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ANAマイルを使って年末年始(12/26~1/1)に羽田から福岡に帰省しようと思い
予約開始日(2ヶ月前の9:30)にサイトアクセスしましたが
希望日が満席でとれず、復路確保目的で仕方なく日をずらしてとっています。(12/24-1/1)

そこで以下のことをご存知・経験ある方、教えてください

現在毎日サイトを確認して希望日(12/26)で空きが出ないか確認しておりますがこういった変更に過去成功された方いらっしゃいますか?
意外と出発直前になると一般枠がまわされて特典枠で取れたよ、なんてことありますでしょうか。

またマイル特典枠の更新タイミングは一日何回、何時ごろなんでしょうか

A 回答 (2件)

 「待てばそのうち予約できる」と請け合うことは当のANAを含めて誰もできないのですが、一方で予約開始日に予約できなかったとしても、特典航空券への座席配分が後から追加され、希望日時に変更できることはあります。

そのように推定する理由は以下の通りです。

 航空便の座席という商品には「供給数は限られている」「在庫を持ち越せない」「固定費が高く変動費が小さい」という特徴があります。このような条件下で利益を最大化する販売管理手法を「イールドマネージメント」などと呼んでいます。イールドマネージメントについては参考ページ[1]が分かりやすくかつ詳しいのでご興味があればご覧ください。[1]はホテルの部屋の販売を例にしていますが、航空便の座席の販売も本質は同じです。
 航空券には値段の高いものから安いものまであり、さらにこれに特典航空券が加わります。もし予約受付開始と同時に安い航空券や特典航空券での予約まで無制限に受け付けると、座席はそれらの航空券で占有され航空会社の収益は小さくなります。値段の安い航空券で「座席数制限」があるのはこのためです。かといって高い航空券にばかり割り当てて販売すると売れ残り、当日は空席だらけで飛行機を飛ばす羽目になってしまいます。そこで航空会社は需要予測を立て、最初は高い航空券の割り当てを多めに設定し、売れ行きをにらみながら段階的に安い航空券に座席を開放していきます。この配分調整は常に行われており、高い航空券しか残っていなかった便に突如安い航空券が出ることも珍しくはありません。
 特典航空券への座席配分もこの枠組みの中で調整されますが、言うまでもなく特典航空券は一番後回しで、配分が出るのは「空席が十分にあるか、あるいはその可能性が明らかに高いと予測できる場合」とお考えください。
 「空席がいくらあっても特典航空券への追加配分はない」と主張する回答も見かけますがこれは疑問です。航空会社にとっては、みすみす空席で飛ばすより特典航空券でマイルを消化してもらった方がありがたく、意地悪して特典航空券を出すのを渋っても利はありません(*1)。上述のように航空便の座席には「固定費が高く変動費が小さい」特性があり、空席を景品として提供する追加コストはわずかです。余談ですがこの景品提供コストの低さと、その景品を有償で購入した時の値段の高さのギャップが、マイレージプログラムが成功した理由の一つです。

 ご希望の搭乗日の12月26日(*2)ですが、今からまだ1か月半もあります。有償航空券を買う人はこれからまだまだ出てくるでしょう。その数が精度よく読めない以上、現時点で特典航空券に座席を放出するわけにはいきません。しかし時が過ぎ搭乗日が近付けば「このままだと○○席くらい残りそうだ」ということが見えてきます。その上で空席十分と判断されれば特典航空券に座席が回ってくるわけです。ただし過度の期待は禁物で、有償旅客が多くて特典航空券への配分が出ないまま終わってしまうこともあります。年末年始休暇直前の土曜日である26日は、質問者さんと同じく繰り上げで帰省する有償旅客も多いでしょうから予断を許しません。
 特典航空券に座席が出そうかどうかは、有償航空券の空席状況の推移をを見ていれば予想できます。高額の片道運賃(普通運賃)やANAビジネスきっぷすらどんどん残席が減っていくようであれば、その便で特典航空券に配分が出ることは期待薄です。その場合はさっさと方針を切り替えた方がよいです。

 「一日のうちで何回、何時頃に新しい配分が出るのか」については、確答に足るほどの事例を経験しておらず、残念ながらなんとも申し上げられません。ただし動きがある節目の日はいくつかあります。一般論として言えば「旅割」の購入期限である28日前付近、パッケージツアーでキャンセル料がかかり始める20日前付近、パッケージツアーの申込み期限である10日前付近などです(*3)。
 いずれにしても質問者さんが既になさっているように、空席が出ないかこまめにウォッチングするのが、地道ではあっても最善の方法だと考えます。

 なお座席配分の具体的な調整手法は各航空会社とも極秘にしています。調整の巧拙は収益に直結する重要事項である上、万一漏れてしまうと他社を利するからです。上で述べていることは状況証拠から推定した一般論である点、ご承知ください。

参考ページ
[1] http://www.geocities.co.jp/HeartLand/3999/rm/

*1 予約が取れないために顧客が代わりの景品(ギフト品、電子マネー、提携会社のポイントなど)に交換すると、航空会社はそれらの景品の扱い会社に対価を金銭で支払わねばなりません。ならば景品提供コストの低い特典航空券に交換してもらった方が有利です。
*2 No. 1の回答で「ANAは繁忙期は特典航空券を出さない」との意見があります。確かに2年ほど前までは繁忙期に「(特典航空券を)ご利用頂けない期間」が設定されていました。しかし現在は規則が変わり、平時(レギュラーシーズン)より3,000マイル多くマイルを使えば繁忙期(ハイシーズン)でも特典航空券に交換できます。ただしこれは「ご利用頂けない期間がなくなった」というだけであって、本回答で述べているような座席数制限は存在します。
*3 もちろん、そのタイミングで必ず動くというわけでも、逆にそれ以外のタイミングでは動かないということでもないです。
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この回答へのお礼

非常に詳細かつロジカルな回答感謝いたします。
私と同様の疑問をお持ちの方にも非常に参考になる回答だと思います。

希望が持てました。
可能性のある日程周辺でサイトに張り付きます(笑

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/26 10:12

年末年始は取りにくいと思います。



JALですともう少し取りやすいのですが、ANAは繁盛記は特典航空券として出しません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2009/11/26 10:11

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