
建築設計事務所(意匠系)に就職を希望している大学生です。現在、設計事務所に勤めている方のアドバイスを頂けたらと思い質問しました。
長文になりますが、もしよければアドバイスをください。(>_<)
私はアトリエ系設計事務所に就職したいと考えているのですが、その動機は、今まで3つほどのアトリエ系事務所にオープンデスクやバイトに行き、そこで住宅をつくる楽しさを本当に感じたからです。給料の安さや激務は覚悟しています。
現在、就職活動の時期なんですが、事務所に就職したいという思いもありながら、それを踏み出せずにいて、とりあえず一般企業の就活をと、住宅メーカーや空間デザイン業界の企業の説明会に参加しています。
しかし、住宅メーカーの設計部など、一般企業に就職するのは自分には違うなと感じています。
なぜ設計事務所への就職に躊躇しているのかと言いますと、アトリエ系の設計事務所に就職したとして、その先が不安なのです。
私は将来独立したいという思いもありますが、単に事務所で建築の設計の仕事ができるだけで十分という思いもあります。
ただアトリエ系事務所の就職する方は、ほとんど将来独立を考えている方ですよね。ずっとアトリエ系の事務所で働く方っていうのはいませんよね?
でも私は自分が将来独立する姿は全く想像できません。
独立には工務店とかのコネと人脈が大切と聞いたことがあります。
私は人脈にあまり自信がありません。
中学、高校、大学とそれぞれ友人はいますが、それくらいで、もっと学生時代に他の人脈を作っておくべきだったなと後悔しています。
独立に必要な人脈って就職してから得れるものでしょうか?
そういうのをいろいろ考え、進路に迷っています。
現在、独立されて自身の事務所を持っていらっしゃる方、事務所に勤めて、独立を計画されている方など、アドバイスをお願いします。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
大手ゼネコン設計部で8年の勤務経験があり、その後まったく違う畑で職に就いた者です。
まず、建築業というのは非常に広範囲に渡ります、設計デザインを行うには施工に通じている必要があり、それに加えて電気・構造・積算、と全ての部門に通じて初めて建物というものは生まれます。
まず、アトリエ系というあなた自身が想像する小さな分野を超えた新たな考え方が必要ではないかと思います。
すべては経験がものを言う建築業界です、しかも現在の不況の元で職場を選ぶ(選択肢を狭めるという意味)というのはあなたの人生における経済的な部分でとても苦労するのではないかと思いました。
建築業で一生食べていきたいと思う気持ちがあるのなら、まずは施工業者なり設計事務所なりでそれなりの仕事の流れを学び、ある程度の資格を取った後に将来について熟考された方が実りがあると思います。
最後に一言いうと、この業界はいろいろな意味で本当に厳しいです。
覚悟の上で職についていただきたいと思いました。
No.3
- 回答日時:
2代目cyoi-obakaです。
就職活動中ですか!
建設業界は、ド不況下ですから、就職活動も大変な事と思います。
#2に大先輩の貴重な意見が投稿されていますが、僭越ですが現役の私の意見を述べさせて頂きます。
まず、アトリエ系の設計事務所とは何ですか?
代表者が有名建築家で、その方が個人経営的に事務所を運営している設計事務所を指して、「アトリエ系設計事務所」と言っているのですか?
私は、その辺の事に関しては無知なので、きっと上記の事を指していると思ってお話致します。
設計事務所に就職して、将来独立を考えていないとすれば、希少な方ですね。
私も設計事務所(貴方の言うアトリエ系なのかな~)を運営(経営)しています。
経営してる立場からの意見ですが、所員は全員独立して頂きたいと思っています。
それぞれの個性を活かして設計活動が行えるよう、指導をして来たつもりでいます。
また、独立の意志が無い方は面倒見ないスタイルでいます。
私は、先代のcyoi-obaka先生と酷似した人生を歩いていると思っています。
大学院を出て → 構造設計事務所に就職 → 建設会社に転職 → 独立 です。
独立して20年が過ぎましたが、今は意匠設計をメインに活動しています。
私は、人脈なんて考えませんでした。
いつも自分が提供できる最上の物を依頼者に提供する!
この一念を貫いています。
私には、設計に関する師匠にあたる方は存在しませんが、生き方に関する師匠はおります。
「世の中は、見ています!」
あなたは、現時点で人脈を気にする必要は無い様に思いますよ。
その時が来れば、自分で気付きますからね。
ですから、今一番あなたがやりたいと思う事をやれば良いのです。
人生、短いようで長いです。
焦らず、一歩一歩ですよ。
設計の仕事は、どんなに頑張っても、一生で200棟設計するのは不可能ではないかと思っています。
どこに就職しても、まず、あなたの目指す目標を見付ける事です。
目標が発見出来たら、その時点で方向転換しても良いではないでしょうか?
以上です。
No.2
- 回答日時:
私は、大卒後、大手ゼネコン11年・設計事務所(自営14年・県一の事務所勤務7年・大手設計事務所勤務1年)の後、大学教員11年で定年となりました。
大卒時、設計事務所勤務を希望しましたが、若い所員の給与はタバコ銭くらいしかなく、到底自立生活は出来なくて、多くの所員は親からの仕送りで生活していると聞きました。
それらの多くの所員は、実家が設計事務所か工務店で、設計事務所で経験を積む事が目標と聞いていました。
私は、ゼネコンでは主に設計畑を歩き、建築施工現場にも出ました。ゼネコン時代、亡き村野藤吾先生の村野・森建築事務所設計(大阪・阿倍野)の建物を施工する事になり、1ヶ月近く村野事務所に設計の手伝いに入りました。
事務所の若手は、地方の設計事務所の子息だったり、矢張り将来独立するとの方針の方が多く親の援助を受けておられ、事務所のチーフは、それを承知されておられるようでした。
ゼネコンは、大型工事を完成して、その利益を追求するのが会社の存在価値で、私も設計より施工畑へと軸足を移して行きました。唯、これから先定年まで10件位の建物に関与するだけと自覚した時に海外の建物など見学の話しが学友から齎され、海外旅行となりました。
当時・1964年(東京オリンピックの年)は海外渡航は自由化されておらず、何らかの目的の説明が求められ、叉、外貨も500ドルの割り当てと厳しい環境でした。
それに踏ん切ったのも、ゼネコンで担当した建物(アメリカ領事館)のアメリカ側監理者とゼネコンで関係した建物の施主さん等のサゼスチョンなどによります。
当時、社員が個人的理由で海外渡航など認められていない時代でしたので、ゼネコンを退職して出掛けました。まぁ、退職後の自身の身の振り方も、それらの恩人の計らいがあり見通しを立てていました。
丸2月の欧米旅行後、建築事務所を立ち上げ、ゼネコン時代の関係者・学友関係ゼネコンからの依頼などで自立となりました。その事務所自営中に、磯崎新さんの基本計画を実施設計したり、地元の多くの設計事務所の経営状況など垣間見ました。
叉、地方公共団体の設計入札・受注なども経験しました。
唯、設計事務所は、その作品を認めてくれる人がいて、初めて次の仕事に結びつきます。時には他の設計事務所と設計料の多寡により競争となる場合もあります。
アンノンとして、設計の質の向上だけを標榜していても、注文がなければお手上げです。
叉、中小事務所と大手事務所との競争は、どうしても大手事務所の政治力で決着する場合が多いです。
設計事務所も弱肉強食の時代、小事務所が生き残れるのは至難の業と考えられた時に、私は自分の事務所を畳みました。
その実績で県一の事務所(所員40名)の設計部長として勤務しました。その事務所もやがて経営効率化との事で、幹部の退職が求められ退職となりました。
その後、大学同窓が在籍していた大手事務所の監理部要員として、1年近く在籍して、私立大学教員と転職しました。
私の建築界との関わり方が、あなた様の設計事務所への志望に何らかの御参考になるのでは。
唯、回答No.1の方も言われていますが、設計事務所は大学院卒を条件としている所が多いのも事実です。そこら辺の事情は、それだけの知識が求められている設計界となりました。
No.1
- 回答日時:
有名設計事務所や、ゼネコン設計事務所を目指すのであれば大学院に進んだ方がいいと思います。
ですが、主に住宅設計をやりたいのであれば、設計力のある工務店や建設会社の設計部も視野に入れてはいかがでしょう。
個人のアトリエ系は募集も限られるし、一生勤め上げる(?)というスタンスではないような。
この業界は実績があれば、転職はめずらしくないです。人脈は仕事をしていればできていくものです。
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