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溶媒としてのクロロホルム

現在でも溶媒としてクロロホルムを用いた研究がされていると思います。特に相間移動触媒を用いた反応のような2相系の反応で比較的頻繁に使用されていると認識しています。
この理由として、クロロホルムが低沸点かつ安定な部類であり、さらに非プロトン性であることが挙げられると思います。

しかしながら、そういった利点を考慮してもハロゲン系の物質であるので有害であることを考えれば、もっと別な溶媒を使用した方が良いのでは?と思ってしまいます。

溶媒としてクロロホルムが使用される理由で(推測でも構わないので)何か意見を頂けると幸いです。

A 回答 (1件)

溶媒として必要な要素を考えてみました。



・安定である事
すぐ反応したり分解するようでは、実験には使いにくいですよね

・低沸点である事
溶かすのも重要だけれども、簡単に除けるのも実験には必要ですね

・溶解度が高い事
溶けない事にはどうにも行かないですよね。これ結構重要なのかと思います。

・値段が安い事
溶媒=使い捨て、という部分がありますので、こういった面も検討しますね。

自分が溶媒をチョイスする際はこんな感じで考えてますね。
クロロホルムだとかジクロロメタンの様なハロゲン系の溶媒は、やはり溶解度が違いますね。
あとは減圧で40℃程度に加熱すれば、溜去させるのも容易いですし。

環境などに対する悪影響を補って、こういった使いやすい部分があるので重宝するのかと思います。
実験廃液さえちゃんと管理していれば、特に難しい溶媒ではないかと。
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この回答へのお礼

早速のご回答及び分かり易く整理して頂きありがとうございます。
「溶解度が高い事」は確かに灯台下暗しと言いますか、盲点でした(汗

お礼日時:2010/10/24 18:58

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