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財務会計論の企業結合で逆取得の場合は、
「連結上の資本金は、吸収合併存続会社の資本金とする」処理があり、
株式移転の場合は、
「連結上、完全親会社は取得企業の純資産を原則としてそのまま引き継ぐ」
という処理があると思うのですが、
なぜ逆取得の場合は資本金だけ合わせ、
株式移転の場合は純資産をそのまま引き継ぐ(資本金と利益剰余金を合わせる)という風に処理が
異なるのでしょうか?
逆取得の場合は、なぜ利益剰余金を存続会社に合わせなくてよいのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

取得企業=A社


被取得企業=B社
新設会社=C社
とします。

合併の場合、連結上はどんな場合でも(通常の合併、逆取得、株式交換、株式移転、共通支配下の取引)A社が大元となります。
「A社のB/Sに合わせるんだ」という意識を持っていれば存続、新設など複雑に考える必要はありません。

●逆取得の連結上やりたいのはAがBを普通に取得できていたらということです。
なので「普通の合併(Aが存続会社)だったら」という感覚でやればいいだけ。
ただし、完全に通常通りにやると資本金もA社のを元にしていることになる。
そこで「資本金までA社の資本金に合わせるのはまずい」ということで資本金だけB社に合わせます。
A社のB/Sが元になっているので利益部分は調整はいりません(というか、資本だけ特別)

●株式移転は結局一連の処理でやりたいことは次の二つです。
(1)AがBを取得する
(2)その後AがCに変身する

なのでA社とC社は資本も利益も一致してなくてはいけません。
けど、普通に新設した段階(個別上)ではAとCでは利益剰余金がズレている。
その調整をしましょうねって話です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
理解は出来ました。
しかし、難しいです。
これをパターンとして覚えとかなくてはいけないのかな?という感じです。
おそらく頭の中で整理が出来ていないからだと思います。
回答の文章を読み直して勉強したいと思います。

お礼日時:2011/04/14 01:28

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