No.1ベストアンサー
- 回答日時:
Webster dictionaryからまずinの定義を。
The specific signification of in is situation or place with respect to surrounding, environment, encompassment, etc.
「inは、周囲、環境、範疇等に関連した状況または場所を、明確に指示する」
次にatはどうかというと、
Primarily, this word expresses the relations of presence, nearness in place or time.
「主としてこの語(at)は、ある場所または時間内にある、存在や接近との関係を示す」
とあり更に、
It is less definite than in or on.
「in, onに比べやや不確定(不明瞭)」
とあります。
「部屋」「家」は限定的要素が明確であり、
「空港」「駅」は地勢的、面積的に言っても不明確だということなのでしょう。
このあたりの定義を根本として、書き手はニュアンスを表示しているでしょうし、
もちろん言語表現は自由ですので、例外も多々見られますね。
蛇足ですが、私個人の主観的なイメージを申し添えますと、
inは「袋に捉えたノラ猫」
atは「庭のゲージ内に捉えたノラ猫」
位に認識しております。
No.5
- 回答日時:
“in the room” “in my house” “at the airport” “at the station” と細切れに考えずに、文章全体的に、もっと大きな目で見た方が良いです。
まず、次の文章を見て下さい。“Where are you right now”「今どこ?」
“I’m at home.”「ウチ」
“Where is Dad?” 「お父さんどこ?」
“He’s at work.” 「仕事」
これらは概念的な「自分の家」「仕事」で、「家の中」か「庭」か、「オフィス」か「用事があって支店に行っている」かは重要ではありません。この二つの表現はいわゆる慣用表現なので、これだけで “at” の使用法が分かる訳ではないですが、明確に「・・・の中」を意味する “in” と比べて、物理的な意味合いが薄いと覚えて下さい。
基本的には、わざわざ「・・・の中」という必要がない場合は、”at” を使います。
I bought this bag at Macy’s. (このバッグ、メイシーズで買ったんだ)
I got this book at the library. (この本は図書館で借りた)
You can get the flu shot at the hospital. (病院でインフルエンザの予防注射してもらえるよ)
I saw your mother at the airport. (君のお母さん、空港で見たよ)
「メイシーズという店」で買ったと言いたいのであって、わざわざ「店の中」と言う必要はありません。図書館、病院、空港、どれも同じです。どちらかと言うと明確な場所というよりは、概念的な物を指します。しかし規模がもっと大きくなって地名が出て来たりすると、”in” を使います。
I bought this in Tokyo. (これは東京で買った)
I saw you mother in the town next door. (君のお母さん、隣の街で見たよ)
では規模が大きくない場合に、どんな時に “in” を使うのかと言うと「・・・の中」という必要がある時です。
電話の向こうの騒音が凄いので “Where are you? Are you outside?”(どこ?外にいるの?)と訊いたら、“No, I’m in my house” “I’m in the house” の様な答えが返って来る可能性は大いにあります。(まぁ日常会話では “I’m inside” と言うでしょうが)この場合は「家の中」とわざわざ言っている訳です。
さっきまでそばで遊んでいた息子がいなくなった時、お母さんが “Tom, where are you?” と訊いたら、”I’m in my room” “I’m in the garden” の様な答えが返って来るでしょう。
では、house や room に at は使えないのか、と訊かれると、これがそういう訳でもありません。例えば、お父さんの職場に電話したが、お父さんはいなかった。携帯にかけると出たので ”Dad, where are you?”(お父さん、どこ?)と訊けば、”I’m at the house” という答えが返って来る可能性はあります。(“I’m home” で済ませてしまう事も多いでしょうが)これは、仕事場ではなくて家にいる、と言っている訳で、「家の中」ではありません。
“At the room” が使われるのは、もっと特殊な状況でしょう。例えば SWAT 部隊の通信で、「ターゲットが立てこもっている部屋の前で待機中」と言うのを、”We are at the room the target is in” と言えない事はないです。まぁ、実際には “We are stationed in front of the room ...” 等、もっと自然な表現を使うでしょうけど。
他に、“throw at” と “throw in” が違いを感覚的に把握するヒントになるかも知れません。”Throw the ball at the glove” は「グローヴに向かって投げろ」という意味で、実際にグローヴに真っ直ぐ玉が来なくても、とにかくグルーヴを目指して、グローヴに向かって、という事です。”Throw the ball in the glove” は「グローヴの中に玉が収まる様に投げろ」で、ただ標的としてグローヴに向かって投げるだけじゃなくて、ちゃんとグローヴに入れろ、という事です。
かなり感覚的な事なので、日常的に英語を話していないとじっくり理解するのは難しいと思います。勉強、頑張って下さい。説明不足な事や分かりにくい事があったら、また質問して下さい。
No.4
- 回答日時:
前置詞ってわかりにくいですね。
でもイメージで記憶すれば大丈夫です。
地図を広げてみてください。
指でわっかを作って、そのわっかを地図上に置きます。それが in のイメージ。
では地図上の1点を指差してください。それが at のイメージ。
中学生だとまだそれほど多くの文例にあたっていないと思うので
今のところは in the room や at the airport と 「句」で
覚えておくのがいいのですが、数をこなすとネィティブの人達の感覚が
わかってきます。
前置詞に関しては
ネイティブの感覚で前置詞が使える CD book
がお勧めです。イラストで説明してあって理屈抜きに感覚で前置詞が
わかると思います。
No.3
- 回答日時:
in the airport (in the station) という言い方がないと考えるとすると大きな間違いです。
逆に at my house (at the room) という言い方がないと考えるとこれも大きな間違いです。 (google 検索すると無数に出て来ます) 要は中 (in) と捉えるか、点 (at) のように捉えるか、その時の状況や主観によるということです。airport/ station/ house に関していえば、at/in どちらもよく使われます。我が家で、という場合、往々にして家の中で行うことや家の中の状況を表現するつもりでついつい in my house という表現に(とくに日本人は)馴染み、いつの間にかそれしかないと思うに至るのでしょう。
実際にはたとえば "party at my house" という言い方をします。その使用頻度は "party in my house" よりも多いのです。パーティーは家の中と庭で行いますが、内や外とかいう感覚よりも「我が家」を点で捉えて at を用いる人が多いと考えれば良いのです。
"in the airport" "at the airport" はどちらもよく使われますが、例えば "shops in the airport" ではもっぱら in が使われます。店は空港の「中」にあるからです。しかし同じようでも "customs in/at the airport" は in/at いずれも使われます。「中」にあるには違いないが、空港という「ところ」にあると点で捉える感じもあるからです。
No.2
- 回答日時:
inはそのものずばり「中に入る」という意味です。
roomもhouseも「中に入る」という語感でいいはずです。また in the pot (ポットの中)のようにも使います。
ではairportやstationがatなのかというと「中に入るとは限らない」からです。
もともとairportはport(港)という言葉があって、空の港だからairportです。船が到着する港は「中に入る」ような場所はあまりありませんね。あったとしても、倉庫とか関税役所とか「港」に必要な設備というだけで、港そのものではありません。
もう少し具体的に言うと
I arrived at an airport
だと、なんとなく空港の建物に入る感じがしますが、
The airplane arrived at an airport
だと、空港の建物の「中に入る」ということはありえません。ですから「場所」としてのairportのなどはatになるのです。(逆にhouseでは中に入らないで、屋根に上るなどのことは普通ありえませんから、inになるのです)
同様にstationも鉄道の駅ですが、駅舎は無くても駅を作ることはできます。西部劇の映画に出てくる駅では、ホームさえまともに無いようなところもあるからです。
つまり「駅」に本当に必要な設備だけ考えれば、「中に入る」ものは付属品で、あくまでも駅は場所ということなのです。
ですから英語の語感として、portやstationには「中に入る」というinは使いません。どうしても使いたければ in the station house(駅舎の中)という必要があります。
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