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財務3級の範囲で、「営業活動によるキャッシュ・フロー(間接法)」について質問があります。

<営業活動によるキャッシュ・フローの表>
税引前当期純利益
減価償却費
貸倒引当金の増加額
受取利息及び受取配当金  -×××
支払利息
為替差損
有形固定資産売却益     -×××
損害賠償損失
売上債権の増加額      -×××
棚卸資産の減少額
仕入債務の減少額      -×××
  ・小計              
利息及び配当金の受取額
利息の支払額         -×××
損害賠償金の支払額    -×××
法人税等の支払額      -×××
 ・営業活動によるキャッシュ・フロー  

※マイナスになる科目の金額×××のみ表示(プラスになる科目の金額×××は省略)

ここで、この営業活動によるキャッシュ・フローの表について質問です。
プラス表示になるのかマイナス表示になるのか(つまり、営業活動によるキャッシュ・フローの額として加算するか控除するか)は、どのように判断したらよいのでしょうか。
わかる方いらっしゃいましたら教えていただけませんか。
ご回答お待ちしています!

A 回答 (1件)

間接法は、税引前当期純利益から計算します。



営業活動によるキャッシュフローを計算するためには、
まず、税引前当期純利益から営業利益に直すように計算します。

すなわち、税引前当期純利益に、特別損失や営業外費用は加算し、
特別利益や営業利益は減算調整します。

次に、非資金損益項目(減価償却や引当金など)と、営業活動に係る
資産及び負債の増減を調整します。

非資金損益項目は、現金収支の変動がない一方で営業利益に影響していますから、
現金収支と損益の兼ね合いで、減価償却費は加算します。
営業利益を現金有り高に合わせるため、出金なしで費用が計上されれば、
その費用は営業利益に加算します。
引当金も同様の考え方をし、加算もしくは減算します。

最後に、営業活動に係る資産負債の増減の調整です。
売上債権、仕入債務、棚卸資産についてです。
売上債権なら、入金額と売上の差額、
仕入債務なら、出金額と仕入額との差額、
棚卸資産なら、出金額と売上原価との差額から、
加算、減算を判断します。
判断の基準は、現金収支と損益の乖離に注目してください。
損益を現金有り高に合わせるように調整します。

これで小計欄が計算されます。

小計欄までは営業損益計算の対象となった取引を計算しました。
小計欄から営業活動によるキャッシュフローを計算するにあたり、
投資活動及び財務活動以外の取引と、法人税等に係る取引を計算します。
ここは、現金の収支をそのまま反映してください。
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この回答へのお礼

貴重なご回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/05/14 22:40

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