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住友林業の注文建築はどこまで可能でしょうか?

土台を使わずに、基礎の上に直接柱をたてる方法で作っていただく為には、工務店に直接注文するしかないと思っていたところ、住友林業にビッグフレーム工法という名称で、土台を使わない柱直付け構法があることを知りました。

構法自体が可能ということであれば、HMで作っていただくという可能性がでてきます。

しかし、HMは展示場に行ったが最後、夜討ち朝駆けで営業訪問されてしまうとか、設計の人と話す前に仮契約や手付けを迫られると聞いているので、どうしたものか、躊躇しています。

施主としては下記のような注文があるのですが、「HMで注文建築をする」ということは、本当に注文を聞いていただけるものなのでしょうか?
それとも注文建築という名前のイージーオーダーであって、「先方が私に合っていると考える」住宅を買わされるはめになってしまうのでしょうか?

HMで注文建築をされた経験のある方、また、HMで設計のお仕事をされている方などからアドバイスをいただければ助かります。

施主の注文は以下のようなものです。
1.一階床面をGL+1400mm程度の高床式にする。
2.自然通風による土中湿度放散、また「床下のビオトープ」を考え、シロアリに狙われる土台を使用せず、ローソク基礎の上に柱直付けの軸組みにて建築する。
3.施主の没後に容易に間取変更が出来るよう、スケルトン・インフィルにする。その為、小屋組は大スパンが可能な平面トラスの洋小屋組みとし、一階の内部柱をなくす。
4.外壁の構造は、耐震性、耐久性、断熱性、透湿性などを考え、ささら板壁または類似の落とし板壁にする。
5.開口部の断熱性を維持するためにアルミ建材やガラスを使用せず、木枠+高耐候ポリカーボネート板(または耐候性アクリル板)にする。
6.外観は「明治の洋館」が好きなので、屋根は溶融亜鉛メッキのブリキ瓦棒葺、壁はドイツ下見板ばりにする。
7.1~6の注文を出来るだけ叶えたうえで、次世代省エネルギー仕様(IV地域)程度の断熱・保温性を確保する。

※添付画像が削除されました。

A 回答 (3件)

そういった特殊な工法は、ハウスメーカーではなく、設計事務所に依頼するのがベストだと思います。


木造のラーメンは構造計算も必要になる場合があります。
また、開口部にポリカーボやアクリルは、
傷つきやすく透明性が損なわれる恐れがあります。
また、防火などの基準にも対応していないため、
どこにでも使えるわけではありません。
ガラス製品で断熱性能のいい商品がでています。


工法など(参考)

開口フレーム
http://www.mongata.com/
http://www.j-kenchiku.co.jp/

SE工法
http://www.ncn-se.co.jp/

ハイブリッド集成材
http://www.kesfc.co.jp/top.html

間伐材のパネル(落し込み工法にも対応)
http://www.length.or.jp/
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

国内杉の間伐材を利用のJ-パネルの事は知りませんでした。
「もったいない精神」と、「国内有り合わせ材の活用」という二つの方針に合致していますので、ぜひ使いたいと思います。

仰るように、経験ある設計事務所が見つかり、そこに頼めるのであれば、それがベストと思います。
悩ましいのは、総額3000万として、500万を設計事務所に支払い、2500万で工務店に作ってもらうのと、2750万で工務店に作ってもらい、あと250万で自分用のスポーツカーを買うのとどちらが幸せかということです。

設計と施工を分離しなくちゃならないのは、30億円のビル建築。
設計と施工を分離してもしょうがないのは、30万円の物置造り。
さて、3000万ぐらいの木造平屋建てはどちらでしょうかね。

施主=>建築士=>工務店という情報の流れが、付加価値を生むプラスの部分と、コミュニケーション・ミスのリスクというマイナス面がありますよね。つまり、3000万程度の小規模工事では、設計と施工の分離には、プラス・マイナス両面があるのに、参画者が増えた分だけ確実に施主の費用負担が増えますからね。

別に、日本に前例のない構法を使おうとしているのではないので、設計、施工の一体化で、経済的に実現する方法はないものでしょうか、もう少し研究してみます。

アドバイスと貴重な情報ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/01 23:58

大手ハウスメーカーでは無理・・・だと思います。



ハウスメーカーは自社で性能規定を満たす構法を開発しており、その構法ばかりを使って、建築します。一般的には、一人の施主のために、新たに性能規定を満たす構法を一から開発してくれることはないと思います。
それをお仕着せのイージーオーダーだととらえるのかどうかは、その人次第です。

蛇足ですが、志向しておられる建物は、軸組みよりもラーメンのほうがよいような気がしますね。

この回答への補足

住友林業の土台なし柱直付けの写真です。
http://sfc.jp/ie/lineup/bf/docs/main.html

補足日時:2010/04/02 09:28
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

住友林業の開発者はivy556さんと同じ発想をしたので、大断面集成材によるラーメン構造を製品化したのですよ。
http://sfc.jp/ie/lineup/keyword/bf.html

私は、無垢材を使った伝統的な軸組みを考えていましたが、大企業が開発・実験を実施し、製品化してくれたのであれば、集成材でも良いかと思っています。

住友林業開発のビッグフレーム構法に従い、後は「床の高さ」とか、「大スパンの小屋組み」などの注文を聞いていただけるか、です。

住友林業のホームページによると、「一邸毎の構造計算」は、FEM(有限要素法)モデルを使うとしています。FEMならメッシュの切り方さえ間違えなければどんなトポロジでも計算できますでしょう? この点でも信頼がおけそうです。

お礼日時:2010/04/02 00:16

No.1です。


HM(住林もですが)は、特殊な設計は外注です。
HMは施工は下請けに丸投げ、(無論決まった施工店ですが)3割~4割の利益を載せ、
本社経費(その中に開発、設計、広告料も入ります)とするのが通常です。
設計事務所は住宅ですと1割程度が設計監理費用、
施工は工務店・建設会社の相見積もりとなり、
同じものを造るとしたら総額でHMと金額の差はないでしょう。
(むしろ安くなる位です)
住宅でも、設計監理と施工の分離がベストですよ。
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この回答へのお礼

補足情報ありがとうございます。

ハウスメーカーの評価サイトの情報によれば、住友林業に関しては、

>また、他のハウスメーカーに比べ、
>社員総数に占める一級建築士の割合が、ダントツに多いです。
>更に、住友林業緑化という外構専門のグループ会社を持っているので、
>外構を含めて、家づくり全体を通したバランスの良い提案ができる
>という点において、他社よりも優れています。

ということでした。

その住友林業が土台を使わない柱直立て講法を製品化してきたので、私の注文先として検討に値するかと思いましたが、やはり大企業で、高収益を出さなければならない会社ですから、個人の注文に対しては柔軟ではないかも知れませんね。
仮に、社員建築士が頑張ってくれても予算に収まらなければしょうがないしね。

おっしゃるように、建築費用に関しては、工務店<建築事務所<ハウスメーカー、
という順番でしょうから、私の注文を理解していただける工務店か建築事務所を探そうとおもいます。

石場建てや落とし板壁のような伝統的な日本の木造技術の長所を理解し、経験豊富な工務店とネットワークを築いている建築士と、梁よりもトラスの方が構造的に優れていることを認め、ポリカーボネートなどの新建材を積極的に活用してゆく建築士が同一人物である可能性ってあるでしょうかね。

新しい建材やトラスを積極的に活用する建築士は日本の伝統構法を評価しないし、伝統構法を熟知している建築士は構造計算や新建材を軽視されるような傾向があるような気がしています。

あと、建設費の1割程度で設計監理を引き受けて頂けることも重要な条件となりますね。
(木組みの伝統構法を推進されている建築事務所のHPを見たら、18%~20%の設計監理料を取るそうです)

良い出会いを求めながら、自分の考えをまとめておこうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/02 14:17

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