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今現在は30歳、来月で31歳になります。
今は、失業中になります。今から税理士をめざし、将来開業してみたいと考えていますが。無謀でしょうか?
経歴は理系大学院卒、前職はSE。
今は、全く会計、税務の知識無しです。11月からスクールに通ってまずは、来年2月の簿記2級を取得して、その次に税理士の科目試験を1科目づつやっていこうと予定しています。7年かけてでもとろうかと。公認会計士との迷いもあります。
まずは、次の就職なのです。とりあえず残業の少ない会計事務所へ勤めるのがよいのでしょうか?経験もつめるとも思います。もう業界をしぼらないといけない年頃です。真剣です。
なにかアドバイスをいただければと思い投稿しました。

A 回答 (4件)

公認会計士・税理士を目指される理由はなんでしょうか。



公認会計士と税理士は業種は似てますが、違うものです。
ですから試験も違います。
会計に関しての勉強は同様に必要ですが、民法や経済学が必要な会計士に比べて、税理士試験の税法科目は重箱の隅をつつくような学習が必要です。

翻って公認会計士試験の租税法では税理士試験で求められる税法の精微さは要求されずに理論を要求されるようです。

公認会計士の試験が税理士よりも難しいと云われてるのは、税理士が5科目を何年間かけても合格すればいいのに比して、公認会計士は「一括で数科目に合格」しなくてはならない点からでしょう。

ところで、税理士試験に合格された方が「どちらも大変な試験だ。受験期間が長期間になるという点では税理士試験の方が酷だ」と云われてました。
5科目を一年に一科目づづ受かれば受験期間は5年ですが、計画とおり合格するものではありません。
私の知人も最後の一科目を残して挫折しました。

仕事と家庭を持つ方が、毎日何時間か勉強をし、土曜日曜日にはまとまった時間を取られて、盆暮れ正月も心から楽しめない生活を十年間続けるというのは、忍耐力以上の努力と犠牲が必要です。

「まさしく、刻苦激勉の10年だった」と10年かかって合格したある税理士は言われてます。
例年2月から3月ころには模擬試験で80点を採れてないといけないとされ、そのためには正月から勉強を欠かさないと言う生活を合格するまでしないとなりません。
数年続けて不合格だと「おれはだめだ」と思うそうです。

あと一科目合格すればという方が世の中にいくらでもおられます。
税理士事務所におられる古参の職員さんなどはそういう方が多いようです。
どれほど努力しても合格に達しない人が沢山いる世界だと言ういうことです。

私が申し上げたいことは「なんとなくなりたい、格好いい、収入が良さそうだ」というだけの動機でしたら合格までの茨の道を乗り越えられるものではないという事です。

公認会計士が登録をすることで税理士業務が行えるという現状は、もしかしたら変更がある可能性があるようです。公認会計士に税法のうち一科目の合格を条件に税理士資格を与えるというものです。

ですから、公認会計士になれば税理士もできるのだという考えで公認会計士を選択されると「あてが違った」となる可能性があります。


厳しいことを云います。
公認会計士のレベルは高いです。
税理士ほど長期間勉強しなくても短期で合格される方が多いようです。
税理士試験は5科目合格するまでの長期間の持久戦です。
あと一科目となったときから、次の試験日までは「精神的な休息のない一年」になります。
当たり前ですが、仕事の疲れやおつきあいや、悩みストレスはあるわけです。

厳しい受験戦争を潜り抜けて、大学院まで進学された頭脳がおありなので
学力は問題ないと存じます。
30歳を超えると体力がガタンと落ちます。
ですから本当に「なぜこの道を選んだのか」を揺らぎないものにされてる方でないと
精神的に持ちません。
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会計士は今、もの凄い就職不況です。


2008年最終合格者数は3,625人http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shik …
2008年の監査法人の求人数合計が2,475人、http://www.saiyou-cpa.com/recruit/2008kyujin2.pdf単純に考えると、差し引き1,150人(合格者の約31%)の人が監査法人に就職できてないと言う事になります。

しかも、2009年度の決算で4大監査法人のひとつ、新日本監査法人が赤字決算だったと言う事です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000 …
2009年度は、合格者の4割程度しか監査法人に入れないのではないか?と言われています。

会計士として本登録するには、2年以上の実務経験が必要であり、その実務経験を積む場所として一番適してるのが、監査法人なのですが・・・。

金融庁は会計士試験合格者を一般企業に就職させたいみたいですが、現状の制度では、会計士の実務経験として監査法人以外の一般企業での業務は、カナリ制限されている状態です(例・資本金5億円以上など、その他細かい業務内容も制限されています)

要するに、現状の制度のままだと、今後、会計士試験合格者は増えるかもしれませんが、実務経験がハードルになり本物の会計士になれない人が続出すると思われます。

元々、会計士試験は合格者の80%近くが30歳以下という試験ですので、年齢はカナリの障害になると思われます。(経理の実務経験があれば少し違うみたいですが・・・)

私も30代の受験生ですが、以上の事から、会計士はあきらめて税理士受験をする事に決めました。

ただ、会計士を本登録した人はもちろん、司法試験合格者・税務署職員など、税理士資格を無試験で取得できる人が多い事に変わりないですし、不況の波は、もちろん税理士事務所にも当然来ています。

この業界、結構大変だと思いますよ。

以下のサイトが参考になると思います。
http://zeirisisyusyoku.livedoor.biz/archives/cat …
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応援します。



>無謀でしょうか?
いや、無謀ではないと思います。ご存知の通り、このご時勢ですから、
自分のキャリアを考え直す方の中には税理士、会計士等を目指す方も
多いです。
ただ、ご質問にある前提では時間的に若干厳しいような気もします。
確かに、5年以上かけて税理士全科目合格される方もいますが、受ける前
から1科目ずつ7年かけて、ではちょっと・・。ですので是非、短期合格
を目指されてください。

>まずは、次の就職なのです。
これについては、正直に分かりません。一番聞きたいことだと思うのです
が、私では力不足です・・

>経歴的にもう大手には入れないとも自覚しています。
私の中での大手はいわゆるBig4(DTT、E&Y、KPMG、PwC)ですが、そこまで
悲観的になることはないと思います。聞いた話では、35才位の人も入るこ
とがあるらしいので(未経験者として)、アタックしてみる価値は大いに
あるかと思います。

最後、個人的に気になったのですが、
>公認会計士との迷いもあります。
>業界をしぼらないといけない年頃です。
とおっしゃられているので、調べている最中ということなのだと理解
しますが、会計士と税理士はやることが若干異なります。

会計士は大まかにいうと監査、その他証明業務、アドバイザリサービス、
その他の会計業務(記帳代行など)ですが、税理士は税務アドバイザリ
サービス(法人、個人など)、その他の会計業務(記帳代行など)です。
※上記は、諸々の制約を除いています。

詳しくは、Big4の日本法人のWebページを参照していただくとして、どちら
を目標とするかの一助になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お忙しい中、ご丁寧が回答頂き、ありがとうございます。

>無謀ではないと思います。ご存知の通り、このご時勢ですから、
自分のキャリアを考え直す方の中には税理士、会計士等を目指す方も
多いです。

そうアドバイスを頂くと勇気付けられます。

正直、今は、仕事をいったんストップして、第二の人生としての目標を模索している段階です。最近、ひとつの道として税理士に到った次第ございます。もちろんやるなら短期間で、取得を目指します。

ただ、仕事をしながらといった状況となります。
そこで、残業がない給料が低い仕事を選んで、あいた時間で必死に勉強するのか。安定した企業で、少ない時間を有効に使って勉強する道をとるのかは、まだ決めかねています。

前者にしろ後者にしろ実務を踏める仕事のほうがよろしいですよね!?

とりあえず、今、時間に少しゆとりがるので、まずは簿記のスクールに通って来年2月に簿記を取得して、スクールで情報収集してみようと計画しています。理工系の院卒30で簿記2級かって。
暴走していませんよね!?
時々、自分の価値観がよくわからなくなってしまい困ります。

>(未経験者として)、アタックしてみる価値は大いに
あるかと思います。

勇気づけられます。行動してみないとわからないもんですね。
前向きに動いてみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/07 19:41

現在の無職状態で勉強をするというのであれば会計士のほうが短期で合格する可能性は高いと思います。

働きながらであれば時間はかかっても税理士のほうがいいかなと思います。(会計士は一回の試験のボリュームは多いので働きながらではなかなか辛い。税理士は5科目科目別であるのでボリュームは働きながらでもぎりぎりなんとかなりますが、科目別のため合格まで時間がかかります)

で、30歳経験なしからの税理士ですが・・・
現実的に税理士を目指すって言った人のほとんどが途中であきらめてます。やっぱり10年近く勉強を続けるって厳しいものがあります。

業種をガラッと方向転換する必要があるのですか?

税理士を取る為に賃金安くても勉強時間がとれるところに転職した人もいましたが、あきらめた時のリスクとして給料が安く、かといってステップアップの転職はやっぱり難しいらしく、資格のないまま安月給ということになってるようです。

個人的には税理士試験のうけかたとして一番いいのはある程度の大手企業で安定した給与を確保しつつ経験を積みながらってところでしょうか。税理士試験の知識は仕事でもかなり役立ってますし、あきらめても試験勉強でえた知識のアドバンテージはでかいです。

まずは何科目か受かってから、目処がついたって段階で事務所とかに移ってもいいのではと思います。

この回答への補足

ご丁寧な回答ありがとうございます。
前職がSEでしたが、SEやりながら勉強はできないです。
今30歳で立ち止まって真剣に将来のことを考えています。SEは体力的にもう無理ですので、残業がすくない業界を考えているのですが。。そこで浮かび上がったのが会計事務所で働きながら、資格をとるということでした。

大手で働きながら、勉強できるのかは?です。経歴的にもう大手には入れないとも自覚しています。会計事務所ってそんな安月給なのでしょうか?資格とれるまで10年もかかるんですね。

どういった業界を心指すかはまだ悩みの段階です。給料より、労働環境や生活をとります。

補足日時:2009/11/06 19:24
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