそうです。

> この場合は、2-ブタノールは
> エーテルと水のどちらにより溶けやすいのでしょうか。

逆に質問ですが、「溶けやすい」というのは、どういう意味でしょうか? 飽和があるものでも、水和塩の場合、事実上、無限に溶けることができるものがありますし、砂糖を熱水に溶かしてみたことってありますでしょうか?
上記の現象は、2層に分かれるかどうか、という意味合いで、「溶けやすい」という概念とはちょっと違うので、ストレートに回答をすることができません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
説明不足ですいません。
無水酢酸と2-ブタノールから酢酸 2-ブチルを合成した際に
水とジエチルエーテルで抽出を行ったのですが
このときに未反応の2-ブタノールは
水層とエーテル層のどちらに移動しやすいのか
疑問に思ったのです。

補足日時:2009/10/18 19:04
    • good
    • 0

混和というのは任意の割合で混ざり合うということでしょう。


可溶は難溶と混和の中間とうことで、割合によっては2層に分かれるでしょう。

なので2-ブタノールはエーテルの方により溶けやすいでしょう。
ただし、抽出で問題になるのは分配比であり、溶解性と分配比が常に同じ傾向を示すかどうかについてはわかりません。
    • good
    • 1

> このときに未反応の2-ブタノールは


> 水層とエーテル層のどちらに移動しやすいのか

基本的にエーテル層にほとんどが移っているかと思います。
プロパノール以上は、無極性溶媒の方に抽出されると考えてあまり間違っていないはずです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!