歴史的に見て、なぜ韓国は日本を嫌うようになったのでしょうか？

Question

※韓国が特別嫌いでたまらない人はご回答をご遠慮下さい。
　できれば客観的に教えて頂けますと幸いです。

私は大まかな歴史しか知らないのですが、
日露戦争で日本が勝利した時韓国はアジアの勝利として
そこそこ喜んだと伺いました。
その後の韓国併合は、ロシア等の侵攻に韓国がとても耐えられる
状況ではなく、韓国が取られると日本が極めて危険になる為、
そこそこ汚いやり方をして併合に至ったと聞き及びます。

ここらへんが日本を嫌いになる文化の根っ子なのだろうか？
と思ったり、
大陸と陸続きで周囲の大国の侵略の脅威に脅かされ続けた事が
文化として根付くなりしてそうなったのだろうか？
と思いました。

日本がインフラ整備や教育の普及を行った事も
それを全額日本に払い戻そうとする運動が有ったようですし、
日本の統治に反感を抱く人が多く、韓国軍を解散させてしまったり。
当時の状況としてなる様にしてなったのでしょうけれども、
相手の神経を逆撫でするのが上手いというか、
私には関東と関西に拘って敵対する人達に、重なって見えたりも。
(些細な言い回しですら敵意と受け取る状況が。)

少し話が脱線しましたが、
韓国の歴史に詳しい方。
韓国が日本を(主に国として)嫌う姿勢になっている
ルーツ(歴史)はどこらへんに有ると思われますか？

※説明のない唐突な「こうだからこうなんだ」というご意見
　ご結論はスルー(無視)させて頂こうと思っております。

469437 · Accepted Answer

＞歴史的に見て、なぜ韓国は日本を嫌うようになったのでしょうか？
この場合、歴史の真実がどうかではなく、朝鮮人がどんな理由で現在の歴史観を持っているかが問題なわけですが。

朝鮮の反日は戦前と戦後で性格が異なっています。

今のような反日になった最大の原因は、戦後朝鮮が独立してからの教育が原因です。
これは、政府が作為的に行った結果です。

今の韓国の政府のルーツは、併合時に上海に逃げていた亡命政権（自称）です。彼らは自分達こそが朝鮮の正統な政府であると主張していましたが、世界中から相手にされていませんでした。（たいした活動もせず仲間内で権力争いや、犯罪で資金稼ぎをしていたので）
しかし、終戦で朝鮮が独立した結果、連合国は朝鮮人の代表を新たに決める必要があり、連合軍は彼らを韓国人の代表としました。戦前から日本の教育を受け続けた者を使うわけにはいかなかったからです。
そういった経緯で、何の功績も無く、タナボタで権力の座に着いた彼等が恐れたことは、日本の統治時代の方が良かったと国民に言われることです。（実際はるかに日本の方がマシでした）
それを避ける為に、新政府は独立前から世界中（朝鮮含む）で日本に抵抗して戦っていた。朝鮮が独立できたのはその結果である。朝鮮は昔から全てにおいて日本より進んでおり、それを妬んだ日本が卑怯な方法で侵略し奪って行った。今現在韓国の発展が遅れているのは、それが原因であると、事実と違う捏造教育をし続けました。
自分達の失政への批判を、日本という敵をつくることにより、そらし続けてきたのです。
その結果、反日が韓国人の重要なアイデンティティとして定着してしまい、今更、教えた歴史が嘘でしたとは言えない状態になってしまっています。

戦前までの反日は、中華思想に拠った世界への認識によるものだと思います。
朝鮮は昔から、中国の影響を受け支配下に置かれ続けた為に、中国が世界の中心であり、中国に近いほど文明的で、格が高いという思想を受け入れてきました。これにより、海を隔てた辺境で、その上大昔（聖徳太子の時代）に中国の柵封を拒否した日本は、話にもならない野蛮国という認識になります。

ところが、歴史の殆んどの時代において、日本の方が遥かに豊かで文化的だったために、彼等の中に複雑な葛藤が生まれます。（これを恨というそうです）
実際、朝鮮から文化を輸入したのは極一時期で、それも中国由来のもので半島は経由地に過ぎません。
（実は朝鮮は、木を曲げる技術が無く、明治まで、水車や車輪や樽を作れませんでした。これが文明をどれだけ遅らせていたか理解できますか。）

更に近代において、見下していた日本により、清国の属国から解放してもらうという事態が起こります。
しかし、その後、自力で国を運営できず、自業自得の失政で国を破綻させてしまい、日本に併合されてしまいます。これはどうにもならなくなった朝鮮から併合を願い出てきたのですが、感情は理屈では消せるものではありませんから・・・結局、国防の為とはいえ、日本は助けて恨まれると言う貧乏くじを引いてしまいました。
交渉時においても、日本は全く不実な事はしていません。諸外国は国際法に基づき、両国の合意でより結ばれた、歴史的にも稀少な平和的な併合評価し、朝鮮の帰属が決定したことにより、国際紛争の火種が減って平和に貢献していると評価しています。

ということで、彼等の中でも色々と複雑な事情があるということです。それに日本が付き合う必要もないのですが・・・
これ以上の詳細は↓にあります。（実際これを読めば私の回答はいりません。）
韓国はなぜ反日か
http://www.koreanantijapan.comze.com/korea2.html

http://www.youtube.com/watch?v=94umHT7aBu4&feature=related

nishikasai · Answer

学術的に言えば一冊の本ができるでしょう。
しかしわかりやすく言えば、弟分と朝鮮が捕らえていた日本が立派な国となった上、その弟分に併合されて屈辱を味わった。日本が戦争に負けて四等国になって喜んでいたらいつのまにか復活し世界二位の経済大国になった。許せん！　というところでしょう。
日本が嫌いと言えば嫌いだけどこれはまあ、もてない人間が慶応ボーイは気に食わん！　と叫ぶのと同じことだと思います。

puranaria13 · Answer

朝鮮民族の「恨（ハン）」概念、小中華思想について調べてみていただければ、ご理解の一助になるかと思います。

krya1998 · Answer

一番近い者同士って、どうしても隣人愛だけではいきませんよ。
　寧ろ日本人は暢気で、湿潤な風土ですので女性の肉体のようにいろんな人たちを受け入れ、育んできておりますが、朝鮮半島や大陸は回りもおおぜいの異国民同士だし、厳しい風土条件ですからね。
　そういう国民性でないとやっていけないのではないですか。今だってわが国の加害行動を一方的に誇張して国民教育をし、且つ、仮想敵国視することで自国の統治をし、維持しているでしょう。
　国情と風土が違うと存じますよ。むろんそういう面ばかりでもないことはよく知っていますが。
　向こうの若者と付き合いますが、日本の昔の若者と同じように私みたいな老人に敬意を払い、大事にしてくれています。
　同じ東洋ですからね。隣人ですよ。隣人同士はお互いに難しいですね。

gallina · Answer

No.2さんへのコメントで「あまりに歴史だけでものを見ようとするのも問題ですね。」とおっしゃっていますが、No.2さんは歴史としておっしゃっていると思います。
No.1さん、No.2さんがおっしゃっている「隣同士は仲が悪い」はまさにその歴史の積み重ねゆえですよ。
イングランドとスコットランド、マドリードとバルセロナ、ギリシャとトルコ、キプロス、
インドとパキスタンetc.

No.1さんがお書きになっているような古くからの経緯があれば尚更ですが、
韓国と日本の話でなくても一般論として、メリットがあったとしても他から来た人に支配されるのは気分のいいものではないでしょう。

たとえば、アメリカ人に「第二次大戦後の占領中に日本は我が国のおかげで民主化して、女性も参政権を得て普通選挙が実施されるようになったし、平和的で民主的な憲法もアメリカ人主導で作った。食糧難の時期も援助した。その後、自衛隊も作らせることになり、それを我々は手伝った。また、冷戦中は我々が日本を核の傘で守って来た。アメリカは日本に良い物を与えた。アメリカが占領したことは日本にとって良かった出来事だ。我々がいたからこそ今日の日本があるのだ。米軍基地にももっと経緯を払うべきだ。なぜ文句を言うのか？」とか言われたらどうですか？

ある部分ではそうかもしれないけど（ソ連に占領されるよりはずっと良かったでしょう）、とはいえ、いくらアメリカ好きの日本人でも全面的に「そうですね、ありがとうございます、すべてにおいて感謝しております」と言う気持ちにはならないんじゃないでしょうか。

７年のＧＨＱによる占領でなく３５年の間アメリカに併合されたとして、公用語の１つが英語になっていたとしたら、今頃は英語で苦労することもなかったかもしれませんね。
占領中にアメリカ国籍を与えられたとしたらアメリカに移住しやすかったかな。でも「極東の米領から来た人」ということで差別されたかも。それでも大統領や星条旗には忠誠を誓わなければなりませんが。
で、独立した後も旧イギリス植民地やフィリピンみたいに英語ができれば便利だったでしょうか。

関係ない話をしたいのでなくて、「立場を入れ替えて想像してみるとどうだろうか」という意味で。

hanyuu1983 · Answer

幕末史を調べてみると、日韓併合までの歴史と結構共通点があるので、そちらも
あたってみる事をお勧めします。
罷り間違えば、日本（徳川幕府）も朝鮮や清国と同じ植民地状態になりかねなかった
（さらに下手すれば、現在のアフガンと同じ状態で攘夷浪人が「尊皇攘夷！」と叫び
ながらAKやRPGを撃ってくる様な無政府状態に）だけに、単純に相手が嫌いだ何だと
いう考えには違和感を感じます。

幕末の欧米列強と明治以降の日本は帝国主義バリバリで、他国に武力を背景に乗り込み、
不平等貿易で暴利を貪った挙句、あわよくば植民地化してしまう…というとんでもない
時代でもありました。

一つ例を挙げますと、幕末の日本は不平等貿易が元で超デフレが起こり、経済が破綻した結果
結果的に激烈な攘夷運動が巻き起こりましたが、その経緯も日本・朝鮮共に驚くほど似通っています。

ただ、韓国が日本を歴史的な観点から嫌うのは、江戸時代は極めて友好的で礼節を持って
国交を結んでいた国が、政権が変わった途端いきなり列強の真似をして不平等条約を結べと
強要してきた挙句に結果的に国を乗っ取った訳ですから、欧米列強に占領されるのとは屈辱と
怒りの度合いも段違いに異なるのは理解出来るでしょう。

tande · Answer

>歴史的に見て、なぜ韓国は日本を嫌うようになったのでしょうか？

隣国だから、日本に近い国だから。(歴史的に見て、隣国同士が仲良しってことは基本的にありませんし）
過去に侵略されたから、そして現在の国力が劣っているから。
独立後の韓国の政治のやり方が日本を嫌うスタンスだから。多分これが一番大きいでしょう。（歴史は政治の道具に過ぎませんし）

これで大方の説明が付いてしまうのではないでしょうか。
統治のやり方なんてぶっちゃけどうでもいい話で、それは単に理由付けとして使われるだけに私は思えます。
汚くないやり方の併合とはどんな併合の事かは存じませんが、例え綺麗な併合をしたとしても今頃は韓国は日本を嫌っている事に変わりなんて無いでしょう。

phj · Answer

可能な限り客観的に書きますが、どうしても日本人としてのバイアスがあることは承知してください。
そして、日本人はあまり知りませんが「隣り合った国同士の仲が悪いのは世界ではごく普通のことだ」ということも覚えて置いてください。

紀元前の時代から、朝鮮は特に中国の影響を受けながら歴史を刻むことになります。まとまった国家としての朝鮮の歴史としては高句麗・新羅・百済の三国時代が揚げられますが、そのうちの最大の国家である高句麗は朝鮮の北半分から現在の中国(満州）の一部にいたる割と広い範囲を領土としていました。ところが5世紀中盤に新羅と中国（唐）の連合軍によって高句麗は滅ばされてしまいます。このころから朝鮮の政治には常に中国の影が写るようになります。
そして新羅は百済や済州島などにある小国（伽耶諸国または任那諸国）も滅ぼして朝鮮に統一王朝を立てます。当然中国の後ろ盾があってのことです。
このころ新羅や伽耶諸国と日本の大和朝廷は何らかの関係があったとされていますが、定説はありません。明治になって日本が朝鮮併合するときにこの時代の日本と朝鮮（新羅など）の関係を取り上げて「日本は元々朝鮮に領土を持っていた」という学説も取り上げられました。これについてはいまだに論争があります。

いずれにしても日本（大和朝廷）と朝鮮にはなんらかのつながりはあったでしょうから、この時代すでに朝鮮は日本を意識していたことも事実です（ただし朝鮮を含む渡来人が渡らないと米や鉄を作れない日本人は後進国と見られていたはずです）

この後、新羅が滅んで後高句麗が出来、モンゴル帝国に侵略されます。
ちょうど元寇のころには、朝鮮だけでなく中国の沿岸部も和寇（日本人の海賊）が猛威をふるっていたため、日本との関係も悪化しました。

その後李氏朝鮮（朝鮮王朝）が成立し、室町幕府と国交を回復するのですが、朝鮮も室町幕府も中国（明）の冊封を受けた同盟国（今と同じように日米同盟・韓米同盟で日韓が準同盟状態）ですので、本心はともかく盛んに交流したようです。

日本に対して朝鮮が決定的に心証を悪くするのは、いわゆる秀吉の朝鮮出兵のためです。朝鮮が戦場になり、非常に多くの損害が出ました。

元々朝鮮は大国の影響を常に受ける場所に存在し、また大国にはどうやってもかなわないため、モンゴルは騎馬民族だから朝鮮とは違うとして排除しつつ、中国を手本として恭順し朝鮮の安全を確保してきました。ところがそこに戦乱をもちこんだのは、自分たちより一段低いと見ていた日本人だったわけです。しかも、自分たちが尊敬している（そして守ってもらっている)中国を攻める、のですから朝鮮人としては「身の程知らず」と思ったことでしょう。

江戸時代になると何とか日朝関係も修復されて通信使往来や貿易も復興します。しかし日本では朝鮮組みやすし、と見て通信使は来貢にやってきている、と朝鮮を軽くみる風潮も生まれると同時に、朝鮮でも日本を下に見ており通信使金仁謙による「日東壮遊歌」などにその一端をみることができます。つまりこの頃、今の日本と朝鮮のお互いを見下す態度は出来ていたといえます。

次の日本と朝鮮の関係の変化は、明治に訪れます。いわずとしれた朝鮮併合です。これが今の日本と韓国・北朝鮮との関係に影響していることは間違いなく、占領された側が恨めしく思うのは当然のことといえます。

しかし歴史的な経緯を見てみると、朝鮮は半島であるがゆえに隣の大国から侵略されることが多く、生き残りのため中国を見習って常に「大国の意向に沿う」ことを強いられていました。そのため、（日本人から見れば）面子を保つために礼節の国、小中華と言って、朝鮮の置かれた立場と歴史を肯定的に見ていたわけです。
日本はそれに比べて、海があったために大陸の影響もありながら、自由に発展し、江戸時代にはかなり発展した国家を作っています。朝鮮から見れば「日本の王は帝と称しているらしい、なんて身の程知らずなことだ、帝は中国皇帝のことなのに」というように、文化の低い国（だから朝鮮は逆に文化の高い国と証明される）だったわけです。

歴史的経緯をみれば、朝鮮は常に日本に対して優位な位置にいたはず、ということです。米も鉄も、その他あらゆる物が（苦労して国を保っている）朝鮮半島から渡来したのに、日本は勝手にやっている、と見えるわけです。だから韓国が日本の歴史は朝鮮が作ったという真意はそういうところから来ているようです。
つまり兄が「俺がいろいろ教えてやったのに」、弟がさも自分ですべて成し遂げたように言うことが気に入らない、ということです。ましてや兄の保護者（朝鮮併合）になるなんて、プライドが許さないわけです。
日本人は自分たちの歴史から見て、朝鮮を兄と見ることはありませんから、結局理解し合えないわけです。

歴史的に見て、なぜ韓国は日本を嫌うようになったのでしょうか？

＞歴史的に見て、なぜ韓国は日本を嫌うようになったのでしょうか？

学術的に言えば一冊の本ができるでしょう。

朝鮮民族の「恨（ハン）」概念、小中華思想について調べてみていただければ、ご理解の一助になるかと思います。

一番近い者同士って、どうしても隣人愛だけではいきませんよ。

No.2さんへのコメントで「あまりに歴史だけでものを見ようとするのも問題ですね。

この回答への補足

幕末史を調べてみると、日韓併合までの歴史と結構共通点があるので、そちらも

>歴史的に見て、なぜ韓国は日本を嫌うようになったのでしょうか？

可能な限り客観的に書きますが、どうしても日本人としてのバイアスがあることは承知してください。

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