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法学部と文学部で悩んでます。

来春、大学入試予定の受験生(女子)です。
志望は、国立大学の旧帝大クラスの法学部です。
自分として、将来に対する具体的な希望はまだはっきりしてないので、とりあえず、文系として法学部に入っておけば、一番確実だろうと思い、志望しています。
ただ、自分の性格上(おだやかで、のんびりしている)、司法試験を受けて、法曹界に入るようなことは、あまり向いてないのではないかと感じています。
また、できれば、民間企業には勤めたくないので、法学部を出たとしても、私のような性格でやっていけるところがあるのかわからない状態です。
自分的には、日本史などの歴史がとても好きなので、文学部のほうが向いてるのかなとも思っています。ただ、文学部は、就職はあまり有利ではないと聞くし、事実、歴史を勉強してもそれが役に立つ仕事というと、学校の先生、歴史博物館などの学芸員、あとは大学で研究を続けて教授を目指す、くらいしか思いつきません。
自分としても、法学部のほうが将来役立つことが多いのはわかっていますが、好きな勉強をしたい気持ちも強く、悩んでいます。
いろいろアドバイスいただけると助かります。
宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

大学は高校と違って、自分が履修する科目を自分で選択できる、という事はご存じですか?


聴講(単位は取得できないけれど講義を受けることができるという)制度もありますから、どこの学部の講義も大体受けられます(ゼミとかは無理かもですが、講師によっては大丈夫かも…)。
つまり「この学部を選んだからこの講義を受講できない」という事はないのです。

その前提で。
私としては法学部をお勧めいたします。
理由については後述しますが、その前に。

法学部を選んだ人がみんな法曹業界に行く、というのは都市伝説?です。
東大ですらI種か司法試験かという感じですから、旧帝大ランクなら普通に就職する人の方が多いかと。
また、法曹業界と一口で言っても、行政書士は代書屋ですし、税理士は書類とにらめっこしてるだけですし、土地家屋調査士は土方みたいな部分もありますし、公認会計士やら司法書士も内容によってはのんびりしてますし、おそらく想像されているものとは全然違うと思います。
法学部で学びながら教職を取って教師になる人もいます(学部問わずそうですけども)。
本当に穏やかでのんびりした性格なら、お勧めの就職先は国家公務員III種なんですけどね(II種以上はかなりの激務だそうです)

さて、で、何故法学部をお勧めするか、という話ですが。
理由は簡単です。法律は、生活全般に関係する学問だからです。
出生から死亡まで、法律に関わらずに生きていくことはできません。
しかし、法律を専門的に学ぶことができるのは、大学と資格取得を目的とした予備校だけ。

ご存じですか?
世の中には、未だに、結婚したら自動的に妻は夫の家族の戸籍に入り、姓が夫の姓に変わる、と信じている人がたくさんいるそうです。
婚姻という圧倒的多数の人が関係する事柄に関してすらそんな状態ですから、その他のことに関しては言うに及ばず。
そして、知らないが故に、苦況に陥ってしまうことも多々あります。
連帯保証人と保証人の違いを知らなかったりとか、根保証の存在を知らなかったりとかしてね。

法律は自らを助ける者をしか助けないのに、法律に無知な人が多すぎるのです。
文学を馬鹿にする気は毛頭ありませんが、生きる力、という意味では、法律を学ぶべきだと思います。
私としては、義務教育で法律を学ばせるべきだと思っているくらいです。

就職に役に立つかどうかはわかりませんが(私は取得した資格を使用せず就職したので)、
起業するとなれば当然法律を勉強する事は必須ですし、
何より、法律を勉強しておくと、自分の身を守りやすくもなりますし、人助けもできますよ。

でももちろん、大学で何を学ぶかは、ご自身が選ぶこと。
本当にやりたい事があるなら、それを優先されればいいと思います。
受験勉強、頑張って下さいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も生きていくうえにおいて、法律を知っていることがいかに有利になるかは、なんとなくわかります。
やはり、将来を考えると法学部に進むのが妥当な選択なんでしょうね。
でも、法学部ってなんか勉強漬けで、たとえ他の講義を受けたとしても、それを勉強する暇なんてないような気がするんですが・・・・?

国家公務員は、私も将来の選択肢と考えていますが、
III種って、具体的にはどんな仕事があるのでしょうか?
やはり法務関係になるのでしょうか?

お礼日時:2010/05/28 14:12

考えるのはいいですけど、長く考えても良い結論が出ると言う事は


「絶対」無いので(むしろリミットに焦ってわけのわからん答えになりがち)、
1,2日で結論を出せとは言いませんがある程度の時間内で決めなければいけません。

それとこういう場合、ラクな方に流れがちなので、
そうならないように、いま1番キツイことをやっておくんだと
意識した方がいいと思います。
先にラクをすると、後でしんどくなります。
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この回答へのお礼

はい。なにが一番自分のためになるのかを考え、選択したいと思います。
親身なアドバイス、本当にありがとうございます。

お礼日時:2010/05/31 05:37

>簡単に「自分の好きな学問がやりたい」と言っても、それはそれなりにしっかりした覚悟をもって臨まないといけないということですね。


いろいろ考えたいと思います。

そうですね。部活やった事ある人なら分かるでしょう。最初は強制じゃ無く自分の意志で入る。
でも練習はしんどいし、人間関係もしんどい。それでも仲間とか先生とかのおかげで、
最後までなんとかもつみたいな感じでしょ。
風邪を引いたりケガをしたら先生や友人が「大丈夫?」って言ってくれる。

大学はそういうのが環境として殆ど無いわけです。
だから友人関係とか教授との信頼関係を自ら作っていくしかない。
大学での勉強と言うのは、それを「自分1人でやれ」と言う感じです。
自由と言えば自由ですが、周囲から働きかけが殆ど無いことに不満を持ってる学生が多いと思います。
特にあなた方の世代は常に周囲からサポートがあった世代なので、そういう対応をされるのがかなり苦痛みたいですね。
そもそも大学と言うのはソクラテスメソッド(対話法)が基本だったものの、日本は
戦後のベビーブームと教育費の不足のせいで、数百人相手のマクロ的授業になりました。
この時点で教育機関として???がつきますね。

大学の歴史自体が浅く、余りレベルとして高いとも言えませんでした。
(一方で私塾・寺子屋の歴史が長く公立小中や私立中高の誇り、レベルは世界的にも高かったと言えます。)

あまり大学は教育機関として存在意義を感じません。
一方で、大学院や研究室は2-15人ぐらいの少人数で、人間関係のしがらみや
先輩後輩関係など大学ではなかったような人間性の密着性があり、専門性を磨き易い環境にありますが、
人間関係や競争原理など(中高や会社と同じように)それはそれで大変みたいですけど。

だから「好き」ぐらいで専門性の高い学部に突っ込むのは、辞めたほうがいいですね。
医学部や専門職大学院などの専門性の非常に強いところは、専門を変えようもないから諦めがついて、頑張るみたいですけどね。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
難しいですね。もう少しゆっくり考えてみようと思います。
またいろいろ教えてください。
よろしくお願いします。

お礼日時:2010/05/30 09:57

No.2です。



>法学部ってなんか勉強漬けで、たとえ他の講義を受けたとしても、
>それを勉強する暇なんてないような気がするんですが・・・・?

むしろ教育学部とか看護学部とかの方が大変ですよ(医学部は別格)。
教育学部で小中高と取った人とか、卒業時の単位数が私の倍以上ありましたし。
何より法学部は卒論無いとこ多いからなー。
資格試験の勉強は確かにやりますけど、その間他の学部の人たちは就職活動してますし
むしろ勉強している方が精神的に楽です。

うーん、雰囲気的にはですね、
伊坂幸太郎の「砂漠」という小説を読めばわかるかと。
ちなみに伊坂氏は東北大の法学部出身らしいです。


>III種って、具体的にはどんな仕事があるのでしょうか?
>やはり法務関係になるのでしょうか?

いいえ、全然。
ええと、公務員が何かという点から誤解されているようにお見受けしますので
これはご自身でお調べになった方が良いと思います。
あと、III種っていうのは軽いジョークのつもりだったんだけど
高校生には通じなかったですねゴメンナサイ。
旧帝大ランクなら、普通は国家公務員I種かII種、または地方公務員上級です。
III種がお勧めだというのは本心ではあるんですけどね。




なんというか、質問者さんは、全般的に
法学部や法曹業界に対して誤った認識をお持ちのようですので、
それこそネットや図書館で色々と調べてみると良いと思います。

根本的な誤解として。
法律の勉強ってね、条文や判例を丸暗記する事じゃないんですよ。
高校の勉強とはまったく違うんです。
もちろん法律を一通り知らないとインデックスも作れないから、総論たたき込んで必要な部分は個別にも覚えますけど、六法全部丸暗記なんかしません。
法律を学んで身につけるのは、問題が起きた時に、対処方法を調べる力なんです。
だから、法律を知っていると有利かと聞かれたら、Noです。
問題が起きなきゃ法律なんて必要ないですから。
そもそも法は自らを助ける者をしか助けないし、権利の上に眠る者を守らない、冷たい奴ですしね。

ただ、自分のために、という意味で、法律を勉強するのはいいことだと思います。
例えば、学校を休んでも大学が何も言わないのが責任放棄という話。
私から見ると、大学がダメ学生を放っておくのなんて当たり前だろう、と思います。
債権債務関係で言うなら、学生は授業料を支払う義務があり、大学は講義を提供する義務がある。
双方が義務を果たしているのですから、何も問題はないのです。
大学は講義を受けさせる義務なんて負っていません。教育の義務が適用されるのは中学までです。
会社は違うって?
会社には賃金を支払う義務があり、労働者には労務を提供する義務があります。
一方が義務を果たさなければ、他方が対処するのは当然です。
下手すりゃ問答無用で首切られますよ、理由もなく長期無断欠勤してたら。
多くの会社が就業規則で無断欠勤を即時解雇の要件に定めていますもの。

そういう考え方ができるのとできないのとでは、やはり違うでしょう。
甘えなくなるんじゃないかな。
勉強にしたって、やりたい勉強があったら、自分で方法を探すようになるでしょう。
大学が提供してくれないからできない、なんて考え方は、しなくなると思います。多分。

でも繰り返しますが、
本当に行きたい学部があって、やりたい学問があるなら、それを優先するべきです。
どこで何をしていたって、成長できる人はちゃんと成長できますし、できない人はできません。
やりたいことがはっきりしていないなら法律をお勧めしますが、
この「お勧め」は、「義務教育で教えるべきだろ」レベルの「お勧め」なので
法学部に行った方が人生得だよー、という話でないことは、ご理解下さいね。
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この回答へのお礼

いろいろと親身になって丁寧なアドバイスをありがとうございます。
とても参考になります。
まだまだわからないことだらけなので、とりあえず、自分でいろいろ調べてみようと思います。
また教えてください。
よろしくお願いします。

お礼日時:2010/05/30 09:56

私大文学部の卒業生です。


質問者様が、就職などはひとまず置いておいて、純粋に大学で歴史を勉強したいというぐらいの動機がないのであれば、潰しの利く法学部をお勧めします。
まあ、そこそこの大学の文学部であれば、金融業界などを除けば、それなりのハンディはあるものの本人の個人の努力次第で社会科学系の学部と同じような企業に就職はできます。ただ、文学部を志望してくるような学生は、少なくとも私の学生時代については、純粋にその分野を学びたいから来ている人が圧倒的に多数派で、就職のことなど二の次という感じでした。
どちらが良い悪いではなく、大学を、就職のためのステップの場と見るか、とにかく好きな事を学ぶ所と見るかで判断されてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

文学を専攻すれば、たぶん、就職口も限られるだろうことは、なんとなくわかります。
それでも、自分の好きな学問が出来ればいいかなとも思っています。
ただ、好き嫌いというのも変わってくるものでしょうから、やはり、
社会に出るときになって、後悔しないでいい道を考えたいと思います。

お礼日時:2010/05/28 14:11

そういう事であれば


リベラルアーツで幅広く学ぶべきかと思います。
ICU,早稲田国際教養、京大総合人間などですね。
ただ平たく学べて全部が中途半端になるとか、就職もイマイチだとかあんまりいい話も聞こえては
来ません。

そうなるとアドバイス出来るのは、
経済や法などで将来に向けた実学を学び、
独学、サークル、一般教養科目、科目履修生などで興味ある学問を学ぶ、
と言う形でどうでしょうか。
実際、僕や友人の感想から言えば、1,2年生で専門性んほある勉強は出来ませんし、
上智などほんの一部を除けば100人以上の生徒を相手にしたマクロ授業ばかりで、
受験などの目標もないせいか、教授もあまりやる気がありません。
例えば無断欠席したら、高校の先生は怒ったり、心配したりするでしょう。
でも大学ではそれはありません。「おとなだから」と言いますが、
おとなのはずの会社、企業で同じことをすれば上司は、同様に心配したり怒ったりするわけで、
要するに大学側はサボってるとしか言えません。
大学がそういう学生相手にやるのは、
ナントカ相談室を設置してますよー、って告知と、
年に1,2回成績表を郵送することだけです。
それで義務が果たされてると思ってるわけで、
「あとは君たちの責任」と言うわけです。
東大や京大や阪大や慶応が「適塾」「慶応義塾」だった時代はもっと柔軟だったんでしょうが、
今は官僚的で隣の学部を受けられない、1年生が4年生の授業を受けられないと言う
ような制約がとても多いのです。
やる気に溢れている1年生ほどこのような制約や官僚的な態度は苦痛です。
もちろん学生側に問題もあるでしょうが、
実質、本当に勉強したい人ほど専門学校、サークル、NPO、NGOなどで勉強してますね。
他校も色々と潜ったことがありますが、大学の講義の大半を占めるマクロ授業はムダの極みだと
思います。成績は就職でもそれほど生きませんし、
「オールAを取って、国内外の有名大院に入ってやるぞ」と言うような意欲のある学生でもない
限り意欲を継続させるのは難しいかと思います。

これはどの大学でも同じようです。
よって講義自体に対し、満足してる学生は少ないと言えます。
あくまで学歴のため、単位のために講義に出てると言えるでしょう。

3年生後期4年制前期は留学や就職活動などで殆ど動けませんし、
そうなると実質マジメに勉強できるのは4年の夏以降と言うわけです。
でもそれまでにやる気が残ってる人はあんまりいないし、院に進んでまで研究したいと思う人は
本当に一握りです。
ですから文学部に入ったらあれができる、これができると言うのは幻想だと思って、
どの大学、どの学部にせよ、主体的に動く必要性があるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

簡単に「自分の好きな学問がやりたい」と言っても、それはそれなりにしっかりした覚悟をもって臨まないといけないということですね。
いろいろ考えたいと思います。

お礼日時:2010/05/28 14:13

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