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「株式払込剰余金」勘定と「未払社債」勘定の使い方について。


「株式払込剰余金」勘定は無くなったわけではなく、やはり仕訳では必要な勘定でしょうか?(いつも資本準備金と書いていました…)


あと「未払社債」勘定は、償還等が決まった社債に対して振り替える勘定と理解してよろしいのでしょうか?
決定してから償還まで時間がかかるために使用される勘定ですか?


ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

「株式払込剰余金」とは、株式の払込金額のうち資本金に組み入れなかった部分の金額ですが、これは資本準備金として計上しなければなりません(会社法445条2項3項)。



つまり、個別財務諸表を作成する観点からして、「資本準備金」勘定で十分であり、仕訳でも必要ないでしょう。
連結財務諸表では、「資本剰余金」勘定になります。


次に、「未払社債」勘定ですが、現在はほぼ使用されないと考えてください。

社債などの金融負債をオフバランス(消滅)することができる条件として、金融負債の契約上の義務を履行しなければなりません。
社債における契約上の義務の履行とは、債務の弁済であり、多くが債権者に現金を支払ったときになります。

つまり、
社債 ×× / 現金 ×× (社債の弁済時) 

という、社債弁済時の仕訳が切られます。

社債 ×× / 未払社債 ×× (社債償還の決定)
未払社債 ×× / 現金 ×× (現金の支払い)

というような、社債償還の決定時と、現金の支払い時とで、仕訳が分かれることはほとんどありません。

もちろん、「未払社債」勘定が使われるとすれば、償還の決定から現金の支払いまでに時間が空くためです。
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